IT系と言われて久しいが、コンピュータシステム開発はそもそも情報処理技術者が担うもので、単に「プログラミングができます」では仕方がない。
私は高校を卒業後は情報処理の専門学校に行った。
あの当時はまだCOBOL、フォートラン、アセンブラ、PL1の時代。
専門学校で扱ったのは上記の4言語、そして簿記、そして体育(何故に〜!!?)だった。
学校で習ったことはそれこそパソコンの使い方やらプログラミングより、もっともっと情報処理の根本的な理論の学習に重点が置かれていた。
「ここがわかってなきゃ。コーディングなんかあとあと!」と先生たちは言った。
まぁ理数が強い訳でもない勉強嫌いな私は、授業を聞いても「さっぱり〜」「なんのことやら〜」って感じで、ほぼクラスメイトとの遊びに重点が置かれた学生生活。笑
で、実際にコーディングシートにプログラムを書き込む(そうしてからコンピュータに入力)作業は実習の時だけだった記憶がある。
そんな適当な過ごし方の中で一番の根本の根本だけは理解した。
フローの整理が一番大事
ってこと。
これができなきゃプログラミングだけできても一生ただの作業者の道〜
フロー(おまけに全体の仕様)が見えてこないところで言われたままプログラミングしてても愚の骨頂〜(虚しい〜)
ってこと。
何かアナログな処理をコンピュータシステムに落とし込む時フローを想像できないとダメなのだ。
IT!IT!!って世の中になってからこういう部分がスコンと抜けてる気がする。
何かしら最先端の言語が使える人が偉いみたいな風潮ないか??
専門学校の先生は言うだろう。
そんなのは二の次なの!!
そこじゃないの!!!
そんなのやる気になれば誰でも出来ることなの。
大事なのはもっと基本!!!
本当に今ってなんかコンピュータを扱う軸がズレてる気がするんだけどどうなんだろう。