天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

6月16日(日): 月の裏側で中国の嫦娥6号を見る/ミッション別ページ

2024年06月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのLRO、月の裏側で中国の嫦娥6号を見る

NASAの月探査軌道船 LRO (Lunar Reconnaissance Orbiter)は、6月7日に、月の裏側で、中国のサンプルリターン宇宙船「嫦娥6号」を撮った。嫦娥6号は6月1日に着陸し、約1週間後、 LRO が着陸地点上空を通過した際、浸食された直径約50メートルのクレータの縁に、着陸船が映るイメージをとった。

LRO カメラチームは、着陸地点の座標を南緯約42度、東経206度、標高約マイナス 5,256 メートルと計算した。

嫦娥6号の着陸地点は、南緯 36.1 度、東経 208.3 度の、直径492キロメートルのアポロ盆地の南端に位置している。玄武岩質の溶岩は、約31億年前に、チャフィーSクレータ(Chaffee S crater)の南に噴出し、断層に関係していると思われる局所的な地形上の高所に遭遇するまで西に流れ下った。この領域のいくつかのしわの隆起は、この海の表面を変形させ、隆起させている。着陸地点は、この二つの突出した尾根のほぼ中間に位置している。この玄武岩質の流れは、さらに西に見える約33億年前の少し古い流れとも重なっているが、酸化鉄と二酸化チタンの存在量が多い、若い流れが特徴的である。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック(タップ)。左上のイメージは動画 .gif です。

<出典>: Goddard Digital Team

   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>  --- 今日の更新項目はありません。

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
掲載情報
宇宙科学の話題
 6月10日
主要記事掲載の都度
地球観測
 6月14日
気象を中心とした地球観測
火星探査の今
 6月14日
多数の火星探査衛星の情報
ハッブル宇宙望遠鏡
 6月10日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 6月11日
週の初めに掲載
アルテミス2
 4月22日
2025年有人月周回準備

 

コメント