ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

2006年07月10日 21時20分02秒 | 観たぞねーさん
※amazonで購入しましたがもう扱ってないようで。

出演: ジョーン・クロフォード, ウォルター・ヒューストン, ウィリアム・ガーガン,マット・ムーア
監督: ルイス・マイルストン


ねーさん的評価:★★★★☆


うーむ。男ってこうも簡単に堕ちてしまうもの?
けどいくらなんだって命まで落とさなくってもーぉ。ったくぅぅぅ。(笑)

ジョーン・クロフォード演じる娼婦の心を改心させようと強固な意志を持って宣教師の男性が更正を説く。
最初は徹底的に拒否していた彼女も次第にこの宣教師に心を開いていく。
最後にはそんな彼女にこの宣教師が堕ちてしまい、、、。

とある雑誌にある有名人がこの映画をおすすめとして紹介していて、この娼婦を「悪女」と評していたのだけど、うーん、こういうのが「悪女」ですかい?
彼女は悪女では無いと思うなぁ。

辞書でひくと、

【悪女】
1 性質・気だてのよくない女。
2 器量の悪い女。醜い女。

【性質】
1 もって生まれた気質。ひととなり。
2 その事物に本来そなわっている特徴

こんな意味が返ってきます。

この映画に出てくるこの彼女は「娼婦」という職業や、他人の迷惑かえりみずホテルの部屋で蓄音機をガンガンにかけて男友達を連れ込み踊りまくったりしてる部分だけ取れば、「下品な女だなぁ。」と受け取れるかもしれません。
けれども辞書の意味からいえば、この彼女は決して性質も器量も悪いと思えません。

まぁ、男性から見ると、神の教えを説くような健全な男をも狂わしてしまう女ってだけで、「悪女」ってことなんでしょうか。

しかしそんな男性をも狂わせたんですよ、すごい女性だと想いませんか~!!
それだしそんな女性に狂わされた男性だって、「自分にとって神以上のものがいたんだーー!!」ってんで改心すればよかったのにねぇ。(笑)

所詮男女の「恋」なんてどこか精神的に狂わされるものじゃないすか。
狂ってナンボですぜ。

そんな恋・・・
うっ!!
しばししてないっ・・・・

といいつつ体力精神力ともに恋より愛にシフトしたい、いや、せざる終えない年齢になりつつあるねーさんであった・・・


余談
うーん、この宣教師は「恋」じゃなくて純粋に「愛」しちゃったんでしょうかねー。
それは悩むかもねー。
「「愛」がないとあそこまで更正させようなんて思わないよ、普通さぁ。」
なんて言う人もいるかも知れませんが、
根っからバカ親切で恋とか愛じゃなくても、女性に一生懸命になれる人もいるのよねー。

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