BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

Meet His Parents !

2010-01-17 09:54:00 | デート日記
今回の茨城訪問の目的はなんといっても、彼の実家に行くこと。
ご両親や家族に紹介されることだったので、筑波山神社からいよいよ彼の自宅へ向かうときは緊張しました。
お昼ごはん抜きだったので、お腹もぺこぺこだったし、車にも酔ってしまい体調が最悪な状態に。
それでも彼の自宅に着くとさすがに落ち着いてドキドキしながら中へ。
純和風のおうちで瓦屋根・・・やっぱり雪国とわけが違うわい。
家の表には彼のお母様がやっている茶道(表千家)と華道の看板が掲げられている。
まずは彼のお母さんが出てきて、お客さん用の茶室へ通された。
和室2間の茶室の奥には茶釜が。
ここで生徒さんがお稽古するんだろう。
そこでまず普通の緑茶をご馳走になり、お母さんは着物こそ着てないものの両手を手について丁寧に挨拶されたからびびった。
こっちまで両手両膝をつき居住まいを正して挨拶せねばならない。
なんか大げさだなーと思いつつ、私もしましたよ。
お母さんは着物こそ着ていませんでしたが、やせていてちっこくて、顔が彼氏にそっくり。
しかしやっぱりお稽古事の先生という職業柄か、よくしゃべる。。。
あんまりしゃべるんでちょっと拍子抜け。
しゃべってくれればうなずくだけでいいのだけど、私も性格的に少し話したくなってきた。
でもお母さんの話しっぷりに隙間がなく、自分の意見を述べることができず、ちょっとフラストレーションを感じた。
私自身のことはあんまり聞かれず、まぁ趣味や仕事は聞かれたがほんと「ただ聞いただけ」という感じでたぶんあんまり関心ないんじゃないの?って感じた。
それよりひたすらお茶のことや(抹茶をどこから取り寄せたとか)、茶碗の器のことや、この日は初釜があったらしく(だから3時半以降に来いといわれたわけで)、そのあたりのことをベラベラ話してた。
彼氏が飲ませてやってよ・・・と言ったので、お抹茶を立ててもらいました。
たしかに初釜用に金沢から取り寄せたというだけあって、何か不思議な味のするか変わった抹茶でした。
泡もあまり立てずに量も多めでお茶を飲んでるという感じがしました。
普通どこかで飲む抹茶は、泡を飲んでる感じがするものね。
お母さんが「今日は初釜のお料理でえびシンジョウを作ったのよ♪と言ってました。
えびシンジョウって何?って感じですが、割烹料理みたいです。
そんな30分ほど話してるうちに彼の父親が帰ってきて、夕ご飯にしましょうということになった。
お父さんはなんかすっごくほのぼの、のんびりした感じの人で、ボケ的な発言が多いツッコミどころ満載な方でした。
お父さんのほうが話しやすいかな?
妹さんも上から降りてきて、お母さんの手伝いに料理を運んでいました。
初釜のために用意してた料理のあまりとはいえなかなかすごい料理でした。
妹さんも顔は彼に似てるんだけど、意外に若くてかわいらしい娘でびっくり。
お母さんは相変わらずおしゃべりなんだけど、彼と妹さんはほとんど話さす無言。
ま、あのお母さんじゃ子供たちは無口にならざるを得ないかも。
それともお客である私がいるから気を使ってるのか?
たまに話すお父さんのほのぼのっぷりに癒された。
肉嫌い(ひき肉はOK)の私のために、妹さんとお母さんがハンバーグ(↓)を作ってくれたらしい。

こねて焼いたのは妹さんで味付けはお母さんらしいが、うまかった!!
中に刻んだたまねぎやにんじんが入っていて、お袋の味っぽい。
デミグラソースもナイス☆
さて、お母さんが話してたえびシンジョウですが。
 
(↑)赤い器にある白いのがそうです。
あんまりえびの味もしませんでした。
それよりもこの鳥肉のつみれのようなこっちのほうがうまかった。
始めお父さんがこっちの器を指して、「これがえびシンジョウ」といってたので、味が鶏肉でうまいけれどえびの味が全くしない、えびシンジョウってこんな味なんだーって思ってました。
後から赤い器のほうが運ばれてきて、「あれ?こっちじゃないの?」って彼氏に突っ込まれてました。
彼氏がトイレにたって部屋に私とお父さんが二人っきりになったとき、突如お父さんが「どうですかー?うちのあの子は」とニコニコ(天然)聞いてきた。
あんまりとっさな質問なだけに答えがすぐ出てこなかった。
「え?あ、いやー、あのーそのー(考え中)」
ここは親だから子供のことをほめるべきなんだろうけど、始めからべた褒めするのもなんか気持ち悪い。
っていうか、正直苦労させられてる部分が多いので、褒めるのは癪に障る。
いろいろ葛藤した上で、正直に言いましたよ。
「あー、なんか一人で勝手にどっかへ消えて、連絡ぜんぜんよこさないってことありません?あれってすっごく人に心配かけさせますよね。あと自己中なとこありますねぇ」と口から出てってしまった。
お父さんはニコニコ「ええ、まぁそういうとこありますねぇ」と。でも「でも気持ちのエエ子ですから」と。
そりゃそーだろ、じゃないと私だって付き合ってねーよと思いつつ、「そうですね。いい人ですよね(まるでどうでもいい人のように)!素直でまっすぐですし」と答えてみました。
それしか褒めるとこないんだもーん。
しかしわが両親と彼はすでに3度ほど対面してるが、父親が「どうですか?うちの娘は」なんて聞いたことは一度もないぞ。
やっぱり彼は一度家をずーと出てるから、親も彼女である私の目から見た息子の姿がどんなものかそれだけでも聞きたかったのだろう。
そのことが後から気がついて、もうちょっと何か言ってあげればよかったかなぁと思いつつ、でもやっぱり「素直」「まっすぐ」以外の何かは今でも思いつかないのであった。
そんなこんなで2時間ほどご飯をご馳走され、デザートに大きなイチゴまで食べて彼の家を去った。
去るときの理由が「龍馬伝を見なくてはいけないので」であった。
我が家で見てけばいいじゃないか?うち泊まればいいだろう?とお父さんは言ってきたが、「いや、ほかに泊まるとことってあるから」って彼氏がさりげなく言ってくれた。
始めの対面はこんなもんでいいだろう。
とにかくホテルの戻って一仕事終えたような、ほっとしたのを覚えてます。
少し発つのが早いかな?と思いつつ、7時ごろに家を出て道に迷ったので、8時近くにホテルへ着いた。
無事龍馬伝を見れたので、早めに家を出てよかったと思ったよ。