ねーさんとバンビーナの毎日

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森鴎外生誕150周年

2012年01月13日 17時04分31秒 | 味わうねーさん
気がついたら、ご近所まわりの商店街の街灯につけてある旗が『森鴎外生誕150周年』の旗にかけ変わっている。


ここから徒歩圏内、観潮楼跡にある鴎外記念館も、今年11月にリニューアルオープンの様子。


森鴎外の小説は「固すぎる」だの言う人がいるが、オバチャマは好み。
まぁ元もと軍人さん(軍医)だから固くてもしゃーないわな。
ウソとか妄想がないっていうかね。
哀しみの厳しい現実がそのまま描かれているあたりが好み。


娘の森茉莉さんのエッセーや小説も好み。
こちらは毒舌(悪口)&妄想ワールドの極み。

世田谷のアパルトマン(アパート)で貧乏生活していた頃、自分の部屋をフランス化してるあたりの妄想力のすごさ。
喩え方に綺麗な沢山の色を想像させてくれるんだよなぁ。

『ベストオブドッキリチャンネル』は、今の芸能界に関係している人は、「何だよ、この悪口ばっかりのエッセーはよぅ。(苦笑)」とか言ってないで、冷静に一読するのもいいのでは。

今だからこそだ。
だって、鋭いものぉ、視点が。

「お、お、おっしゃるとおりで・・・・
うわっ、ど、同感だよ、わたしもっ!!
鋭いなぁ、このオバサン!!
こういう視点で観賞(ジャッジ)している人って必要だよね!!
んで、別になんら悪くないよね!!
うっはははは・・・・」

って、笑えて、笑えて、仕方がないんだけどね。


大のテレビっ子だった様子の森茉莉さんがご存命であれば、今のこのていたらくぶりをどうやってお叱り、また毒を吐きまくっていただろうか。
想像するだけで楽しくなるのである。



である。




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