Yokoの空

犬とわたしと、ちょっと気になる出来事たち…

サントリーニ島にて

2010-03-30 21:50:40 | 携帯から
ギリシャ・サントリーニ島にいます。
成田を経って、30時間。
ずいぶん遠くまできたものです。
葵が、初めての飛行機におどろいているようでした。
ガイドブックのとおりの青い海と青い空。
若い2人にくっいて、いっぱい歩いています。

葵を連れて

2010-03-28 16:00:00 | 旅行・おでかけ

実は、11月の終わりに、娘と、娘のお友達、彼女のお母さまの4人で、ハワイに行くはずでした。
とっくに切れていたパスポートを取り直し、準備もでき、あとは出掛けるだけ、という時に、夫の入院騒ぎ。

もちろん、旅行は取りやめ。
すぐにキャンセルし、お友達母娘さんだけで行っていただきました。
(直前だったので、キャンセル料は大きかったー)
夫の入院・手術が、私たちが出掛けてしまったあとだったら、と、ぞっとしたものでした。

あれから4ヶ月。
夫は、すっかり健康を取り戻しました。

もう大丈夫となった3月に入り、改めての、旅行計画。
娘が、旅行会社と相談し、娘の学生時代の友人とで3人の、個人旅行を組んでくれました。
行き先は・・・ギリシャ。

そして・・・ 葵の腫瘍が見つかり、手術となりました。
私だけこの旅行をとりやめ、退院した葵と過ごすつもりになっていました。
でも・・・ 葵は、逝ってしまいました。

母も夫も息子も、友人も、私に、行っておいでと、勧めてくれます。
遺骨は、夫と息子が、しっかり守っていてくれるから、と。

何もしない時間をたくさんとった、のんびりした旅行です。
行って、11年以上もの葵との思い出に浸り、気持ちを切り替えて帰ってこようと思います。

写真の葵を連れて、行ってきます。


初七日

2010-03-27 13:12:46 | 愛犬のこと
早いものです。あっという間に、昨日、初七日を迎えました。
時間が過ぎるのが遅いと感じることが多いのに、こんな時は、とてつもなく早く通り過ぎていくのですね。


葵が息を引き取ってから、3日3晩、一緒に過ごすことができました。
ずっと思い出を語り、そして、やっと、お別れの覚悟ができました。

棺の中の、両手に経典を抱えた葵を、皆で、花でうずめ、23日に、荼毘に付しました。

               
あの時ああすればよかった、ああしなければよかった・・・
後悔ばかりの、様々な思いがこみ上げてきます。

でも・・・ 悲しいこと、辛いこと、あれこれ考えないようにしようと思います。
私たちが後悔すると、葵が、悲しみます。

葵と私たちの間には、数え切れないほどの幸せが、今もあるのですから。
葵のことを語り合う時、涙ながらにも、笑顔で話せるようになりました。


お彼岸に行ったお墓参りで、向こうで待っている先代のギズモ(パピヨン)に、葵のことを頼んできました。
ギズモが道案内してくれると思うと、なんだか安心です。


今、元気な葵がいたその場所に、姿を小さく変えた葵が、ちんまりと、います。

       

アナキョンジャさん、ヒデッチさん、すてきなお花を、ありがとうございました。
葵が、お花の中に鼻先を押し込んで、香りを楽しんでいる気がします。

花に囲まれて

2010-03-22 23:26:36 | 愛犬のこと
今、葵、静かに眠っています。
たくさんのお花に囲まれて、気高く眠っています。
親の欲目でしょうか、とても美しいです。

      

明日23日、荼毘に付します。
今晩、最後の夜を、葵と語り明かします。


いただいているたくさんの温かいコメントに、まだ、お返事ができないでいます。
ごめんなさい。

虹の橋へ・・

2010-03-21 02:57:21 | 愛犬のこと
・・・お知らせ・・・

酸素室から出られ、持ち直したかに見えた葵でしたが、再度急変。

3月20日、午後8時50分、息を引き取りました。
11歳7ヶ月。とてもおだやかな最期でした。


たくさんの方に可愛がっていただき、最高に幸せな一生でした。

皆様、本当にありがとうございました。

手術

2010-03-20 13:36:15 | 愛犬のこと

昨日、午後2時半頃。病院から、手術終了の予定より早い電話。
「腫瘍は取り終わったのですが、急変しました。すぐ来てください」
思いもしない言葉が、ふわっと聞こえました。

