祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
この世のすべての現象は絶えず変化していくものだ。
どんなに勢いが盛んな者も必ず衰えるものである。
という道理のお言葉。
勢いづく→衰える→勢いづく→衰えるっていう繰り返しでちょうど良いかと。
勢い盛んを維持しようと頑張っても世は自分だけで成り立ってはいないので、後ろやら奥に退いて大人しくする時期が無い方がおかしい。
そこを意地で頑張ってしまうともはや何かを狂わせている可能性が、、、
狂わせているのは自分自身でもあるし、周りにいる誰かかもしれないし、もっと大きくやっていれば「世の中」かもしれない。
その歪みはウソの(計算尽くしの)帳尻合わせが必要になる訳で、そうなっている状態は案外周りには透けて見えてるもので(それを指摘してあげられない状態なんだよな)実に醜いし、下手すれば自滅しちゃう。
物事は順番とか時期とか状況に合わせないと。
これをもキャッチしないで「どうせさ〜ぁ」とばかりにボヤッと見過ごしてしまうのは「ただのお馬鹿さん」になってしまうので、勢いつけるタイミングと退くタイミングを気をつけつつ人生楽しまなきゃ!!