ねーさんとバンビーナの毎日

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被爆してもさ。

2014年04月24日 20時19分35秒 | 考えるねーさん
こないだの土曜の深夜のNHKでビキニ諸島で核実験した近くで操業していた静岡焼津に所属する「第五福竜丸」だっけか、あの乗組員の今を放送していたのを、まじまじ観てしまった。


数ヶ月で亡くなった方ももちろんいて、でもまだ87才で元気に生きてる方もいる。
死の灰を被ってただれた後もわからないくらいに回復してるし。


地元焼津には噂されていられないから(放射能がうつるとか、国から支払われた保証金への妬みなど)、島田市に越して、別の商売(豆腐屋、民宿)をおこして、がむしゃらに働いて家族を養ったと語った。


原爆豆腐ってからかわれても、「あぁ原爆豆腐だよ。」って言い返してやってた。
かえっていい宣伝になって、 かえって売れた。


そう、呑気にいってのけるあたりと、ジョーク返し(受けた皮肉にわざと開き直り返し)というか、そこに静岡の県民性(○諦めをつけるの(×諦めちゃう)が早い、今にしか生きない(理想を追って先走りの作り込みとかしない)、死に対してまでも案外不安がってない(人はいつかは死ぬし、死ぬ理由もそれぞれ、仕方ねーずら、しょんないよ(しょうがないよ)、的な。)。)を感じたわけなんだけどね。



しかし乗組員の中で当時まだ19歳だった男子がいて、国に訴える為に自ら署名運動を初めたって、偉いよねぇ。


長年原爆反対の活動を続けてたらしいけど、いまは外れてる、と。


なんでかって政治的対立(社会党vs共産党)になってしまったのが、自分が活動している考えと反してるから、と。


わかるよね。


思想云々じゃないんだよね。


こういうネタを拾っては、さも、「人のため!」「悪に裁きを!!」みたいに気取る連中は困るよね。
イベントとしてデモみたいなことやって「注目されよう」的なことしたり、暴走族とある意味大差ないって。


「何かにつけて便乗してイチャモンつけてないで自分たちで有意義でポジティブな活動してみろよ。
ポジティブの意味、わかってないだろ??」

ってなもんです。



こないだの土曜のこの番組は見る気もなかったのに、チャンネル変える手が止まって見入ってしまいました。



核実験を肯定しているわけではありませんので、お間違えないよう。

こんなことに出くわしても「死ぬ人は死、生き残る人は生き残る」っていう事実に考えさせられるわけです。
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