迷走日記

遅れてきた市民ランナーのランニング記録
やっぱり走るって気持ち良いね

鯖街道ウルトラマラソン

2008-05-19 23:03:12 | 大会参加
鯖街道を走ってきました。
但し今年はハーフコースの「ミニ鯖」です。

今まで2回Aコースを完走しましたが、今年はヨメと一緒に「楽しんで、余裕を持って」ゴールする為にBコースを選んだはずでしたが・・・

故障の箇所が最後まで大人しくしているのか、若干不安です。
念のため電車やバスに乗るかも知れないと1000円だけポケットに忍ばせました。

Bコースのスタート地点は大津市の北の端、梅の木から。

綺麗な川とトンビが空を舞うのどかな雰囲気です。



いつものように私達は後方からスタート。



山間のゆるい登りを7km近く走って最初のエイドである久多のキャンプ場には42分で到着。
心配された痛みは少しだけあるものの、大したことはありません。

ヨメはウルトラ系の大会には初参加。
食べながら走ることは全く経験がありません。
でもお腹が減ってはこれからの山を越えることが出来ないと、おにぎりをいただきました。

今年初お目見えの「SOYJOY]もゲット。



さてココから本格的に山に入って行きます。





とりあえず獣対策?(あっ!ネタですが)



オグロ坂峠の新緑は美しいのですが、九十九折れの急坂は何処までや?



上ること40分、峠の祠に挨拶をしたらゆるい下り坂。




気持ちの良いトレイルが続く、このコースで一番素晴らしい八丁平の湿原です。



平地の気温予想は27~8度ですが、高原は心地良い気温で、吹く風も爽やか。
遠くでカッコーが鳴いています。
ビール飲んで昼寝したら最高かも。

好天で杉峠では琵琶湖も見ることができました。

 
(ケイタイのカメラじゃぁ上手く映りませんが)

杉峠のエイドでは今年も素麺をいただき、お待ちかねのダウンヒルへ。

でも練習不足の今年は既に脚に来始めて、あまり飛ばせません。
でもまあ先行する人たちをパスし続ける私を抜く人がいるじゃぁありませんか!
ん?と、顔を見るとみかんさん
ありゃ、こんなトコでお会いするとは・・・

でも私の頑張りも鞍馬の観光地の辺りまで。



ラスト10kmの市原のエイドでは完璧に失速してしまいました。
脚痛いし・・・

ココまでヨメは私よりも後方で見える範囲で付いて来ていましたが、市原からは並んで走るようになって来ました。

これってヨメが私に合わしているの?

鴨川の河川敷に入るとむしろ前で走っています。

あと3kmくらいでかねやんさんが声を掛けてくれながら抜いていきました。
2週間前に萩往還の250km完踏した彼の姿を見て「(抜かれて)あ~残念」と「お~頑張ぞ」との気持ちが半分づつ湧いてくる。

100m程前方に見える、ラン仲間の「かねやんさん」と「みかんさん」を目標に我慢我慢。
それにヨメが一緒だから意地でも歩かないぞ!

スタッフさんから後1kmのコールが聞こえました。
ヨメが少しペースを上げました。
「え~っ!!!何するねん。」
もう必死。少し吐き気が。

後50m。
ryujiさんと和尚さんが応援してくれます。
わざわざ応援に来てくれたんや、メッチャ嬉しい。
「○○さん御夫妻、仲良く帰ってこられました」なんてアナウンスが聞こえます。
「ふ~ん、仲良くねぇ・・・」



余裕でVサインのヨメと必死の表情の私

 (ryujiさん提供)

アナウンスを裏切ることながないよう、ヨメと並んで5時間56分でゴールテープを切りました。

いままで76kmコースを完走しているので42kmコースを甘く見ていました。
練習不足とは言え、なめていたのかも知れません。
ヨメと一緒じゃなかったら、絶対歩いていたと思います。
やっぱり相方って重要ですねえ。

でも今回完走できた事で故障の方もほぼ大丈夫かな?って気もします。
またすこしづつ走り初めようって思います。
やっぱり練習せにゃ大会に出ても面白みも半減ですものね。

最後にこの大会のスタッフさんには本当に頭がさがります。
どんな山の中でも案内に立っていたり、エイドを開いてくれたり、応援を下さったり・・・
こんな素敵な大会に拍手です。