やっと、病院から連絡がありました。
検査＆治療ということで緊急性もなく、のんびり待っていましたが、いよいよ、明日入院です。
何をされるのでしょうか？
痛いこと、されないでしょうか？
検査の結果、この状態の原因が判明するのでしょうか？
小学4年生の扁桃腺に始まり、甲状腺腫、乳癌、右大腿骨骨折、左大腿骨亜骨折・・・
あちこち切り刻まれてきた身体ですが、検査入院は初めて。
どうなることやら。
未だにガラケーではありますが、ブログの投稿はできるので、いつもより頻繁に更新できると思います。
暇な（であろう）病院生活の、暇つぶし（笑）。
8月6日以降に、とお願いして予約した検査入院。
首を長くして待っているのに、病院から、まだ連絡がありません。
今回の左腕に関しては、神経内科。
入退院のフロントにお電話したら、「先生の指示のご連絡なので、わかりかねます」と。
６月から診ていただいている先生宛にお電話をしてみました。
「申し訳ございません。〇〇先生は今週いっぱい夏休みをいただいております」
なーんだ。いくら待っても、入院の指示があるはずないですね。
楽しい旅行でもないのに、変なワクワク感で待っていた自分が、なんだか滑稽に思えます。
そんなことで、池袋まで、お買い物に出掛けました。
お買い物のついでに、昼食を。
選んだのは、とんかつ屋さん。
夫はロースかつ、私は、レディースセットというのを、注文しました。
夫は、キャベツ、ご飯、お味噌汁のおかわりをしていましたよ。
でも、私は、これでお腹いっぱい。ご飯が少し残ってしまいました。
子供たちと揃っての夕食がなくなって、揚げ物をほとんど作らなくなりました。
油ものもたまには食べないと、干からびてしまいますね。
あっという間に、7月になってしまいました。
年末のご挨拶のままで半年が過ぎ、季節も真反対。
今日は1日中、梅雨らしい雨模様です。
この6か月間に、色々なことが、目まぐるしく過ぎていきました。
なんと、治療のためのアフィニトールが悪さをし、間質性肺炎になってしまいました。
けれど、その薬の服用を止めたことで息苦しさ・疲労感がなくなり、肺がきれいに戻ったのです。
あたふたちしている間に、左腕全体のしびれが強くなり・・・
腕のあちこちに痛みが走り、物を持ち上げたり支えたりの力が衰えました。
「頸椎椎間板ヘルニア」 が疑われ、頸部のＭＲＩ検査。
ヘルニアの兆候はあるものの、映像ではそこまでひどくない・・・
そこで、頸動脈エコー、肩のＭＲＩ。
今週は、電極、筋電図と、原因がはっきりするよう、検査が続きます。
そうこうしているうちに、乳癌発症から16年が経過。
まだまだ頑張れそうですよ。
そんなこんなで辛いこともありましたが、楽しいこともいっぱい。
美味しいもの、たくさん食べました。
極上のお肉のジンギスカン。
美味しいお刺身によく合うお酒。いい組み合わせです。
93歳になった母に感謝の、母の日のひと品。
この日も母は、お酒も進み、デザートまで堪能しましたよ。
母と夫と3人、伊豆の温泉でゆっくりと海を眺めました。命の洗濯です。
「レ・ミゼラブル」 東京公演（帝国劇場）の最終日。
身も心も引き込まれる、感動の舞台でした。
京都からの大切なお友達ご夫婦とのお夕食は、中華料理。
きれいで楽しい前菜から始まったお料理に、会話も弾み、あっという間に夜が更けていきました。
その他にも、お誕生会をし、友人とランチを楽しみ、バレエを観、仕事も程々に頑張り・・・
せっかく生きているのだから、人生楽しまなくちゃ。
思うように動かない腕を気にしないわけにはいかないけれど、今がこうなのは仕方がないですよね。
皆に助けられながら、前を向いて行かなくちゃ。
さあ、次は何が待っているかしら？
ブログも、ぼちぼちと再開です。これからもよろしくお願いします。
今年最後の、主治医の先生の診察。
2014年３月に認可された新薬で、アフィニトール という抗癌剤があります。
７月から飲み始め、夏の入院の間中断、１０月に服用を再開しました。
この抗癌剤が、ちょっと悪さを始めました。
主には、口内炎、ひどい疲労感などです。
口内炎は、食い意地が張っている私ですから、美味しいもの食べたさに、何とか克服できています。
が、疲労感・・・
家の中の階段を、３～４段上っては次の足が上がらなくなり、休んでは、また３～４段。
階段が延々と続いているような気がしちゃいます。
先生にお話したら、
「年末年始の楽しい行事を楽しめなければ、治療の意味がない。少しお休みしましょう」 と。
飲んでいた薬を飲まないのは不安があるけれど、今回は、先生の判断におまかせ。
年末年始、病気のことは忘れ、目いっぱい楽しむことにしましょう。
と、その前に、今まで体調のせいにしてのんびりしていた分、やることが山積みです。
