政治とカネ―海部俊樹回顧録 (新潮新書) | |
海部 俊樹 | |
新潮社 |
これも昨日一気読みしましたぁ。
小沢氏が(自民にいながら公明党との連立を睨んで?)東京都知事選に自民以外の無所属の人(元NHKアナウンサー)を応援して、その方が落選したとたん、小沢氏が自民を離党して、そこから振り回され続けたあたりの回想で、「なるほどなぁ・・・しかし振り回された側もなぁ・・・なんかなぁ・・・もっと上手くコントロール出来なかったわけぇ?」と思いました。
しかし小沢氏のその後も党を作っちゃぁぶっ壊して、
その時余ったお金を貯め込んで今に至るわけで、
「ホントに何が目的なのか、何を理念にしているのか?」
「(自民やめて)突っ走っり出しちゃったからもう突っ走りきるしかないで意地になってるだけじゃないの?
聴く耳すらふさいで・・・主張だけで・・・カネで同情振りまいちゃぁたぶらかして・・・」
っていう感じの超不思議人物。
この方(海部さん)は改革路線の方じゃないから小泉さんも否定的。
けど、小沢氏の(自民党抜けてからの)暴走っていうか迷走っていうか狂走っていうかは、小泉さんの改革で少しは歯止めになったかと、オバチャマはそう思ってる。(世間ではそういう読み方している人はあまりいないか?)
「痛みがあった」とか「格差が広がった」とかいうけども、すでにその地盤は裏で着々と出来上がってたから(大企業がいけないよ。労働組合持ってる大企業に突撃訪問してた小沢氏、きな臭いんだよねぇ。その頃から東アジア展開が加速してるし。工場の中国シフトなんてどう考えても国内の職を無くす策じゃん。)、どこかで崩壊してたって。
“事実”だけを拾って改善や改良をしていくとそうなるって。