ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

それが「やりがい」になっちゃってる人は困っちゃうんですよね。

2021年04月09日 21時49分00秒 | 考えるねーさん
昨日のこと。

後ろの島で6人くらいがクライアント先の代表者(と言ってもグループ会社の方)とWeb会議をしていた。

相手方の音声も出しつつ、会議室なぞを取らずにデスクでそのままやっていたから、私も聞きたくなくてもやりとりが耳に入ってくる。

長かった、1時間半以上やっていた。

どうやらクライアント先の担当者は今年度一年かけて全社一同で実施するプロジェクトの趣旨やら費用面のことなど、企業内で周知の事柄を理解せずに会議に出てきていて、

「いや、だから、そーじゃなくてさ?」
「いや、何を主張したいのかな?」

という意見を連発するばかりで、後ろの6人さんも閉口してうなだれちゃってる感じ。

しまいには、

「この人は大丈夫?正常??」

って疑問すら湧いてきてる空気がビンビン。


1時間半以上経過して終わったとたん、

「ダッハー!!!!」

「参ったな、どうしよう、スケジュール押しちゃうばかりだし、これじゃこの人にプロジェクトの足を引っ張られちゃうぞ?」

みんな後ろにそっくりかえって頭を抱え出した。(みんながみんな同じポーズをしたので笑えた)

したらば若手の男性の一人が悟ったようにヤレヤレしながらこう言った。(関西弁)

「いますよねー、わかっとらんこと棚に上げて、かと言って「わかろう」とするわけでもなく、勝手に意見だけしてることが「やりがい」になっちゃってるタイプ。
まさにそのタイプですわぁ。
あーほんとアカンのが「やりがい」になってもーてるとこですわぁ、、、(とほほ風)」

もう一人の日頃おとなしく真面目そうな若手はズバリこう言った。

「○○さん!(←上司の名)
外していただきましょうよ、あの方。
うまく根回しして他の方に代表者やっていただきましょうよ。
そうしないとプロジェクトが成功しませんし、こちらの時間がいくらあっても足りませんっ!!!面倒見きれないです。」


私は後ろにいながらにして、

「それなんだよねー、そこの問題、必ず出るよね!!!
私もその苦労はようわかるよ。」

ニヤけながら深く頷いてしまった。


そして昔を思い出しながら、

「いやでも私の場合、やりがい系に変換してるクソ面倒くさい人はいなかったかも、、、(依頼してきてる側の企業さんサイド内部では「(それが)あるな」ってのは透けてたけど)
単に興味でちょっかい出してくるウザイ系だけだったか。(←これは案外こちらが都度芝居打てば退散すんのよね。)」

とわかったら、

「いやぁ、大変だぁ、ご苦労様。」

と、真から同情心が湧いたのだった。
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