年末年始のサントリーホールの三大イベントと言えば
第九の演奏会にバッハ・コレギュウム・ジャパンのクリスマスコンサート
そしてウイーン・フォルクスオーパー交響楽団のニューイヤーコンサートだ。
このうちニューイヤーコンサートは、深刻な感染症の拡大により中止に追い込まれた。
直前まで開催に向けて調整を続けていた関係者にとっては断腸の思いだったろう。
今年のバッハ・コレギュウム・ジャパンのクリスマスコンサートもメインのメサイア一本に絞り込んでの開催だった。
例年のような海外アーティストの参加はなく、オールジャパン体制での演奏だった。
それでもコンサートを開催した意義は大きい。
なんとか伝統文化の砦を守り抜いた感がある。
演奏する側もそうだろうが、観客側にもそれなりの思いがある。
この灯を消してはならない。
そんな思いが両者にあったと思う。
コンサートは18時30分の開演。
途中20分の休憩のあと、終了は21時45分ぐらい。
今年は仕事が終ってから駆けつけた。