人生アラカルト

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池の底に潜む”美人の足”を撮る方法とは

2012-11-09 00:44:33 | 日本海
十日町の「美人林」とはなんだろう。るるぶを見たが、さほど関心は
湧かなかった。

来て見て、整然と立つ樹木に目を見張った。
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なるほど、美人が並んでいる。
枝も無くすらりと伸びる幹をレディーの足に見立てたか。
なんだ、これは。

いいではないか。すぐにレンズのキャップをはずした。
池があった。
その”足”が池の底に”美人の足”が潜んでいる。
「わー、きれいだ」
思わず叫んだ。

手持ちでかしゃかしゃシャッターを切る。今のカメラは16gで、連射できる。
動かない対象にもかしゃかしゃやってしまう。
余り意味はないかも。

池の周りで、シニアが脚を立てて池に写る”美人の足”を撮っていた。
カメラにレリーズを付けて。
いやいや念にに入ったこと。

ひと通り”足”をカメラに収めると、先輩に話しかけた。
「水面の落ち葉にピントが取られてしまって、底に写る林がぼけるのでは
ないでしょうか」
これを愚問という。

フイルムカメラと違って、今のカメラはすぐに写りを確認できる。
シニアの答えにとまどった。
「私は絞って撮っています」

絞るとますます落ち葉が鮮明になるのでは。

話題を切り替えて、積雪時の林はどうなるのか。
紅葉時にはー
先輩はていねいにこたえてくれた。

昔、私は記者をしたので、人に近づくことはなんでもない。
しかもカメラをもっていれば、相手はそのように相対して
くれるものだ。あとは取材の要領で話を続ける。

さて、温泉だ。
ここは松之山温泉といって、開湯700年の、日本3大薬湯の郷と
銘うつ。
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入湯料400円、タオル代300円。しまったタオル忘れて来た。
3大薬湯とは、有馬、草津とここ。
泉質は塩化物イオンが豊富なのだ。いつまでもポカポカと暖かく、
消毒効果のホウ酸が多くやけどや切り傷に良いそうだ。
露店風呂に入って、デッキのチェアで日光浴ができた。
身体がぽかぽかしていてしばらく天日干しを楽しんだ。

つぎは評判の蕎麦を食べよう。