人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

カメラの進歩 イオス60D

2011-09-12 21:47:03 | 判断は勝手
キャノンのEOS60Dをネットで買った。一眼レフはこれで3台目。
カメラ全部で9台目。写真は記者にとって命の次の次、次位に
大事なものだから、ついつい増えていった。
画像

最近、テニスのラケットもネットで買った。失敗を恐れる人は、
新品を選べばよい。ネットで買う利点は、商品の種類が多い
ことだ。次に価格も安い。

例えばイオス60Dは64,000円代から13万円まである。どれも
新品だから、内容は同じだ。商品そのものを知りたければ、
大型量販店で確かめる。

京都市内の有名な量販店で60Dを値段を見たら、1万5千
円も高った。デジタルカメラはニコンやキャノンなど老舗か
ら、ソニーなど電気系列のメーカーも加わっているから、実
に多くの製品が並んでいる。

最近では一眼レフのようなレンズ交換はできても、レフ抜きの
カメラも出ているから、選択肢は増えている。

さて、イオス60Dだが、長年愛用したフイルム形式のイオス10
(写真右)に表面の構造が似ている。
画像


私はテニスの写真を撮る。そこで便利なのが1秒で5枚以上
撮れる高速撮影だ。フイルム時代でカシャカシャ撮ろうもの
なら24枚撮りなら、あっという間に撮り終える。

デジタルカメラの利点はたくさんあるが、一番は現像する必
要がないこと。フイルム時代は、暗室作業に時間と技術を
要した。写真を撮っても、その場で確認できる。これがフイル
ムで育ったものには目をむくほどの進歩というべきか、時代
というものか。

いつも思うのだが、死んだ親父が生きていたら、驚く技術の
進歩は電話を持ち歩けること、医学とかは領域が広すぎて
話にならないが、カメラの進歩も驚きの一つだろう。




「canon7」 この働き者

2011-09-12 10:08:10 | 判断は勝手
久しぶりに一眼レフのカメラ(ボディー)を買った機会に、フイ
ルム形式のカメラを整理したら、「CANON7]という古いカメ
ラが出てきた。50年以上前、新米記者時代から使っていた。
汚れてはいても、まだ使える。
画像



このころのカメラは一眼レフではないので、構造上実にシンプル
に出来ている。写真と云うものはこういう装置があれば撮れる
よ、と教えてくれる。

写真を撮る前に準備が必要である。フイルム感度により、絞り、
明るさ、ピントを決める。フイルムは巻き上げである。

撮り終えたフイルムは新聞社の暗室で現像し、印画紙に焼き
付けする。デジタルしか知らない人には、信じがたいことだが、
これらの行程を記者がやっていた。撮影から写真するまで自
分で処理していた。

失敗も多かった。暗室では明りは禁物なので、手探りで作業
を続ける。現像しようとして、フイルムを取りだそうとしたら、フ
イルムが巻き上がっていなかった。空回りしていたのだ。
貴重な写真もパー。

しかし、これ一台でどれだけシャッター切ったことか。恐らく、
万の数を数えるだろう。
大事な大事な商売道具であった。

溝にたまったほこりを取り除いていると、かすかに魚の匂いが
した。大事なグッズなのに、手入れが悪い。

フイルムを巻き上げ、シャッターを切ると、「カシャ」と手動
らしい懐かしい音がした。