ねーさんとバンビーナの毎日

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技術者と職人

2009年04月30日 10時36分14秒 | 2種分ねーさん
この境目を整理したくなりました。

整理しよ~っと。


ぎじゅつ‐しゃ【技術者】
科学上の専門的な技術をもち、それを役立たせることを職業とする人。技術家。

ぎ‐じゅつ【技術】
物事を取り扱ったり処理したりする際の方法や手段。また、それを行うわざ。

しょく‐にん【職人】
自分の技能によって物を作ることを職業とする人。大工・左官・表具師など。

ぎ‐のう【技能/伎能】
あることを行うための技術的な能力。うでまえ。


ふむふむ。

商売屋では「技術者は用が無いのよ。」ってされちゃうんだよねぇ。
これはいたしかたないのだよ。そこは商売してるんだから。

しょう‐ばい【商売】
利益をあげる目的で物を売り買いすること。あきない。

研究屋では「待ってました、カモンカモン!!」なのかもしれないけど。


商売屋では「職人技術者が「待ってました!」」って感じで、
研究屋では「職人じゃぁちょっと困るんです。」なのかもしれないけど。


職人=自分の経験則から相手の責任をも担いでモノを作れる人
技術者=勉強や研究をして蓄えた専門的な知識と技術を伝導する人


後者は評論クセがついてしまっていて、解決は誰かに背負わせるの傾向が強くなってしまうから(というか「俺らはそういう型でやってますから。」と言うのでしょうが。笑)、商い現場では「評論なんかしてないで意見もしくは解決策ください!」と追いつめられちゃうことが多くなってしまうんだと思う。


実弟も自動車開発(修理じゃなく開発)現場に長年たずさわっており、
技術者 VS 現場職人(場合によっちゃそこにVS営業さん)この畑違いの人たちのそれぞれの言い分の平行線の仲介役に立たされて、

「現場職人の俺らみたいなのが正直一番ウンザリするんだよなぁ。
なんだかんだで最後には結局俺らが客を直に相手にすることになるしよぉ。
「まぁでもしゃーないか」ってやってるけどさ。
高級な技術者の人も仕事してないようでスゴイ人はホントにスゴイんだよ。
自己満足なすごい技術だけを披露するんじゃなくて、状況が見えてるっていうか。
でもさ、組織で動いてるからさ、コミュニケーションとれない(共鳴できないっていうの?)自己満足技術者はやっぱり困るんだけどさぁ。(怒りもなにもないヤレヤレモード。)
しっかしさぁ、俺らが一番会社とお客のこと考えてると思うよ?(あえて言わせていただくよ風味)
ハッキリ言わせてもらって。」

と、こんなことをここ数年、口にすることが多くあります。
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