私にとっては初めての100km挑戦です。
コースのタフさでは定評の有る村岡を選りによって初100にしなくてもって気がしなくもないが、ここを完走できたなら何処だってクリア出来るやんと無理やり思うことにしてチャレンジです。
88kmに参加する嫁さんとマイカーで出発です。
シルバーウイークの渋滞がウソの様に空いている高速を走って2時間余りで受付会場に到着し、することも無いのですぐにホラポスメンバーと同宿する予定の旅館に。
今回のメンバーは
44km~のり姉さん、かなちゃん
88km~ミカンさん、ナカガワさん、N田さん、末まっちゃん、嫁さん
100km~ryujiさん、nomu3さん、じじさん、亀オヤジ
応援隊~和尚さん、かよちゃん
有力チーム並の大所帯!
晩御飯は軽~い宴会状態です。
でもいつもより少々控えめにして10時前には眠りにつきました。
翌朝ってか夜中の2時半起床。
意外に眠気は無く、スムーズに用意してスタート会場に到着です。
いつも思うのですが、ウルトラのスタート前って余り緊張感はありません。
走力のあるベテランが多い為か、身体をほぐしながら談笑しているランナーが大半です。
いよいよ5時。
カウントダウンが終わり、スタートの号砲が鳴ります。
「絶対帰って来ようね!」と健闘を誓い合って走り出しました。
まだ陽は昇っていせんが人家の外灯やサポートのバイク隊のライトなどであまり暗くはありません。
ありがたいことにこんな朝早くから応援して下さる人も多いです。
このコース唯一の平坦地、村岡の町内を過ぎると山への登り坂が現れてきました。
棚田の間を通り高度を稼いでいきます。
と思ったら一転して今度は下り。
以後この繰り返しです。
早朝なのに19℃、今日も暑くなりそうです。
村岡のコースは山の中のコースが大半ですが、人家のある場所では必ず応援の方がいて勇気付けられました。
歩きたいけど歩き辛いこともありますが、ありがたいことです。
猿尾滝に向かう往復区間でryujiさんとすれ違いエールの交換。
良いペースで走っているようです。2~30分以上離されています。
エイドで流しそうめんを食べてる場合と違う?
まあよろしいやんと、お猿さんと記念写真。
この区間ではnomu3さんやじじさんともすれ違う。
仲間の顔が見れて、なんか心強いなあ。
43.4kmの第一関門を49分前に通過。
ここからこのコース最大の登り坂である蘇武岳に挑みます。
なにしろこの坂、8km足らずで標高差750~760m上がらなくちゃなりません。
いつも走っている箕面の坂なんて入門コースに思える程強敵です。
勿論走り通すなんて出来ませんが、少しでも坂が緩やかになったら走ろうとトライします。
思えば前回88kmの時は完全に歩いてましたが、さすがに100kmの部。周りのランナーが少しでも走ろうとする姿勢に私も引っ張られてしまいました。
でもシンドイ~
応援プレートを読んだり牛を相手して気を紛らわせます。
苦しむ事1時間半近く、ようやく山頂に到着出来ました。
さすがの眺望!
でもまたあそこまで下るのん!
51.5kmの関門も通過できたし、コースの半分が過ぎたので少し気は楽に。
これからは下り基調のコースと思っていたけど、思いのほか登り坂も多く脚に来はじめました。
何処まで下るねんと思うほど長い下り坂や、疲労した脚では踏ん張りきれない程急な坂もあり、下りにも拘らず歩いている人もチラホラと見られます。
73.3kmの第3関門を22分前に通過。
ここには応援隊がいてホラポス・スペシャルドリンクを気付けに一杯。
「プファー!!!」
生き返ってパワーが出てくる気持ちです。
ここからはコースのキツさと共に、村岡のもう一つの売りであるグルメマラソンが始まります。
長楽寺のおはぎエイドやカレーエイド、お好み焼き、たこ焼き、アイスクリーム等など・・・とても食べ切れません。
しかも関門も気になるし。
80kmを過ぎると廻りにいるランナーの大半は午前中から前後して走っていた人ばかり。
妙な連帯感も生まれ、絶対次の関門を通過しましょうと励ましあって緩い登り坂なら走り続けます。
91.2kmの最終関門を18分前に通過。ようやく完走が見えてきました。
4kmにもなる長く苦しい登りを越えいよいよ最後の下り坂。
ゴールに続く4kmのラストランです。
一歩踏み出す毎に脚はジンジンしますが気持ちはゴールに向かっています。
歩きたいけど意地で走ってます。
ここまで来たらタイムなんてどうでもいいのですが、気持ちが高揚しているのでしょうか。
ラスト1km。明々と灯りがついたゴール会場が見えてきました。
残り300mあたりからは見物の人、走り終えた人、スタッフなどでぎっしりです。
「おかえり~」、「ナイスラン!」、「すご~い」、「お疲れさん!」etc...
