翌、日曜日の、函館の朝。
5時半起きで温泉に浸かり、お腹を空かして、向かった先は・・・
バイキングの朝ごはん。
これでも欲張った方ですが、この倍以上のお料理が用意されていました。
朝から、好きなお刺身を好きなだけ乗せての海鮮丼。 私のは、普通のお茶碗。
おどんぶりも用意されていて、たっぷりサイズの海鮮丼を作っている人が、何人もいました。
このホテル、朝食で有名だそうですよ。
8時半、ホテルから、タクシーで函館を周ります。
昨夜、傘をさして歩いたベイエリアは、澄んだ空気に、美しい青空。
早い時間なので、人通りもまばら。車もほとんど通らないので、道路の真ん中で、撮影会。
レンガの壁のあちこちを、サンタさんがよじ登っています。
ここは、北海道第一歩の地 となった、旧函館桟橋。
明治維新後、道外の人がまずやってきたのが、北海道の玄関口となった函館。
青函航路の連絡船から艀(はしけ)に乗り換えて、必ず、この桟橋に上陸したとか。
この桟橋に1歩目を踏みしめた瞬間、どんな思いが心を満たしたのでしょうか。
青い空に映える旧函館区公会堂。
写真左端のバルコニーを真ん中に、左右対称に建てられています。
公会堂前の道に、こんな標識がはめ込まれていました。
この後、教会の建ち並ぶあたりで、をちょうど10時。
「地元の人はガンガン寺と呼んでいる」 というお話を、タクシーの運転手さんから聞いていたその時でした。
あちらからもこちらからも、ガ~ンゴ~ンと、鐘の音が。 圧巻でした。
海の上に大きくかかる虹。こんなに大きな虹を、初めて見ました。
なんだか、素敵なことがいっぱいありそうな予感・・・
外国人墓地。
遠く故郷を臨み、どのお墓も、海に向かって建てられています。
右のレンガの塀から向こうは、ちょっぴり寂しげな、中国人のお墓でした。
ここで、なんと、デジカメが故障。 虹を見て、何かいいことがあるって、喜んだのに・・・
横線が入り始め、ついには、どこを撮っても真っ白に紗がかかってしまいました。
なので、ここから先は、携帯で撮った写真です。
五稜郭タワーの上から眺めた、五稜郭。
タワーの展望台に上がるエレベーター、ドアが閉まり、動き出してびっくり。
壁に、土方歳三、大鳥圭介、榎本武揚の顔、歴史が映し出されたのです。
函館開港、戊辰戦争、五稜郭の戦い・・・
ちょっぴり歴史を学んだ気になりながらの、展望台1周でした。
函館駅から特急に乗って、登別駅へ。
駅で待っていてくれたタクシーで、地獄谷経由、ホテルまで。
ブクブクと、摂氏130度。
奥の湯のあたり、葉がすっかりなくなった木々に、真っ黒なほどのカラス。
人がいなかったせいもあり、とっても不気味な世界でした。
まさに地獄谷という風景を胸に刻み付け、期待のお風呂のホテルにチェックイン。
登別といえば、北海道随一の温泉。
ホテルについて、まずは、ひとっ風呂。
気温マイナス5度のなか、しっかり露天風呂にも浸かりました。
夕食に選んだお酒は、中井さんお勧めの、地酒の くーる。いくらでもいけちゃう、さらり系。
幻のぶどう海老 が、とろりと甘く、お酒によく合いました。
詰め込みすぎない、ゆっくりな旅。
若いころとは違う感じ方で、こんな時間も、いいな・・・ そんな思いの2日目でした。
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車や観光客もいない街並み、綺麗ですね(*^_^*)
早起きの特権で空も虹と言うご褒美をくれたみたいですね
朝から夜までの観光風景、綺麗な画像とgifを交えたレポ堪能しました楽しそうな雰囲気が伝わってきましたよ
ワタシは小学生のとき以来なので
ステキな景色とか薄れちゃってるんです。
五稜郭も行ったんですけどねぇ
登別地獄谷は
熱々な感じですね。
恐山も昔は同じ感じでしたが
今では弱弱しく・・・
人がいないって、静かなものですね。
空気も澄んで、とても気持ちの良い函館。
虹を見つけた時はもっと色が濃くて、本当にきれいでした。
だんだん色が薄れていく様子にも、見入ってしまいましたよ
りえさんへ
外国の雰囲気もあり、落ち着いた街並。
登別は、まったく雰囲気の違うところでした。
恐山、私は行ったことがありません。
テレビで見たイタコさんの力、すごいなと思います。
私にはちょっと、怖いかも
いただいての素敵な友人方とご一緒でのんびり
美味しくよい旅を楽しまれて良かったですね。
私は函館には2,3回行って事があるのですが、
五稜郭のタワーに上がったことが一度も無く、
それがちょっと残念なのでもう一度行かなくて
は・・・なーんてね。
北海道に行かれたのですね
なんだか素敵なところですねー
私も行きましたけどツアーですから
とにかくバスでの移動ばかりだったです
またゆっくりと出かけてみたくなっちゃいました
本当にのんびりの、思い出に残る旅ができました。
タワーの上から見た五稜郭、きれいな星の形がわかりましたよ。
私は、北海道2回目ですが、前回は函館だけ。
なので、函館以外は、すべて初めてのところでした
ひまわりさんへ
無謀かなと思いながら、思い切って行ってきました。
盛りだくさんのバスツアーで巡るのも、いいですよね。
次に個人で、深く見て回ることができますね。
私たちも、「今度はあそこにね」なんて言いながら、帰ってきました