全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

・第1回集中労働相談を終える!

2007年08月05日 22時45分34秒 | Weblog
『全トヨタ労働組合』は8月3~5日の3日間第1回集中労働相談を実施しました。この間組合スタッフが事務所に詰めて電話やFAXで相談を受けました。
トヨタやトヨタ関連の労働者や、期間工、パート或いは派遣なのかどういう身分で仕事をしているのかわからないという労働者からの相談もありました。
相談内容の共通した特徴は時間に関係なく過酷な労働をしている。そのために体の健康だけでなく、精神的にも不安になっている。パワハラが原因であったり、人手不足で長時間過密労働で悩んでいる相談もありました。トヨタを取巻く労働環境
はかなりひどい状況になっているというのがスタッフの実感です。
『全トヨタ労働組合』はできることから労働関係機関への申告、申し入れなど相談内容の解決のため取り組むつもりです。今回相談された皆さんや悩んでいるすべての皆さんと力を合わせて、こうしたひどい労働環境をストップさせましょう。
そういう決意を新たにした第1回集中労働相談でした。
(写真は電話相談を受けるスタッフ)
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集中労働相談最終日

2007年08月05日 07時39分02秒 | Weblog
「集中労働相談」のご案内


「集中労働相談」のご案内

8月3日(金)・4日(土)・5日(日)の三日間、「集中労働相談」を実施しています。
トヨタ自動車および関連会社で働く人の労働問題解決のために、小さなことでもご相談ください。


開催日: 8月3日(金)・4日(土)・5日(日)
時間: 10:00~18:00
受付方法: 電話
0566-82-6684
0566-82-5020

(FAX、e-mailでも受け付けます)
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TMPCWAを支援する会から 8/5

2007年08月05日 07時27分00秒 | Weblog
TMPCWAを支援する会からです。


フィリピントヨタ労組の8月2日付け、および3日付け最新ニュースの和訳です。

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http://www.tmpcwa.org/index_html

2007年8月2日

フィリピン・トヨタ創業19周年、搾取と欺瞞の19周年

 トヨタのフィリピンでの操業は今や19年目を迎えている。その操業全体として、トヨタ
は自動車製造部門において販売高で総合一位の地位を維持することに成功した。しかもト
ヨタは業界内での市場総販売高の39.7%(2007年4月までの1年間)という驚くべき市場占有
率を達成することができた。

 今年の半ばまで、トヨタはこの偉業、とりわけかつてナンバーワンであった、そして現
在は2位の座に落ちた巨大企業ジェネラル・モーターズを打ち負かしたことを勝ち誇って
きた。

 しかしながら、トヨタは、自動車製造分野においてのみナンバーワンなのではない。世
界クラスの「ナンバーワン組合潰し屋」としても良く知られているのである。とりわけ国
内的なさらには国際的な労働機関でさえも尊重しないことで知られている。このことの具
体的な例は、フィリピン最高裁や国際労働機関(ILO)の、TMPCWAの組合としての正統
性についての命令や勧告を履行することをトヨタが引き続き拒否していることである。

 世界は今や、TMPCWAを唯一の交渉団体と宣言した労働雇用省(DOLE)の以前の2001
年3月16日の決定を認めず、TMPCWAの組合員と執行委員233名に対するトヨタの不法な解雇
のことを知っている。

 トヨタは、TMPCWAとトヨタ経営陣との団体交渉を命じた最高裁判決を無視しその代わり
に前労働雇用省長官のパトリシア・サント・トマスおよび現長官のアルトゥロ・ブリオン
の助けを借りて自らの組合を組織した。

 トヨタは、フィリピントヨタ内の正統な組合としてTMPCWAを認知することを要求する命
令に従わなかったことに蓋をしてしまおうということでTMPCLOをでっち上げたのである。

トヨタの反労働者政策を暴露し、反対し続けよう!
TMPCLO、労働雇用省、トヨタの共謀を暴露し、反対しよう!
不法に解雇したフィリピン・トヨタ労働者を職場復帰させよ!
フィリピン最高裁判決とILO勧告を履行せよ!

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2007年8月3日

フィリピン、ラグナのトヨタの工場でTMPCWAがピケ

 フィリピン・トヨタは創業19周年の祝賀に合わせ、トヨタ・ヴィオスと呼ばれる新車を
正式発表した。TMPCWAの執行委員と組合員たちは、これに合わせた適切な行動、すなわち
トヨタ・サンタ・ロサ工場前でのピケ抗議行動を打ち上げることを決めた。

 このピケ抗議行動は、トヨタがフィリピンで自らの労働者に対して行っている犯罪を
400人以上の訪問者に知らせるために行われた。なかでも最重要な犯罪はTMPCWAの組合員
および指導者233名の不法解雇である。

 新車ラインから下ろされてくる間、トヨタの労働者たちはただただ会社に忠義立てする
ことしか知らないトヨタの監督者から、わずかの感謝のねぎらいもなく残酷に扱われてい
た。TMPCWA組合員のロウエル・デルガドは、トヨタの監督者とその警備員が協調していか
に自らの労働者に対して振舞っているかをじかに目の当たりにした。監督者のマカリオ・
タブソはピケ抗議行動中にTMPCWAが配布していたパンフレットを無理やり没収しようとし
た。彼は警備員の力を借りたにもかかわらず失敗した。

 その間、トヨタ・サンタ・ロサ工場の前での抗議を始める前からすでに、トヨタに金で
雇われたかなりの数の警察官が、抗議活動を押しつぶそうと策し、抗議行動中の労働者に
30分間だけ大目に見るという最後通牒を発した。

 抗議行動中の労働者たちはサンタ・ロサ警察署長のエスペシオ少佐とラグナ工業区警察
諮問グループ長サロ少佐からの脅迫に対して、自分たちの地歩を堅持し踏みとどまった。
ピケ中の労働者たちはトヨタ工場の門を押し開け、工場内で働く仲間の労働者たちが外に
出てきて彼らに加わるのを待った。

 「たとえ警察がこの抗議行動を蹴散らそうとも、我々は種々の抗議活動を継続していく
であろう」と、TMPCWAのエド・クベロ委員長は警官隊に向って発言し、「トヨタ労働者た
ちはトヨタの反労働者政策に反対し続け、最終的には必ずやこの長期にわたる労働争議を
決着させるであろう」と、クベロは付け加えて締めくくった。

 警察は最終的にあきらめ、集会を見張り、彼等の面前で延々と繰り広げられる演目に聞
き入ることに甘んじた。

以上
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