ジュノ宇宙船は、木星のマンモスの月ガニメデへの最近のフライバイ中で、打ち上げから10年後の最新の地図をつくるためにその赤外線装置を使った。ジュノ宇宙船の科学チームは、7月20日の最新のアプローチを含む三つのフライバイからのデータを組み合わせて、巨大な木星の月ガニメデの新しい赤外線マップをつくった。人間の目には見えない赤外線で見る、この宇宙船の木星赤外線オーロラマッパー(JIRAM)装置によるこれらの観測は、ガニメデの氷のコアと下の液体の水の海の組成に関する新しい情報を提供している。このフライバイの間にジュノによって集められた赤外線その他のデータは、木星の79の月の、形成の時から今日までの、進化を理解するための基本的な手掛かりを含んでいる。
<出典>: 「ジュノ(Juno)」
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<ひとこと>: 「ガニメデ」は木星の最大の衛星で惑星水星より大きい。いわゆるガリレオ衛星と呼ばれる一つ。その表面の下には膨大な水があるのではないかと言われている。木星とその衛星についてはホームページの 「木星探査宇宙船ガリレオ記念」 を参照。
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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。