ねーさんとバンビーナの毎日

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頭のいい人

2009年06月03日 23時34分38秒 | 考えるねーさん
目端が利き、「褒めてもらおう」という意識が高いから、本質的な問題解決の活動をやりたがらない。

だけど、頭のいい人ってのは「手早く処置する人」なので、
回りにいる仲間や上長がついつい高く評価して持ち上げてしまいがち。

だから結局、頭のいい人っていうのが、どんどん「要領よく褒めてもらえる事だけ」を行うようになっていってしまう。
「それでよし」「それだけしててくれればよし」のような環境を作っていってしまう。

そんな状況を知らず知らずのうちに作っておきながら、

「アイツって本質的な問題解決の活動はホントにやりたがらないんだから・・・」

と苦言を呈す前に、

「公平ではない褒め方をしてないだろうか?
アイツをそのようにしてしまったのはこっちにも原因アリ??」と、

回りの仲間とか上長は冷静さと公平さを心がけるのは必要なんだよね。


あ、だから(ね)って、あんまり人を簡単に感情任せに褒めたくないんですよねー。(昔っから。)
公平さがなくなって、人間関係を乱す原因にもなるからさー。

「褒められるために何かをする」っていう人とか心持ちにも出来るだけ敏感にキャッチするように気にしてる、いつも。
「褒めるより労う」くらいにしておかないと、組織/集団ではホントに厄介な問題が起きるからねー。


「私、褒められると育ちます!」と言ってしまう人は、ちょっと心しておかないといけないと思う。
「労いの言葉くらいは・・・欲しいなぁ。」と、このくらいの心持ちが丁度いい案配だと思うの、組織に属している以上は。


この部分って、自分が部下を抱えたときにスゴク痛感すると思うんだ。
部下まではいかなくとも仲間内のリーダー役を仰せつかった時とかね。


「面倒くさいもん、褒められるようなことをする人だけ抱え込みたいもん。」そうやってしまうと組織って成り立たない。
おまけに豊かになっていかないんだ、偏ってしまってね。

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