Yokoの空

犬とわたしと、ちょっと気になる出来事たち…

北海道・函館から登別へ

2011-11-28 23:40:08 | 携帯から

翌、日曜日の、函館の朝。
5時半起きで温泉に浸かり、お腹を空かして、向かった先は・・・

                

バイキングの朝ごはん。
これでも欲張った方ですが、この倍以上のお料理が用意されていました。

朝から、好きなお刺身を好きなだけ乗せての海鮮丼。 私のは、普通のお茶碗。
おどんぶりも用意されていて、たっぷりサイズの海鮮丼を作っている人が、何人もいました。
このホテル、朝食で有名だそうですよ。


8時半、ホテルから、タクシーで函館を周ります。

昨夜、傘をさして歩いたベイエリアは、澄んだ空気に、美しい青空。
早い時間なので、人通りもまばら。車もほとんど通らないので、道路の真ん中で、撮影会。

 

レンガの壁のあちこちを、サンタさんがよじ登っています。


  

ここは、北海道第一歩の地 となった、旧函館桟橋。
明治維新後、道外の人がまずやってきたのが、北海道の玄関口となった函館。
青函航路の連絡船から艀(はしけ)に乗り換えて、必ず、この桟橋に上陸したとか。

この桟橋に1歩目を踏みしめた瞬間、どんな思いが心を満たしたのでしょうか。


  

青い空に映える旧函館区公会堂。
写真左端のバルコニーを真ん中に、左右対称に建てられています。
公会堂前の道に、こんな標識がはめ込まれていました。

この後、教会の建ち並ぶあたりで、をちょうど10時。
「地元の人はガンガン寺と呼んでいる」 というお話を、タクシーの運転手さんから聞いていたその時でした。
あちらからもこちらからも、ガ~ンゴ~ンと、鐘の音が。 圧巻でした。

  

海の上に大きくかかる虹。こんなに大きな虹を、初めて見ました。
なんだか、素敵なことがいっぱいありそうな予感・・・

 

外国人墓地。
遠く故郷を臨み、どのお墓も、海に向かって建てられています。
右のレンガの塀から向こうは、ちょっぴり寂しげな、中国人のお墓でした。

ここで、なんと、デジカメが故障。 虹を見て、何かいいことがあるって、喜んだのに・・・
横線が入り始め、ついには、どこを撮っても真っ白に紗がかかってしまいました。
なので、ここから先は、携帯で撮った写真です。

         五稜郭タワーの上から眺めた、五稜郭。

タワーの展望台に上がるエレベーター、ドアが閉まり、動き出してびっくり。
壁に、土方歳三、大鳥圭介、榎本武揚の顔、歴史が映し出されたのです。

函館開港、戊辰戦争、五稜郭の戦い・・・ 
ちょっぴり歴史を学んだ気になりながらの、展望台1周でした。


函館駅から特急に乗って、登別駅へ。

駅で待っていてくれたタクシーで、地獄谷経由、ホテルまで。


  

ブクブクと、摂氏130度。
奥の湯のあたり、葉がすっかりなくなった木々に、真っ黒なほどのカラス。
人がいなかったせいもあり、とっても不気味な世界でした。

  


まさに地獄谷という風景を胸に刻み付け、期待のお風呂のホテルにチェックイン。

登別といえば、北海道随一の温泉。
ホテルについて、まずは、ひとっ風呂。
気温マイナス5度のなか、しっかり露天風呂にも浸かりました。

  

夕食に選んだお酒は、中井さんお勧めの、地酒の くーる。いくらでもいけちゃう、さらり系。
幻のぶどう海老 が、とろりと甘く、お酒によく合いました。

詰め込みすぎない、ゆっくりな旅。
若いころとは違う感じ方で、こんな時間も、いいな・・・ そんな思いの2日目でした。


行ってきました。北海道。

2011-11-24 22:14:53 | 旅行・おでかけ

秋の終わり、というより、冬の入り口の北海道。 
同行の友人2人に、すっかりお世話になりっぱなしの4日間、いいリハビリの旅となりました。

初めての新青森から乗り換えた、きれいな緑の「特急白鳥」で、終点、雨の函館に。
 
       

ホームに降りたら思ったより暖かく、ホテルに向かうタクシーから見た函館山は、てっぺんが厚い雲の中。
「上からの夜景は、無理かもねー」


少し休み、小降りになった雨の中を、ホテルからすぐの、ベイエリアの散策に。
ホテルの傘を借りて、骨折後、初めて歩く、雨の中。
友人が一緒だったので、あまり心配もなく、ゆっくりと、でも普通に、歩くことができました。


「何食べようかー」 なんて言いながらたどり着いた、「函館ビアホール」。
とにかく美味しいものが食べたい私たちの、飢えたお腹を、たくさんのメニューが満たしてくれました。

  

