ねーさんとバンビーナの毎日

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要求の出し方

2011年08月02日 22時38分43秒 | 観察屋ねーさん
いやはや、いやはや。

他所様の企業の業務用システム構築を請け負い、それを構築する仕事をやり始めて、早15年。

その前も自社内のシステムやらツールを自前で作ったりしてたけど、他所様の企業の業務用システムを請け負って構築するっていう仕事はかれこれ15年もやってる。

これもすべて「時の流れるまま、求められるがまま」に身を委ねていたら、こういう結果になってるのだが。


しっかし、ホントにこの仕事をやってると「要求の出し方」が2通りあるのが顕著にわかる。


1.目的を話してくる人。

  「こういう結果が出るようにして欲しい。」という言い方の人。

  (結果さえ正しければ操作性などは二の次。
  「操作は行き止まりとかループさえなければ後は覚えれば問題ないから。」
  っていう風な人。)


2.目的は話さずに詳細を話してくる人。

  「ここを、こうして、こうして、さらにこうすると、こうなりますよね?」

  とかいう言い方を続けていくような人。

  (なんで「こうしたい」「こうして欲しい」と言い切らずに
  「疑問系」で聞いてきて、こちらの側に結論を促すんだろうか?
  「御社の従業員が使って業務に活かすものでしょ?何をしたいのだ?」
  と、こちら側を途方に暮らすような聞き方をしてくる人(苦笑))



ハッキリ言うと後者みたいな人から要求を聞き取ってる時が一番危ない。

何でって「これを構築してどういう結果を出したい。」ってことを掌握してないから。
掌握してたら「求めてる結果」しか言わないのよ。

「それはいいとして、まずは「こうしたい」「こうしてくれ」っていう欲しい結果だけ教えてください。」

と聞きかえしても、

「ですから、こうで、こうで、こうですよね・・・」の堂々巡り。

「参った・・・ゲゲーーーーーン・・・(汗)
御社の業務のことなのにこちらが先生にならなきゃダメなんですか?」ってヤツ。


ホンネ部分では「これに自分は関わりたくないんだけどぉ、やれって言われちゃってるから・・・。でもサラリーマンなんてみんなこんなもんでしょ?」の人なんだよねー。

後者は責任転嫁も(無意識で)してくるから、要注意なんですわ~~~。









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