電話を切って、足が震えました。
家にいた息子といっしょに、動物病院に駆けつけました。

スタッフさんの説明のあと、手術室から、院長先生が出てこられました。
「心臓が、15分ほど停止しました。 
 胸を開けていたので、すぐに直接心臓マッサージをし、今、自発呼吸し始めたところです」

先生の言葉が、頭の中で空回りします。
パニクッている私と、妙に冷静な私が、そこにいました。
多分、息子もそうだったろうと思います。

「脳に酸素が行っていない時間は15分以内。おそらく大丈夫だけれど、脳に障害が出る場合も。
 自発呼吸はしているけれど、このまま少し経過を診て、心臓の動きを確認できたら、傷を閉じます」
 
(・・・大丈夫・・・今までも、いつも大丈夫だったのだから・・・)



心臓を動かす強心剤の効果が持続するのが、30分間。
すでにそれ以上経っているのに、自発呼吸が続いています。
葵、なんとか帰ってきました。


私たちが病院に着いた時、待合室と手術室の間のカーテンを開けておいてくださいました。
施術されている葵が、緑の布のかかった器具台の向こうにいます。

       
                     <縫合中>

心臓・肺の機能も確認でき、OK、となったところで、傷を閉じています。
無事、終わりました。

術中の経過写真と、肺から切除した腫瘍を見せていただきました。
肋骨と肋骨の間を押し広げて取り出せる、ギリギリの2.5センチ。
葵の小さな体にとっては、結構な大きさです。


手前の台が移動され、麻酔からの覚醒を待つ葵が、見えます。
危険から、脱出しました。葵の生命力です。
必死で対処してくださった先生方に、心から感謝です。

       
                     <覚醒待ち>

若い先生が、ずっと手を当てて、見守ってくださっています。

完全に麻酔からさめてからだと、顔を合わせて喜んで、興奮しても困ります。
ということで、「今のうちに会っておきますか?」 と、手術室に入れていただきました。

        
                     <まだ夢の中>

思ったより広範囲に毛が刈られていて、きれいなピンクの葵がそこにいました。
 ( 頑張った葵の姿、あえて載せます。ほめてやってください

バイタルのモニター、レントゲン画像・・・ 葵の情報が周りにあふれています。
使わずに済んだ除細動機が、用意されていました。
時間が静かに流れていきます。

目をしっかり開いた葵が酸素室に移動したのを見届け、後ろ髪惹かれつつ、家に帰って来ました。

夜になって、先生からのお電話。
「まだ立ち上がってはいませんが、自分でうつ伏せに。
 脳に障害が出ると、うつ伏せになったりできないので、そちらの心配はなくなりました」


あ~、良かったー。
この脱力感。 体中が筋肉痛になったような感覚です。

まだ安心しきるわけにはいきません。
でも、あの子は、また、大きな山を乗り越えてくれました。

1日経って、今日は、酸素室から出られそうです。


入院

2010-03-19 13:02:48 | 愛犬のこと
手術に備えて、朝シャンの葵。

 
             <きもちいい~>               <うっとり>

ドライヤーの温かい風に、完全脱力です。

午後1時からの手術なので、朝ごはんはなし。
お水は7時までと言われたのに、朝になってから飲んでくれなくて・・・
ちょっとかわいそうだけど、時間になってしまい、片付けました。

お支度ができたので、処分していただく使用済みの注射器を持って、さぁ、行きましょう。

       
                       <行きたくないですー>



血液で肝機能を調べる間、ちょっと遊んでいましょうね。

               
                                <もう帰るー?>

診察室から待合室にに戻った葵、一緒に帰る気になっています。

いえいえ、葵ちゃん、これから手術ですよ。
先生も頑張ってくださるから、あなたも頑張ってね。

終了したらお電話いただくことにして、不安げな葵を先生に託し、夫と帰ってきました。

午後1時。手術の始まる時間です。

今度は肺に・・・

2010-03-17 20:28:01 | 愛犬のこと
葵が、ちょっと変な咳をしていました。
気管虚脱の手術を受けているので、そのせいかと思いながら、病院へ連れて行きました。
「このところレントゲン撮っていないから、撮ってみましょう」

左肺に、まーるい影が、白く映っています。
「エコーで確認しましょう」

はっきり、くっきり、確認できました。
「レントゲンは右を下にして撮ったので、逆向きで撮って、押されてつぶれて見えれば液体。
    つぶれなければ、腫瘍に間違いないでしょう」