大晦日になって、やっとお節作りです。
連子鯛を人数分焼いて、お煮しめを作って、有頭海老を焼いて、菊花蕪に、酢ばす、数の子・・・
黒豆と栗きんとんは、買ってしまいました。
なんだか、この頃、主婦並みに家事をこなしてくれる夫。
この際、お料理以外のことは、頼ってしまいましょう。
今も、メモを持って、お買いものに行ってくれています。
どこに寄っているのか、なかなか帰ってきませんが（笑）
唐突に、葵です。セーターを着せられた葵。
毛ぶきが良すぎて、面白い姿になってしまいました。
居なくなってからたーくさん時間が過ぎているのに、あの姿、鮮明に目に浮かびます。
今年は、色々なことがありました。というか、ありすぎました。
が、何とか無事に年を越せそうです。
こんなめちゃくちゃなブログに1年間お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
来年は、もうちょっと頻度を上げて、日常のことなど綴って行けたらと思います。
皆さま、どうぞよい年をお迎えください。
１昨日、４日（木）に、やっと、退院いたしました。
支払いを済ませ、看護師さんに手首の名札を切ってもらって、晴れて自由の身に。
１ヶ月振りに外に出て、思い切り外の空気を吸いました。
時計を見れば、ちょうどお昼時。
迎えに来てくれた娘と、何か食べて帰ろう、ということに。
「何が食べたいのー？」
「お鮨！」 即答です。
入院中、全く遠ざかっていた、生ものです。
夢にまで見た、生ものです。
壁のお品書きに、「岩がき」 の文字を見つけ、速攻、頼みましたよ。
ん～ん、なんて美味しいのでしょう。
病院のお食事は残してばかりだったのに、これ全部、きれいに平らげました。
お腹が、びっくりしたかな？
この日は、夕食も、私の好きなものばかり。
夫が用意してくれたサザエのつぼ焼きや、殻つき帆立のバター焼きなど、海尽くし。
いきなり日本酒じゃ、ということで、軽く、ワインにして。
あ～、私って、本当に海鮮が好きなんだなぁ、と、幸せな１日でした。
・・・なんて、喜んでばかりはいられません。
まだ、杖がないと危なっかしく、体が左右に揺れて、美しく歩けません。
これからは、リハビリの先生から毎日受けていた、厳しいリハビリがないのです。
本質が怠け者の私、しっかり自分で頑張らなくちゃ。
骨に副作用をもたらした、元の病気の治療にも、専念しないとね。
ご心配いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
それにしても、やっぱり、好きなものが食べられるって、嬉しいことなんですねー。
何か月待っても、ザックリ入ったヒビの部分が癒合しない、左大腿骨。
薬の副作用とはいえ、情けない・・・
このままでは、行動が制限されるし、楽しい老後が送れないなぁ。
ということで、今日入院、6日に、手術をします
大腿骨の髄を削り出し、長いボルトを入れて、固定。
明後日の手術が終わると、その先には、リハビリが待っています。
でも、１度体験しているので、様子がわかっている分、気が楽です。
3年前は骨折して救急搬送され
そのまま入院・手術。
当然、何も用意などしているはずもなく、着の身着のまま。
毎日のように、家族に、あれやこれや、思いついたものを持ってきてもらったのでした。
今回は、覚悟の予約入院なので、いろいろと、自分で準備。
退屈凌ぎの文庫本も、何冊か用意しました
たぶん術後は、リハビリ以外は暇なので、入院生活など、携帯で更新できればと、思っています。
では、行ってきます。
お久しぶりです。あっという間に、４０日が経ってしまいました。
いろいろあって、中身の濃い４０日間でした。
６月８日に、父の十七回忌の法要。
大雨警報が出ていて、天気予報の通り、朝から雨。
実家のお仏壇の前に、御住職と、親族１３人。
父の心遣いか、参列する側の行いの良さか。
なんと、お墓に移動しての読経の前には、完全に雨が上がったのです。
「十三回忌は自分が執り行う」と言っていた母。
４年経って、十七回忌の法要も元気に取り仕切り、空の向こうの父を安心させました。
６月初めの受診日。
すごく元気なのに、ちょっとだけ、腫瘍マーカーの数値が上がっていました。
数値に一喜一憂する身には、この 「ちょっと」 が、ドキドキなのですが。
胸骨のあたり、痛みも、少し、増しています。
原因は、たぶん、骨転移のための薬 （ランマーク） を、中断したこと。
左大腿骨のヒビが、何カ月待っても、全くふさがる様子がないのです。
ランマークの副作用が考えられるということで、最後の注射が、１２月。
いつ骨折してもおかしくない状態で、恐る恐る暮らしています。