レンガの壁に、大きな柱、高~い天井・・・・
素敵に落ち着いた店内なのに、レンガ倉庫の中であることを、実感します。

ぐるぐるとぐろを巻いたソーセージも、白いソーセージも、お刺身も、貝も、野菜も、とにかく、美味しかったー。

満腹で外に出ると、すっかり夜。
水面に映った港のイルミネーションが、美しくきらめいていました。

   

函館に来たら、あの夜景でしょう。
ということで、ホテルから出るバスとロープウェーで、函館山に。
そのころには、下から見た頂上の展望台・電波塔が、きれいにはっきり見えるようになっていました。

期待通りの、函館の夜景。
雨も傘が要らないくらいになり、展望台のデッキに出て、「わー、きれい!!」
そこでじっくりしっかり見たのは、ガイドブックやポスターの、あのまんまの夜景でした。

ロープウエイの駅も展望台も、階段。
でも、杖を突いている私を見つけると、係りの方が走ってきて、エレベーターに誘導してくださいました。
とても嬉しかったです。


美味しいもので満足し、美しい夜景に心洗われ、あとは・・・ そう、温泉。
部屋に用意されていた、こんな可愛いおふろセット。
作務衣風の館内着と合わせて、乙女な私たちには、嬉しかったです。
(男性も、この籠、持って歩いていました・・・)

            

最上階の温泉で、療養泉に分類されるという茶褐色のお湯につかり、心身ともに満たされた私たち。
露天風呂は、さすがに北海道の夜。
1歩外に出るだけで体が凍えそうになり、急いで湯気の中に浸かって、「ほっ」。

なんだか、足がこのまま治ってしまいそうな気分の、1日目の終わりでした。


ちょっと、がっかり

2011-11-17 19:42:35 | 体のこと

骨折から5か月。
病院の整形外科を受診、レントゲンの診断をしていただきました。
 どんな風に新しい骨が形成されているかと、期待の受診でした。 が、

結果は・・・ なかなか・・・ です。

骨転移部分であるということで、ある程度の遅さは覚悟していたとはいえ、ここまで遅いとは。
骨折の治療を優先するために、毎月受けていたゾメタの点滴も中断しているというのに。
なんだか、がっかりです。

ガンマネイルという髄内釘がどーんとはいり、しっかりと内固定された大腿骨。
レントゲン技師さんが 「入りきらなかったので撮り直します」 というくらい、通常より長いのが入っています。

    
    <正面から>    <横から>          <横からの拡大>

拡大写真でやっとわかるほどには、新しい骨ができてきて、細~く、つながっています。

先月の診察の時に、今週末からの予定を先生にお話ししていたのですが、今回も、OKが出ました。
でも、この状態なので、歩きすぎると、ボルトが折れてしまう場合もあるとか。
「気を付けて、楽しんできてくださいね」
はい、十分気を付けます。

たったひとり、ほっこりの、ティータイム
そうそう、先日友人にいただいたあれがあった・・・
濃いお煎茶によく合う、ぬれ甘なっと。

    

甘納豆が好きだった父を偲びながら、ぬれ甘なっと をスプーンですくって口に運ぶ。
気持ちの安らぐひとときでした。


中華屋さん開拓

2011-11-14 20:41:49 | 食べ歩き

お気に入りでずっと通っていた中華料理店が、だいぶ前に、区画整理のためになくなってしまいました。
私たちにぴったりのお味で、とても気に入っていたのに。

歩いていける距離で、美味しい中華料理店が見つかるといいな、なんて思っていたのですが・・・
なんと、夫がみつけました。

中華家常菜 「同心房」 というそのお店に、先日、お向いさんご夫婦と一緒に、行ってきましたよ。

何度も自転車で通ったことのある場所。
訊けば、なんと、2年半も前に開店していたのですって。

 

写真の真ん中辺りにころんと写っているのは、お奨めという紹興酒。
フルーティーな香りで、角がなく、本当に美味しかったー。
その紹興酒、こんなに可愛い袋に入っていたので、持ち帰ってきました。

少しずつ、全メニューを制覇したいな、と思うくらい、本格的な中華料理がいっぱいです。
メニューを日本語で注文すると、厨房には、中国語で伝わります。

質問すると、軽く歴史を織り込んだりして説明してくれたり、楽しいお店です。

普通なら歩いて10分ほどのところ、私の足を思ってくれて、行きは4人でタクシーで、あっという間に。
なんと、帰り道、お向いさんの奥様にお付き合いいただいて、「リハビリー!」 と歩いてみました。
一緒に歩いていただいたおかげで、不安の坂も、難なくクリアー。
意外と早く、20分ほどで帰り着き、ほんのちょっと疲れを感じた程度。
先に帰っていた夫、「30分はかかると思ったー」 ですって。
やれば、できるじゃん、私。

完治も、間もなくかなー??