同時に、穿刺して、細胞を調べることに。
液体であれば、そのまま針で抜いてしまえるということでした。

でも、逆向きからのレントゲンにも、丸いまま写っています。
穿刺して採れた細胞は、そこにあるはずのないものでした。

結果、左肺に、2cm強の腫瘍が見つかりました。
「おそらく、原発の肺がんでしょう」 

・・・・・・

見つかったからには、放っておくわけにはいきません。
先生の手術の予定をみていただくと、空いているのが、いちばん早くて19日。
次は、ずいぶん後になってしまいます。

今なら、肋骨間から取り出せるのだそうで、大きくなってしまうと、骨を切らなくてはならなくなります。
このままでは、日毎に大きくなってしまいます。じっと待っていられない・・・


明後日(19日)の手術を予約してきました。
膝蓋骨脱臼、気管虚脱、鼠径ヘルニア、悪性混合乳腺腫、糖尿病、これでも足りずに、肺の腫瘍。
いったい、いくつの病気を経験すればいいの?
「糖尿病の管理ができているから、麻酔も、そんなに心配しなくても大丈夫。」
葵の全てを知っておられる先生に、お任せすることにしました。

また、あの小さな体にメスを入れてしまいます。

水仙咲いたー

2010-03-08 21:16:21 | 日記

水仙が咲きました。

  

去年咲き終わってから、そのまま放ったらかされていた球根。
それなのに、ちゃんと季節を感じて芽を出し、蕾をつけ、咲きました。

なんだか、とってもけなげで、可愛い水仙です。
今年は、ありがとうの肥料をきちんとやらなくちゃ。



神田に用事があって、娘の車で通りかかった所に、こんなものがありました。

       

「日本野球発祥の地 記念碑」 ですって。

メトロの神保町駅近く、学士会館のところです。  
この場所で始めて野球が行われた、というわけでもないみたい。
始めて野球が伝わった所、ということらしいけれど、色々説があるのでしょうね。

この碑、かなり大きくて、リアル。
車で通り過ぎただけだけれど、唐突に現れた手に、びっくりしました。


バンヌス?

2010-03-02 19:48:55 | 愛犬のこと

糖尿病の管理のため、いつもの獣医さんへ。
うまくいっているようなので、今のままの治療を続けていこうということでした。
たくさん溜まった使用済みの注射器の処分をお願いしました。
朝晩の注射。 たまに 「ウゥー!」 なんて怒ったりしますが、一瞬で終わり。
針の痛みを感じる間がないように、すかさず全身マッサージをしてあげています。


そして、またまた、新たな心配事がふたつ。そちらも診ていただきました。

まずは、目。
葵の左目の角膜に、赤い液体を流したようなものが現れました。失明でもしたら大変。
写真では、ちょっとはっきりしないですね。

 
              <なんだか赤いの~>

先生の診断では、どうやら、パンヌスという病気のようです。
角膜には元々血管がないのに、何かの拍子に新生血管ができる・・・
なんだか、知らないことがいっぱいです。
放っておくと、失明にいたる場合もあるということでした。
ただ、幸いなことに、葵のは軽症なので、ステロイド系の点眼薬で大丈夫。
糖尿病に影響のあるステロイド。でも、服用するわけではなく少量の点眼なので、OKだそうです。
1~3ヶ月ほどで、改善されるだろうということでした。ホッ。

                  
                   <ちょっと風があたるだけだよー>   

ついでの検査に、葵、固まっています。
緑内障の心配がないか、眼圧検査をしていただきましたが、こちらは、全く心配なしでした。


そして、もうひとつ。肛門が、若干腫れているような。
肛門腺を絞っていただいたら、いつも茶色っぽいのに、サラッとした緑色。

       
               <検査待ち なんでもないといいな・・・>

絞ったものを検査していただいたら、細菌による化膿 ということでした。
緑膿菌・・・ こちらもそうたいしたこともなく、抗生剤を1日1回飲むことに。
糖尿の子は免疫力が弱いので、感染症には気をつけないといけませんね。


どちらも、軽いうちでよかったー。
あれもこれも、もれなく経験しそうな、欲張りな葵。
お病気は、もうこれくらいにしましょうね。

ランタス(インスリン注射液)を1本、次の診察までの分の新しい注射器、抗生剤、目薬。
今回は、た~くさんのお土産付きでした。