今日ふと思った。
今日はテレワークする為にセッティングが終わってるハズのノートパソコンを引き取りに午後から会社に出向いた。
11時頃の南北線に乗車するとガラガラ。しかし立っている乗客もいる。
椅子に目をやると整然と一つ飛びに乗客が座っている。
席は沢山空いているが密接を避けたいが為に自主的に立つ客が結構いるのだ。
す、す、素晴らしい、、、
誰から言われるまでもなく日本人ってそもそもこうなんだよね。
素晴らしいよねー。
私は本当に感心して、本当にホッとした。
何度もいうが南北線の車内アナウンスはないのだ。
そのようにひとつ開けて座って欲しいという具体的なアナウンスはないのだ。
なのに整然と一つ飛びに座ってるんですよ。
空いていたってそこに誰一人割り込んで座らないの。
日本人だなーって本当にホッとして麻布十番で下車。
軽くランチをしてから出社。
セッティングし切れていない部分をセッティングして雑務をこなして夕方に退社。
帰りは行きの電車のように空いてはいない。
麻布十番から埼玉方面に向かう先々150%の乗車というところだろうか。
緊急事態宣言が出ようが案外混んでいる。
するとどうだろう。
みんながみんな「我先に」と、空いてる席目掛けて、「私が先に座りたいの!」とばかりの圧を発しながらバンバン座っていく。
昼のように「密接を避けてひとつ開けて座る」なんてことは脳裏にひとつもかすってないかのごとく、躊躇なくバンバン座っていき、車内はずっと満席。もちろん立ち客も沢山。
私はつくづく思う。
前から思うこと。
沢山人が集まる集団ってやつになると、人間ってやつは無意識にマウンティングが始まるんじゃないかと。
誰かより優位に立ちたくなるっていう。
「立って乗るより座るほうが優位」ってあたりの優位性が感情の中に一番に先に立つんじゃないかと。
昼の空いた車内ではそういう感情は掻き立てられることなく冷静に判断できるのに、それなのに、だ。
もちろん夕方の電車だから仕事帰りで疲労していて座りたいのは誰も同じだろう。
だけど空いてる電車ならば昼のように同じような判断をするハズなんじゃなかろうかね?
断密は今回のこの状況下に限らず、今後も続いたらいいんじゃないんだろうか。
集団にならなきゃみんな結構冷静で優しいんだよ。
「みんな一緒に繋がって大勢の集団になろうよ」っていいようで、よろしくない稚部が露出しやすくなるのはあると思うんだよね、、、
私は元々1人行動できてしまうような人たちと個々を尊重しつつ自由に連む方を好むので、「みんなで一緒に!」と言われると無性に退きたくなるほうで、居心地が悪くてほんとにダメ。苦笑
つまりはやっぱり混んだ電車のマウンティングじゃないけど「我が!」「我が!」みたいな風に必ずなるからアレがアレルギーが出るくらいゲンナリなんよ。