加えて、元の病気までが悪化しては、却ってマイナスです。
採血、レントゲン、ＭＲＩ、ＰＥＴ（陽電子放出断層撮影法）検査、と、検査が続きました。
ということで、内分泌外科の先生と、整形外科の先生とのご判断と、私の意志で、
治療方針の変更です。
その前に、来週、我が家にとっての、とーっても楽しみで大きなイベントがあります。
それが終わってから、まずは、骨の修理。
８月は、いつもの軽井沢とは違う場所での、避暑となりそうです。
ブラックベリーが、豊作。
毎日、真っ黒な実を見つけては、収穫です。
今日も、台風の風が強くなる前に、１６個採りました。
1999年。
思えば、この年に、私の人生が一変したのでした。
それまでは、たくさんの幸せを感じながら、ただただ普通に、生きていました。
けれど、この年から、生きることに一生懸命になりました。
生きている、ただそれだけのことに、幸せを感じるようになりました。
あらゆることを、愛おしいと思えるようになりました。
乳癌発覚、そして、5月18日の手術。あれから、はや15年。
リンパ節や骨への転移などもありましたけれど、しっかりと、今、生きています。
今は、薬の副作用によりできた大腿骨のヒビがふさがるのを、ひたすら待っているところ。
癌治療にはお金もかかります。完治もありません。
それでも、日々、嬉しいこと、楽しいこと、いっぱいです。
夏の計画もあるし、ポッキリ折れてしまわないようにと、骨を騙して、騙して・・・
去年豊作だったブラックベリー。
ことしも、たーくさんの花が咲き、実が生り始めました。
前回の記事から、ずいぶん時間が経ってしまいました。
気がつけば、感動のソチオリンピックも、お雛祭りも、もう、過去のこと。
2月には４５年振りという大雪が、なんていうこともありましたが、巷では、梅が咲き始めました。
それなのに、今日の午後、また雪がちらついて、びっくりです。
昨晩は、撮り溜めたドラマなどを見ながらの、ひとり飲み。
軽井沢の美味しいレストランの、パックになったバーニャカウダを温めて。
お店で食べた時よりサラサラで、色も、きれいな気がします。
それでも、チコリや人参が、手抜きとは思えぬ、極上の美味しさになりました。
さてさて、左大腿骨にヒビが入ってから2か月。
あれから、恐々と、静か～に過ごしてきました。
いい子にしていたから、少しでも良い方向に進んでいるかなぁ・・・
期待を込めて、今日、整形外科を受診しました。
先生が、前回と今回のレントゲン写真を比べてくださいました。
＜正面から・3月7日撮影＞ ＜正面から・1月10日撮影＞
＜横から・3月7日撮影＞ ＜横から・1月10日撮影＞
なんと、2か月前とほとんど変わらぬ亀裂が、そこにはありました。
あ～ぁ、がっかり。
骨転移の治療のための「ランマーク」という薬を使っています。
この薬、簡単に言うと、癌細胞が破骨細胞に出す指令を阻止するもの。
大腿骨が骨折したり、ヒビが入ったり、どうやらこの薬の副作用と考えていいようです。
体質的に、効きすぎているのですって。
ということで、ひとまず、主治医の先生とも相談し、ランマークをお休みすることになりました。
これはこれで、不安ではあるのですが・・・
足をひねらないように、斜めに力をかけないように、でも、怖がり過ぎないように。
ちょっぴり制限ありの日々が、しばらく続きそうです。
昨年の ＦＤＧ－ＰＥＴ（ポジトロン断層法） 検査から、ほぼ１年。
（ここ
にわかりやすい解説があります）
定期的に血液検査とかは受けているものの、なんとなーく痛みがあったり、心配なことが出てきました。
「前回から１年経つから、そろそろ受けてみる？」と、主治医の先生。
通っている病院では予約待ちで、ちょっと先になってしまいます。
ということで、先週、映像診断専門の病院で、ＰＥＴ検査を受けました。
検査薬剤の注射から、安静時間、３０分ほどの撮影、再び安静時間。
全部で、およそ２時間の検査です。
主治医の先生に、その結果をお聞きしてきましたよ。
結果は・・・「いいじゃない、いいじゃなーい」 とのお言葉。
進行もなく、新たな転移は認められず、心配事から解放された気分です。
この調子で、平均寿命まで突っ走っていけそうは、大げさでしょうか？
相性のいい今の治療を、このまま続けていきます。
最近の大きくて甘いリンゴの中で頑張っている、程よい酸味のある紅玉
小振りな紅玉は、まるごと焼きリンゴに、ちょうどいいんですよね。
ポリフェノールも美味しく摂れるように、くり抜いたところにレーズンをたっぷり入れました。
バターを乗せて、シナモンシュガーをたっぷり振って、オーブンに。
あららら、焼き上がりの写真、撮るの忘れました。
皮の色が果肉をほんのりピンクに染めて、おいしいデザートになりました