兄さん44の不満

永ちゃんはねぇ、高校２年の時だったの。
初めてライブ行ってさ。代々木体育館でさ。

「タオル投げ」も「永ちゃ～～～んっ！」も言わなかったのね。
ただただずーーーーっと観てた。

あの人のしゃべりってさ、確かに何言ってるかわっかんねーんだよ。（笑）
でもね、いいでしょ？

なんだろ、2000年越えてからあんまり聴かなくなってきてて。
まぁ家族、奥さんや子供とかもできたからね。

で、うち、奥さん７つも下じゃん。
合わなくてさぁ、聴いてきた音楽が違うんだよ。

オレは永ちゃん、うちのはBOOWYとか久保田？なんだよね。
オレ「それがいい」って言われようが、聴かねぇもん。




聴けばいいのにねぇ。
あたしゃ永ちゃんもBOOWYも久保田も聴くで。
久保田利伸に関しちゃ、「これからドンと来るよ？この人。」って頃に、渋谷公会堂のコンサート観に行ったっけ。
あれは18,9の専門学校の頃だったよなぁ。

永ちゃんに関しては、10代～20代は誰が「いい」と言おうが、「今は永ちゃんはいいやぁ。（重量あり過ぎで胸焼けしそうっていうか。）」って聴かなかったけど、数年前に「ドドンっ！」ときましてね、魂に、矢沢永吉が。
なんか矢沢が武道館復活したからどうのこうのじゃなくね。

「今の自分のこの感じで矢沢を聴くときちゃうだろう？」で聴いたら、どんぴしゃ。

「トークもハンバなく面白いじゃないか、この人って！
言ってる事すごいわかるじゃないか！！」

と思うんですが。

「真に受けて真剣に聴く」より「永ちゃん、おもしれ～ぇ！（感銘してるんです。）」

なんだよね、あたしの中の感覚ではね。