熱海に、いつもの3人で出かけました。
東京ー熱海、往復新幹線、1泊2食付の温泉ホテル宿泊付きで、1万円ぽっきり。
ＪＲの 「５０+（フィフティ・プラス）」 のツアー。
１か月前に、日にちを決めて、速攻申し込みました。
なんといっても、決め手はこの安さ。さらに、ツアーとはいえ、宿泊のホテルが決まっているだけの完全個人旅行。
乗車の新幹線も、行程も、全て自由な手軽・身軽さが、最高です。
出発の1週間ほど前に、新幹線のチケット（自由席）と、旅程表が送られてきました。
出発のの23日（木）は、朝から雨。
そういえば、北海道に行く時も、雨に見送られたなぁ。誰が雨女なのでしょう？？
11時ちょっと前東京駅発のこだまに乗って、お昼には、もう、熱海駅前でこんなものを食べていましたよ。
サーモンで巻いたいくらと雲丹の軍艦がきれいで、2種類の海老が、トロンと甘く、美味しかったー。
クーポンを印刷して持っていったら、美味しいマグロととろろと海草の小鉢をサービスしてもらっちゃいました。
3人とも、熱海は何十年ぶり。 駅前も、ずいぶん変わっていました。
更に工事中で、きっと、もっと素敵になるのでしょう。
何も決めずに行ったので、行き当たりばったり。
駅のコンシェルジュで、雨でも楽しめる施設を教えてもらいました。
その中から選んだ 「ＭＯＡ美術館」 では、思いがけず素敵な空間に出会えました。
入り口を通ると、長ーいエスカレーター。
そして、さらに長ーいエスカレーター。
それからまた、エスカレーターに、エスカレーター。全部、同じ方向に進んでいるのです。
私たち、どこに行っちゃうの？ というくらい、前へ、上へ。
どれだけ上ったの？というくらいに上ったのが、やっと美術館の１階でした。
最初に驚いたのは、吊り屋根の立派な能楽堂が存在したこと。
定期的に能や狂言が上演されるとか。
ちょっと質問したら、係りの方に勧められ、客席に座らせていただきました。
舞台の床下に、音響効果のためのたくさんの甕（かめ）が置かれていることに驚き、感心し。
初めて知ることなど、いろいろじっくりお話を聞くことができました。
＜能楽堂＞ ＜金の茶室＞
秀吉の金の茶室の再現は、本当に金ぴか。
作られてから、１度だけ、ここで、お茶会が行われたそうです。
金の茶釜で点てたお茶、さぞかし、高貴な香りがしたことでしょう。
展示室は、第１室から、８室まで。
平安、鎌倉、室町、江戸時代の作品に、中国の宋～元の時代の作品。
重要文化財や重要美術品が並び、見ごたえたっぷりです。
中でも、尾形光琳の国宝 「紅白梅図屏風」 の迫力は、素敵でした。
気が付けば、じっくりと鑑賞して回り、３時間近く。
体力の限界です。
「早めにホテルに入り、温泉で疲れを取りましょう」 「そうしましょう」
ということで、まっすぐ宿泊の 紀州鉄道熱海ホテル に。
通されたのは、ツインベッドのベッドルームに和室の、和洋室。
一休みして、早速、大浴場に向かいました。
大きいけれど、古いホテル。でも、さすがに熱海のお湯。
効能がいろいろ書いてありました。
湯上りの肌は、つるっつる。40代、いや、30代の美女の肌でした。
夕食は、値段からして、実はあまり期待していなかったのですが・・・
豪華ではなかったけれど、お刺身があったり、お鍋があったり、普通に、温泉宿のお食事。
お料理を追加注文しなくても、結構満足の内容でした。
バレンタインデーにお空のお星になった 「肉球ぺったん」 の ルビーちゃん。
１６歳と半年と１２日。愛されて、愛されて、愛されての日々でした。
今日が初七日となりました。
パパ・ママさんの、これ以上ないほどの手厚い看病・介護を受けたルビーちゃん。
最期のその瞬間まで闘い抜いて、頑張って、その幸せな一生を終えました。
ルビーちゃんは、葵の糖尿病の大先輩。
ママさんのヒデッチさんには、葵の治療の参考になることをたくさん教えていただきました。
写真になった葵を連れて、可愛いルビーちゃん会ったのは、一昨年の11月のこと。
もう、ずっと前のことのようであり、つい昨日のような気もします。
抱っこしたあの感触が、この手に残っています。
年齢はちょっと若いけれど、先に旅立った葵。
ルビーちゃんに、先輩風を吹かしたりしているのでしょうか？
＜ルビーちゃん＞ ＜葵＞
ルビーちゃん、安らかに。 葵を、よろしくね。
お昼に美味しい味噌ラーメン
食べに行こう、と、夫と出発。
車で30分。道路が混んでいるときは、1時間近くかかったりします。
甲州街道の桜上水辺りの 「多賀我（たかが）」 さん。
脇道に入った店の裏に、駐車場が2台分。店内には、路駐の注意書きがあります。
いつも空いている時間に行くので、この日も、すんなり駐車場に止められました。
ゆっくり食べたいので、行くのはいつも、時間をずらしてお店の空いている頃。
いかにも美味しそうな、カウンターの目の前に貼られているメニュー。
夫のお奨めが味噌ラーメンなので、今回も味噌ラーメンを。
夫は、もやしとコーンを、私はチャーシューをトッピング。
私のトッピングのチャーシューは、そんなに厚くはないけれど、びろーんと大きくて、トロンととろけます。
夫のにも入っていたけれど、たっぷりなので、半分、おすそ分。
普通の味噌ラーメンも、チャーシューの下に、もやしがたくさん。
夫のは、その上に、さらに、ひき肉やニラと炒めたもやしが、どさっと乗ります。
どちらも、麺が見えません。
写真のいちばん右上端に写っているにんにくを最後に入れて、味の変化を楽しみました。
とってもあたたまって、美味しかったー。
カウンターの向こうが広い厨房で、眺めながら待つのも、面白い。
暇になった時間らしく、おひとりが餃子を包む作業中。
思わず、1人前頼んで、半分こしました。
隣の人が、麻婆豆富の定食を召し上がっていて、あれもいいな、と思ったけれど、
きっと、次に行く時も、味噌ラーメンを頼んでしまうんだろうな。
東京の今日は、雨だけれど暖かい・・・はずだったのが、実際は、とても寒い1日でした。
同じ東京の中で、暖かいところと、寒いところがあったなんて、不思議。
寒冷前線に押された温暖前線が、途中で進もうか戻ろうかって、迷っちゃったのですって。
明日は、青空が見られそうです。