走暦17年でこんなに応援していただいた事なんてありません。
少しウルウル状態でグランドに走り込みました。
ホラポスの皆さんの笑顔も見えます。
ガッツポーズでゴールテープを切らせてもらいました。
(写真by和尚さん)
13時間37分。
タイムはイマイチですが、120%満足です。
嫁さんも12時間16分ほどで完走を果たし、苦しいけれど素晴らしい思い出を作らせて貰いました。
(写真by のり姉さん)
ホラポスの仲間やスタッフの皆さん、レース中励ましあったランナーさん、応援の方々有難うございました。
一夜明けた月曜日、当然ながら仕事です。
けれど、超がつく筋肉痛。しかも脚だけでなく全身。
おかげで身体が動きません。
階段なんて手摺にすがりながら後ろ向けで下りました。
おじいちゃんやん!
バリアフリーの必要性を再認識ですわ。
距離 区間タイム ラップ
10km 70分23秒 1時間10分23秒
20km 74分09秒 2時完24分32秒
30km 67分42秒 3時完32分14秒
40km 75分09秒 4時間47分23秒
50km 96分09秒 6時間23分32秒
60km 88分01秒 7時間51分33秒
70km 75分29秒 9時間17分02秒
80km 100分50秒 10時間57分52秒
90km 71分26秒 12時間09分18秒
G 88分25秒 13時間37分43秒
コースのタフさでは定評の有る村岡を選りによって初100にしなくてもって気がしなくもないが、ここを完走できたなら何処だってクリア出来るやんと無理やり思うことにしてチャレンジです。
88kmに参加する嫁さんとマイカーで出発です。
シルバーウイークの渋滞がウソの様に空いている高速を走って2時間余りで受付会場に到着し、することも無いのですぐにホラポスメンバーと同宿する予定の旅館に。
今回のメンバーは
44km~のり姉さん、かなちゃん
88km~ミカンさん、ナカガワさん、N田さん、末まっちゃん、嫁さん
100km~ryujiさん、nomu3さん、じじさん、亀オヤジ
応援隊~和尚さん、かよちゃん
有力チーム並の大所帯!
晩御飯は軽~い宴会状態です。
でもいつもより少々控えめにして10時前には眠りにつきました。
翌朝ってか夜中の2時半起床。
意外に眠気は無く、スムーズに用意してスタート会場に到着です。
いつも思うのですが、ウルトラのスタート前って余り緊張感はありません。
走力のあるベテランが多い為か、身体をほぐしながら談笑しているランナーが大半です。
いよいよ5時。
カウントダウンが終わり、スタートの号砲が鳴ります。
「絶対帰って来ようね!」と健闘を誓い合って走り出しました。
まだ陽は昇っていせんが人家の外灯やサポートのバイク隊のライトなどであまり暗くはありません。
ありがたいことにこんな朝早くから応援して下さる人も多いです。
このコース唯一の平坦地、村岡の町内を過ぎると山への登り坂が現れてきました。
棚田の間を通り高度を稼いでいきます。
と思ったら一転して今度は下り。
以後この繰り返しです。
早朝なのに19℃、今日も暑くなりそうです。
村岡のコースは山の中のコースが大半ですが、人家のある場所では必ず応援の方がいて勇気付けられました。
歩きたいけど歩き辛いこともありますが、ありがたいことです。
猿尾滝に向かう往復区間でryujiさんとすれ違いエールの交換。
良いペースで走っているようです。2~30分以上離されています。
エイドで流しそうめんを食べてる場合と違う?
