My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

DVD鑑賞その2 「小野寺の弟小野寺の姉」

2015年09月25日 | 観たこと聴いたこと
連休中に借りたDVDその2。
早い時期に両親を亡くしてから、20年余り、きょうだい二人暮しを続けてきた小野寺さんの家の姉と弟の物語。
きょうだいならではの、距離と屈託と気の置けない安心感とかが、ゆったりと感じられる映像でした。

片桐はいりさんのファンだという娘のチョイス。
娘がはいりさんを知ったのは、映画「かもめ食堂」を観たときが初めてだったそうな。
「ふうんー。そうなの。」
「何言ってるのー!かもめ食堂はママが観たいと言って借りてきて、私にも一緒に観ようって誘ったんだよ。」
「あー?そうだったの?w」
え。いつだった?忘れてる。
確か私のお友達が劇場で観て、良かったと言っていたことは思い出す。すごく前だわね。彼女が始めた喫茶店の内装の雰囲気は少なからずあの映画に影響を受けたとか、、
そこは、思いだした、、、、
えっと、じゃ、娘と同居していた頃なのかな。あら私、娘を誘ったんだね。日常あまり私の誘いを受けない子の印象が強かったけど、、まあ記憶ないけどいいか。
そんなどうでもいいようなことに、思いを馳せてしまったけれど。

さて、ストーリーはゆるやかな展開ながらも飽きない。
画面の色合いが落ち着く。登場人物の服装が素敵だ。
弟役の向井理さん、ナイスです。調香師という役柄で職場では白衣ですが、普段の服装が何か可愛い。ファッションは地味なんですけどね。
どうかするととてもダサ~くなりそうな、普通の型のベストを素敵に着こなしていることに注目。しかもその模様がオシャレなのです。シーンごとに、弟クンずいぶんたくさん持っているのね、よくこれだけ、あまり安くは売ってなさそうなセンスのいいものをー!と思いました。
向井理が着こなすからかな。弟の可愛さが演出されているベスト。
物語の職業柄、、そういうことなのかな。調香師は普段からの美意識が大切ね。
うむ。小さな細い襟のシャツとの組み合わせがオシャレになるんだわ、と学んだ。でもこれ小顔、、の向井理効果もあり。
(^.^)

一方、姉役の片桐はいりさんの服も、どれも素敵だ。色合いがすごく素敵。彩度の落ち着いたグリーンなどフランスの映画「アメリ」を思い出します。
(ちなみに、自分が劇場で観た数少ない映画だ。特筆しよう。w)
そして服に負けていない。はいりさんがこんなに魅力的だったという事を再発見しました。奇抜なデザインのものも着こなせる存在感。

あらファッションばかりの話になっちゃいました。

さて、弟を思いやる姉、姉を思いやる弟、すれ違い、それがユーモラスにも辛口にも見えて、どうなるのー?という展開になるんだけれど、最後にわかったことがある。
題名が、小学生時代二人を担任した先生の優しい目線からなんだと。
違うかな。(^.^)とにかくそう思えたので、ほのぼのジーンときてしまいました。
しかし当の本人たちの記憶には、ちょっと抜けたところのある何だかよくわかんないヘンな先生としか映っていなかったんですよね。それが面白い。しかもその先生が最後に登場して、とんでもない状況になるのでした。全く先生に罪はないのが、可笑しいやら悲しいやらで、泣けます。

久々観入ってしまった。

向井理さん、イケイケなツンと生意気なカッコイイモテ男青年の役のイメージしかなかったんですが、、、ちょっとオドオドして気弱な感じの役にいい味だしていました。とくにファンでもなかったのですが、この先もっといろんな性格の役ができるだろうなと思い好感を持ちました。パパになったんですね、そういえば。

これはいい映画だったねと、娘と私の意見一致。

さて次の日、もう一本。観たのだが、題名忘れた。
この日も借りたのは2本で、一つ目を視聴中、「この映画、TVドラマだったのね。TV観てなかったから楽しめない。」
と娘が言うので5分くらいで早くも脱落したのだった。
観た方の一本は、おもしろかった!題名はー?^^;
コメント
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