作家の森山誠一さんの「老いる意味』
を買った。
年を取って得られるのは「何をしても
良い自由」がある。この自由は法律が
許す限りの自由であることは、いうま
でもない。
森山さんは一方で「何もしなくてもい
い自由」があるという。
24時間を何もせずにのんびりと過ごす。
これも自由です。
できませんなあ。私みたいにじっとして
いられない人間には。
自由を奪われる刑務所にだって、どうな
んかなあ。そんな好きにしてよい時間な
んかあるのかなあ。
でも森山さんはちゃんと結論を用意して
いました。
「何をしなくてもいい自由」を選択したら
「尊敬の目を向けられることはまずない」
でした。