まあよろしいやんと、お猿さんと記念写真。
この区間ではnomu3さんやじじさんともすれ違う。
仲間の顔が見れて、なんか心強いなあ。
43.4kmの第一関門を49分前に通過。
ここからこのコース最大の登り坂である蘇武岳に挑みます。
なにしろこの坂、8km足らずで標高差750~760m上がらなくちゃなりません。
いつも走っている箕面の坂なんて入門コースに思える程強敵です。
勿論走り通すなんて出来ませんが、少しでも坂が緩やかになったら走ろうとトライします。
思えば前回88kmの時は完全に歩いてましたが、さすがに100kmの部。周りのランナーが少しでも走ろうとする姿勢に私も引っ張られてしまいました。
でもシンドイ~
応援プレートを読んだり牛を相手して気を紛らわせます。
苦しむ事1時間半近く、ようやく山頂に到着出来ました。
さすがの眺望!
でもまたあそこまで下るのん!
51.5kmの関門も通過できたし、コースの半分が過ぎたので少し気は楽に。
これからは下り基調のコースと思っていたけど、思いのほか登り坂も多く脚に来はじめました。
何処まで下るねんと思うほど長い下り坂や、疲労した脚では踏ん張りきれない程急な坂もあり、下りにも拘らず歩いている人もチラホラと見られます。
73.3kmの第3関門を22分前に通過。
ここには応援隊がいてホラポス・スペシャルドリンクを気付けに一杯。
「プファー!!!」
生き返ってパワーが出てくる気持ちです。
ここからはコースのキツさと共に、村岡のもう一つの売りであるグルメマラソンが始まります。
長楽寺のおはぎエイドやカレーエイド、お好み焼き、たこ焼き、アイスクリーム等など・・・とても食べ切れません。
しかも関門も気になるし。
80kmを過ぎると廻りにいるランナーの大半は午前中から前後して走っていた人ばかり。
妙な連帯感も生まれ、絶対次の関門を通過しましょうと励ましあって緩い登り坂なら走り続けます。
91.2kmの最終関門を18分前に通過。ようやく完走が見えてきました。
4kmにもなる長く苦しい登りを越えいよいよ最後の下り坂。
ゴールに続く4kmのラストランです。
一歩踏み出す毎に脚はジンジンしますが気持ちはゴールに向かっています。
歩きたいけど意地で走ってます。
ここまで来たらタイムなんてどうでもいいのですが、気持ちが高揚しているのでしょうか。
ラスト1km。明々と灯りがついたゴール会場が見えてきました。
残り300mあたりからは見物の人、走り終えた人、スタッフなどでぎっしりです。
「おかえり~」、「ナイスラン!」、「すご~い」、「お疲れさん!」etc...
走暦17年でこんなに応援していただいた事なんてありません。
少しウルウル状態でグランドに走り込みました。
ホラポスの皆さんの笑顔も見えます。
ガッツポーズでゴールテープを切らせてもらいました。
(写真by和尚さん)
13時間37分。
タイムはイマイチですが、120%満足です。
嫁さんも12時間16分ほどで完走を果たし、苦しいけれど素晴らしい思い出を作らせて貰いました。
(写真by のり姉さん)
ホラポスの仲間やスタッフの皆さん、レース中励ましあったランナーさん、応援の方々有難うございました。
一夜明けた月曜日、当然ながら仕事です。
けれど、超がつく筋肉痛。しかも脚だけでなく全身。
おかげで身体が動きません。
階段なんて手摺にすがりながら後ろ向けで下りました。
おじいちゃんやん!
バリアフリーの必要性を再認識ですわ。
距離 区間タイム ラップ
10km 70分23秒 1時間10分23秒
20km 74分09秒 2時完24分32秒
30km 67分42秒 3時完32分14秒
40km 75分09秒 4時間47分23秒
50km 96分09秒 6時間23分32秒
60km 88分01秒 7時間51分33秒
70km 75分29秒 9時間17分02秒
80km 100分50秒 10時間57分52秒
90km 71分26秒 12時間09分18秒
G 88分25秒 13時間37分43秒