パンドラの銀河の集団
この深視野合成イメージは、 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)によって記録された、パンドラの星団とも呼ばれる、驚くような視界を表している。パンドラの集団(Pandora's Cluster)とも呼ばれる Abell 2744 自体は、三つの異なる巨大な銀河集団の重々しい融合のように見える。それは、ちょうこくしつ座の方向、約35億光年を横たわっている。 暗黒物質によって支配されたこの巨大集団は、さらに遠いオブジェクトを重力でレンズ化し時空を歪めている。差渡し81キロメートルのパンドラ集団より赤い銀河達のレンズ化された源の多くは、初期の宇宙の非常に遠い銀河達であり、それらのレンズ化されたイメージは、引き伸ばされ弧に歪んでいる。特徴的な回折スパイクはもちろん手前のミルキーウェイの星を示している。差渡し81キロメートルのパンドラ集団の推定された距離において、この宇宙のボックスは約600万光年に及んでいる。この苛立つような領域は 2分間のビデオ・ツアー(英語解説) で探査することができる。
<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。
<出典>: Astronomy Picture of the Day
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