ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

出来レースと一口にいいますが。

2017年10月26日 18時04分32秒 | 味わうねーさん
色々あるなぁ、、、と。

私が見たというか加担しかかった(私は単に協力してる気満々、仕組みを作った身でもあったので。)出来レースは、

他社を出し抜くというか、
いや、出し抜くも何もないな、
自分以外の他の会社を切り落として一強になる為の出来レースだった。

共生共存なんかどうでも良いようで「自分さえ」の首謀者連中には呆れるばかり、

とにかくあの大得意様の有名大企業が主導だったのか、

はたまた勤務した会社があの大企業さえも上手くそそのかしたのか、

未だに定かではないが(でもこの企業の人、来社の度に「うちのこれからはおたくにかかってるから、よろしくね」といったよ。)、

「なんかヤバイよね〜?これね〜?」

と気がついた時(1993年当時)の寒気ったらなかった。我まだ26歳当時。

(この話を人にすると「若いのに気づけただけ大したもんだ」と一応感心してくれる。)

気がつかない人だらけだったから、

「大人たちが雁首そろえて何やってんのかなー?
あんたたち(よその会社の人たちに対して)これ、持ち上げられて利用されてるだけだよ?
この企業とうちの会社が他の競合を切り捨ての為にわざわざやってるだけー。こんな演出かけてー。
わー、気がつかない、、、(わなわなわな)」

とあっけに取られ、

唯一気がついた会社(一社だけだった)が、実に冷静に淡々と、

「これ、どう考えてもやり方おかしいですよね?
何をなさりたいのですか?
うち、このままこのやり方やられるなら降りますから。(「あんまりだったらおたくの仕事なんかいらないよ、こんなことされてまで、失礼だ!」の実に感情的ではない堂々としたきっぱりした態度)」

痛いとこを突かれた大企業の部長♀一瞬アタフタ。(←しただけー。したたか~。でもこういう時に動揺するあたりに底の浅さというか弱さも見え隠れ?)

目の前でこの場面になった時に、

「あーあ、やっぱりな、私も立ち去りどきだわ。
つか、ふざけんじゃねーよっ!!
こんな役目やんねーよっ!!ボケ社長めっ!!
一体どこ向かってんだよぅ。
これじゃこの先他所まで巻き込んで荒れまくりじゃんかー。
何を何のために仕掛けてんのよっ!たくもー!!!
あたしゃ辞める、辞めるったら辞める!!」

と腹が括れたんだっけ。


この会社を8年で無理無理辞めて、

その後に長く16年間お世話になった会社(戦友とも言うべき社長♀は今年他界。泣けた。)に入った頃、

広告業界から流れてきたひとつ年上の男性社員に、

「○○さん(私)が前にいた会社みたいなああいう仕掛けはマズイよねー。
周りの会社まで迷惑被ってるよ!
そんな会社でそんな仕掛けに協力してきちゃったんですねー。
僕も切られないように気をつけよう!」

と、ニコニコしながらさらりとキッツイ一言を投げかけられ、

「わー、世間の皆さんもなんとなーく知ってる人は知ってるんだ、やっぱり。
(当時はまだ「何がダメなの?」的にみんな「ポカーん」とする人ばかりだったので、この一言にかなりホッとしたのも事実。)
でもこの人ってば広告業界にいたくせに、真面目な一言いうもんだな。
だからここにいるのかな。」

こんなことがあった。


(補足すると、この業界の中では技術や仕組みの面で先の先の先を行っていたので、そういうところを嫉妬とかイヤミ的に突かれてるのかな?(バブル期に努力も勉強も何にもしてこないで「お金あるから」って悠々遊んでいた企業のことなんか、そんなの知らないわよ、自滅してるだけじゃん。勉強してこないのが悪い!)とも感じたんだけども、そうじゃない部分を突いていたのがわかったんだよね、一緒に仕事していくうちに。)



あれから世間は何が嘘やら本当やら、やり方があっちコッチで流用?され(ニュースなんぞを見るたびに「目くそ鼻くそ、どっちもどっち、勉強出来ようが無知って困るわ」と呆れまくり)、荒んだ訳なんですが(26歳で予想した通りだったよ。)、


月日は何十年と流れた今週、信頼のおける先輩と会話をしていた時に、あるニュース(不採算部門の売却)に着目、

「これが出来レースだわ。」

と、シレッと呟かれ、

「えっ、でもこれは誰も迷惑は被らないじゃない?(文句を言う人はどうやろうがいるから放っておこう。)
経営者として頭がいいな、大人だな、と、、、
私はほらああいう出来レースを見ちゃったから、そう考えるんだけど?」

と言うと、先輩は無言の中の余韻に、

「だから前から何度も言ってきたように(聞いちゃいないんだからなー)、マスコミやら君たちみたいなのが言ってる出来レースなんて、出来レースにも及ばない、本当にどうでもいい低レベルのことなんだよ。
この比較で腹に落ちたよね、ウンウン。」

と、私に伝えてきたのは言うまでもない。

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