BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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寺田屋大騒動!

2004-08-31 14:03:00 | 映画・TV・観劇
先週「新撰組!」のこの予告を見て、てっきり龍馬が襲われる「寺田屋事件」だと思ってました。前回の山南さんの切腹から、いきなりその事件?といぶかしんでいた私はTVをみてそれが勘違いだとわかりました。寺田屋騒動って、そういう意味だったの。深雪太夫を身請けすることに決めた勇が落ち合う場所の寺田屋で江戸からこっそり来てた本妻のつねと鉢合わせする場面。本妻対愛人!ある意味殺陣シーンより怖い対決場面。今回は出だしから平助の回想シーンで山南さんが登場してくれて嬉しかった。もう会えないかと思ってたもので。でも自分が江戸に仕事で行った間に仲間が死んでたなんて平助はかなりショックだと思います。剣術では同門出身で先輩ですからね。そんな悲しみのシーンも少しで今回はコメディ満載。三谷さんならではの展開に笑いまくりです。総司の姉光と勇の本妻つねのありえないサプライズの登場に総司も驚きまくり。だってその時勇は愛人を迎えに伏見に出てった(他の隊士には内緒)ばかり。伏見で勇に会いたいという二人を必死で止めるも、斎藤さんの思わぬ親切で停めることが出来ずそれを知った平助と土方の慌てぶりは池田屋どころの騒ぎではありません。このあとの斎藤さんの落ち込みっぷりが可愛い。お金をやっと返せた達成感のあと、それが仇になるとは彼ってデキル人なのにこの扱いは。。。でもって大阪で深雪太夫を迎えた源さんも駕籠屋から降りる二人を見て仰天。この人のこの慌てぶりは今までの大河ドラマ時代劇でこんなシーンみたことあったろうか?必死で隠すも桂小五郎の逆襲でばれてしまうとこがすごい。土壇場に来て源さんの勇をかばう逆襲。自分が深雪太夫を身請けした演技で「この歳で初めて恋をしました。それって罪でしょうか?」の台詞は良かった。ナイスアドリブ!深雪太夫もノリノリかと思いきや、そこにすかさず駆けつけた歳三の「ちょっと、まったー」コール。源さんの必死の演技を知らない彼は「太夫は俺を追っかけてきたんだ」と豪語。太夫を奪い去り源さんにニヤリと笑う歳。演技というかそれって歳の身に付いた女癖なのでは?源さんも負けておらず歳を殴る。あの源さんが・・・!アドリブもここまでで勇の「そこまで!みなさん、それなりにありがとう」でついに太夫のことがばれる。この台詞も三谷さんならでは。ところで寺田屋では山南さんから伝言を受け取った龍馬がいよいよ動き出します。やっぱ龍馬はかっこいいなぁ。ところが桂小五郎への伝言を捨助に頼む代わりに「おりょうさんを僕にくれ!」などと言われます。一瞬とまどう龍馬。うう、おりょうと龍馬の関係もめっちゃ気になるところだ。ラストでは湯殿で勇と鉢合せして、自分が勇達の敵側に廻ることを告知。彼の片手ピストル、シューズ姿早くみたい。