いよいよ暮れになってきた。
この時期、土日の雨は痛手だ。外の仕事ができなくなる。
遅れを取り戻すことは難しいが、しかたなく家で過ごす。
霜が降りるころの菊の花は残菊と言って、茶の湯の世界では晩秋を表すわびさびの代表的アイテムだ。(葉がしもげて赤くなり寒さに耐えている様子がいっそう生を強調する)
庭に一輪、百合が寂しく咲いていた。
百合にはわびさびがあるか分からないが、物寂しげだ。
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このころ活き活きとしてくるのは、千両、万両、南天など赤や黄色の実を付ける低木樹で、いわゆる正月の縁起物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/fa/3e7f8e49fd9ee0c56cd3fed573ce10fa.jpg)
万両はかなり増えるので、草むしりの時に適当に引き抜いてしまっている。
南天は園芸品種がかなりあるようで、家にあるのがなんていう名前なのか知らないが、おもに葉の形や色にこだわった品種と、赤い(白のもある)実の様子にこだわった品種に別れるようだ。
明日は晴れるか。
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