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8月24日: 近くの銀河の明るい放射と暗い影/お知らせ

2021年08月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

1億 5600 万光年の活動銀河 IC 5063 の中央は、超巨大ブラックホールのホームの燃えるようなコアから来る、明るい放射と暗い影の混成を明らかにしている。このハッブル宇宙望遠鏡イメージに、天文学者達は、ブラックホールを囲むダストの素材のリングが、宇宙に、その影を投げているかもしれないと提起している。このシナリオによれば、光と影の相互作用は、怪物ブラックホールによって吹き飛ばされる光がコアの内部深くに埋められたダストリングをたたくときに起きるのかもしれない。これらの光は、輝く円錐形の放射をつくりつつ、リングのギャップを通して流れる。しかしながら、ディスクの密度の濃い一部はある光を妨げ、銀河を通して長く暗い影を投げる。この現象は、大気によって散らされる光のビームによってつくられる、日没時の我々の地球の雲を貫く日光と似ている。しかしながら IC 5063 に現れている明るい放射と暗い影は、差渡し少なくても 36,000 光年を横断して打つ、非常に大きなスケールで起きている。この観測は、ハッブルの広視野カメラ3と調査用高性能カメラ(掃天観測用高性能カメラ)によって、2019年3月7日と11月25日にとられた。

<出典>: 「ブラックホール(Black Holes)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 日本時間今日8月24日午後9時半から、国際宇宙ステーションで、星出彰彦飛行士達による、7時間の予定の船外活動が行われます。今回の作業は、経年劣化が見え始めている太陽電池の補強のための新しい太陽電池パネルの設置の準備に伴うものです。中継放送時刻ホ-ムページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

<速報・追記・急告>  この船外活動は、ベンデ・ハイ飛行士の小さな治療必要性により延期されました。なお、次回の予定は、28日のドラゴン貨物船の打上げ、ロシアの船外活動などを考慮して決定されます。

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