「秘密にしたい」のと「ウソをつきたい」のと。

「秘密を持つ」ってのは、守るものがある時。
自分の心や他人の心を守りたい時っていうか。
かえって明かにして傷ついたり（傷つけたり）混乱したり（混乱させたり）誤解したり（誤解させたり）しないための防御策というか。


「ウソをつきたい」ってのは、騙したり欺きたいものがある時。
自分を優位にしたり誰かを優位にしたい時っていうか。
それをして誰かが傷つこうが混乱しようが誤解しようがお構いなしの戦略術。



「秘密っぽいもの」を感じると「透明性に欠けてる」みたいなことを言い出す人もいるけど、それは間違ってるかと。
「透明性を高める為に秘密を全てオープンにすればいい」ってのは間違ってる。
そうじゃなくて「ウソをつくな」ってことだろう。
この解釈って逆転してる人は多々いそうなんだけども。（右寄りと左寄りで違うんでしょうか。）



「秘密はない人だったけどウソつきだったの。」←映画「Made in USA」のセリフ



「秘密は沢山あってもウソはつかない人」のほうが信頼は出来るよねぇ。
「秘密がなくてウソつきな人」は一見立ち回り上手だし信用性が高く見えるかもしれないけどね。




ひみつ【秘密】

１ 他人に知られないようにすること。
　　隠して人に見せたり教えたりしないこと。
　　また、そのようなさまやそのような事柄。

２ 一般に知られていないこと。
　　また、公開されていないこと。

３ 人に知らせない奥の手。秘訣(ひけつ)。



うそ【嘘】

適切でないこと。望ましくないこと。