トヨタ系企業（株）ファインシンター春日井工場で２０１０年４月２７日午後１０時に爆発事故！！

全トヨタ労働組合（ＡＴＵ）は労働者の為の、労働組合として、人権侵害や差別の是正、職場の労働安全衛生の向上、労働条件、処遇の改善に取り組んでいます。

株式会社ファインシンター春日井工場において２０１０年４月２７日午後１０時頃爆発事故が発生しました。負傷者が１名（従業員の４０代の男性社員）顔面骨折・頭部打撲の怪我で負傷者の方は入院されました。
ショット機の（スチールの粉末をぶつけて素材の表面を磨く設備）鋼鉄製の扉がずれてしまう歪むほどの強い爆発です。運が悪ければ死亡していた可能性が高い、事故であり作業をしていた方は、怪我はされましたが、命が助かっただけでも不幸中の幸いです。
この爆発事故は過去にも同じ場所で３年ほど前にも起こっており、今回は２度目です。ショット機の設備からは火が上がり火災が発生しました、事故が起こった時は、それは凄まじい爆発音だったそうです。
今回の爆発事故で警察、消防が来ました。そして事故後の次の日改めて消防署や労働基準監督署が調査に来ていました。
同様の場所で２回目の爆発事故ということで会社の安全管理に問題があったのではと言わざるを得ません。
全トヨタ労働組合ではファインシンターとの団体交渉の中でも要求内容として、職場の安全について何度も申し入れを行ってきました。
（他の場所も含め、今回の爆発事故を起こした場所についても過去に１度爆発事故を起こしたことがあるということで、安全対策をするように、現状では不十分である指摘し要求をしていたのです）
ですが会社からの回答は不誠実な回答ばかりでした。
安全についてなどの問題提起を真摯に受け止めて対応をしてもらえずこのような惨事が起こった事は、非常に残念に思います。
このような事故は決してあってはならない事故です。全トヨタ労働組合として今後も安全について会社への要求を続けていきたいと思います。