BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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大腸内視鏡検査

2007-07-30 23:10:00 | のほほん日記
6月に受けた健康診断の結果、
大腸がんの便潜血検査で陽性反応が出て、
保健婦と面談し、すぐ精密検査を受けるよう言われました。
後日すぐ行きつけの内科医に会い、 検査の予約を入れて、本日内視鏡検査を受けてまいりました。
この1週間生きた心地がなかった。
周りには「何かの間違いではない?」とか、
「大丈夫だって、気楽に受けてきたら?」と励ましてもらいましたが、
私はがんだったらどーしよう。。。ってマジで考えた 。
ネットで色々調べたが、最近じゃ30代のがんは珍しくないみたいだし、、、。
運が良く、検査結果は異常無しでした。
ほんとにほんとに良かった。。。
まじで生き返った気がした。

しかし、内視鏡検査って簡単だろうと思ってたが、けっこう大変だった。
まず前日に下剤を飲み、夜の9時以降は何も食べれない。
前日は3食すべて通常の半分の量しか食べちゃいけないといわれた。でも結局私はいつも通り食べてしまったのですが
そして次の日は朝から何も食べれず、
10時から2時間ぐらいかけて2リットルの水薬(下剤)を飲む。
これがレモン味って書いてるけど、しょっぱいような変な味なのよ。
うまくはないし、胃のバリウム検査で飲む液体と同じ味がした。まずいまずい。
しかも午前中は仕事に行きました。
うまいことに、今日はダニエルが旅行中で休みなので、事務所のトイレを占領できました。今日は10時前に頼まれてたものを買って、施設に届けるという仕事があったのですが、無事成功し、10時半ぐらいに事務所に戻れた。あらかじめ作った水薬は車の中で何倍か飲んだので、ちょうど事務所に戻った頃トイレが催してきた。
12時まで薬を15分おきに少しずつ飲みながら仕事した。
最後はトイレにノートと携帯と電話を持ち込んで、ほとんどこもりっぱなしでした。
トイレで仕事したのは初めてだわ。。。
仕事がうまく12時半ごろひと段落して早退。
2時までに病院へ入る。
病院ではさらに500mm#8467;の洗浄液を浣腸で2回もやった。(汚い話ですいません・・・)
その後すぐトイレに行った。
次から次へと言いようもないあの独特の痛みが腹をおそい、トイレから出られなくなった。
もう何もでないはずなのに、お腹がごろごろする。
2回目の浣腸ではトイレで1分がまんしてから出すようにといわれてたのに、それどころか便器にさえたどり着くのに間に合わなかった。
もうオケツの穴が痛かった。
そして、落ち着いたころ腸の動きを弱くする筋肉注射を打たれた。
ここで、いよいよ先生が登場。
看護士二人が私を抑えてカメラが下から入ってくる。
腸をぐねぐねカメラが登ってくるのが、わかるんだよ。
気持ち悪いことに、すごく自分の中の腸を感じることができる。あ、今カメラがこのへんだって。
そして、腸って長くて曲がってるから、カーブを曲がるのがそうとう難しいらしい。
なかなか行かないとこがあって、そこは腸が引っ張られて痛いの。
あの突然トイレが催してきたような痛みとガスのふくらみが腸を圧迫してキツイキツイ。
思わず痛くて「ウッ」って声が漏れた。
体の向きを変えたり仰向けになったり、
とにかく20分以上お医者さんと看護婦さんは私の腸を格闘して、なんとか無事盲腸までたどり着いた。
ココからはカメラ抜きながら腸を丹念にチェックするだけである。
その頃私はとても疲れきって、モニターを眺める気にはならない。
でも、抜くときはぜーんぜん痛くないのよね。
だからだんだん余裕を取り戻しドキドキしながら腸を眺めた。
我ながらキレイな色してたよ。腸ってこんなんかぁ、、、って。
最後にどこも異常がないと聞いたときはほっとした。 肩の荷が下りた感じ。
終わってからもガスがお腹にたまりずーっと苦しかった。
しかし私は前から腸内洗浄というものに興味を持ってたので、 宿便とか取れてお肌がきれいになるって言うじゃない。
だから今回ある意味そうなのかなぁと。
その辺の美容科でやるより安いし、何より病気もチェックできるし、悪い体験じゃなかったかも。
しかし当分やりたくはないけど。
しかしほんとに良かったよかった。これで心置きなく祭りを堪能できるぜ。