7月の最後、淑女3人、こじんまりしたイタリアンのお店で、暑気払いランチ。
美味しそうなメニューにつられて行った 「Lee-s Cafe」
ランチメニューは、7種類ほどのパスタに、前菜付きか、デザートつき。
<前菜3種盛りと冷製スープ> <ベーコンとアボカドとロースとポテトのスパゲティ>
あれこれのお料理を3人で取り分けて・・・ のつもりだったのに、情報不足。
ランチタイムは限られた ランチセットメニュー のみ。ちょっぴりがっかりでした。
お店の感じはとてもよかったので、こんど、ディナータイムに行ってみよう。
デザートは、ケーキの美味しいお店に場所を変えて・・・
フルーツを存分に使ったケーキの数々。
出来上がる度に、ホールのまんま運ばれて、ショーケースに並びます。
いやというほど桃を食べているのに、やっぱり、桃を選んでしまいました。
<イチジクと桃のタルト>
見るからに優しいケーキ、瑞々しい桃とイチジクの味と食感、堪能しました。
ひとりが、86歳のお父様を亡くしたばかり。
長く闘病の末のご逝去だったので、見送る覚悟ができていたせいか、明るい笑顔が救いでした。
「この歳になっても、両親が揃っていたのが幸せだった。」
いつも、前向きな彼女、大切な友人です。
先日の胸部CT検査の結果を、聞いてきました。
結論から言うと・・・・ 心配は要らないとのこと
確かに、レントゲンには肺の写らない部分があるし、左横隔膜の挙上はあるものの、問題なし。
前回までの撮影で認められた小結節影は、相変わらず、同じ状態で著変なし。
でも、胸水も溜まっていないし、縦隔にも、腋窩にも、リンパ節転移は認めず、ですって。
更に嬉しいことに、血液検査の腫瘍マーカーの数値も、良い具合に下がっています。
すべて良い方向に向かっているようです。よかったー。
嬉しくなって、病院の帰り、池袋のデパートをウロウロと歩きまわり、たくさんのお買い物。
その、大荷物のひとつが、銀のぶどう のかご盛りチーズケーキ「白らら(しらら)」。
大好きなお菓子。
白い布をそっと開くと、真っ白な泡のようなチーズケーキが。
取り分けるときから、もう、ふわふわと頼りなげで・・・
スプーンですくって口に入れると、たちまち、融けてしまいます。
<わーい、しららー>
あらー、期待させちゃったかしらー? ごめんねー。
美味しいけれど、この優しい甘さが、葵ちゃんのお体には悪いのよー。
<やっぱり、もらえないんですか・・・>
その代わり、柔らかくて美味しい、ささみのおやつにしましょうね。
あと3週間ほどで10歳になる 葵 の前歯は、擦れてしまってほとんどありません。
でも、犬歯や奥歯は頑丈で、何でも食べられるし、消化器系も、健康そのもの。
大親友のペンちゃん(ぬいぐるみのペンギン)も振り回せるし、全く不自由はしていないようです。
じっと見られると、つい食べさせたくなってしまうけれど、そこは、ぐっと我慢。
いつまでも元気にいて欲しいから・・・・ ね、葵。
一昨日梅雨明けをしたのに、今日は、一日中どんより曇り空。
ちょっと涼しい今日の朝のお散歩は、お姉ちゃんといっしょ~。
お外大好きな 葵、「わーい、わーい」 とばかりに、飛び出していきました。
<おさんぽ おさんぽ うれしいな~>
今日は足の調子もいいらしい。なかなかのペースだわー。
と、私は、カメラを持って、お見送り。
しばらくすると、家に電話が・・・ 「こんなに朝早く、誰だろう?」
案の定、娘の携帯からでした。
「すぐ近くまで来たんだけど、葵 が動かないー」
<もう、あるけません・・・>
迎えに出てみれば、こんな調子。「ほら、葵、お姉ちゃん帰っちゃうよー」
まぁ、予想通り、というか・・・ お姉ちゃんとのお散歩の、いつものパターンです。
私だと、葵が座り込む度に抱き上げて、少し進んでは下ろし、なんてしているのですが、
娘は、そう甘くありません。
葵のためだから、と、ゆっくりながら、自力で歩かせます。
でもここで、家を目の前にして、限界が来たようです。
抱っこで 「ただいまー」 は、いつものこと。
足やお尻を洗った 葵、軽いイビキで、熟睡していました。
熱を出してから、咳が出たりで、2週間、数回のシャワーで我慢していましたが、
本日、やっと、たっぷりとお湯を張った浴槽にどっぷりと浸かりました。
心身ともにリラックス。 あぁ、日本人でよかった~
お見舞いに頂いた桃で、思い出したことがあります。
28年前の夏、そう、ちょうどこの時期、私は入院中でした。
といっても、病気ではなく、切迫流産。
初めて授かった子供が、相当な せっかちさん だったらしく、
未熟児にもなれないうちに、生まれてきてしまいそうだったのです。
3ヶ月から5ヶ月にかけての 35日間、トイレにも行かせて貰えず、病院のベッドの上だけ。
産科の3人部屋、お産の人が次々と入れ替わる中、読書三昧の毎日でした。
その時に、よくお見舞いに頂いたのが、果物では桃、お花は、小ぶりの向日葵
一人一人に冷蔵庫が付いていたので、冷たく冷やして、剥いてもらった桃。
生活の場がベッドの上だけという窮屈さながら、向日葵の明るい色に囲まれて、美味しかったなぁ。
動けなかったけれど、希望と期待がいっぱいの入院生活。
妊娠中のいちばん暑い時期を、三食昼寝付きどころか、寝放題で、涼しく過ごさせていただいちゃって。
入院する時には普通の服装だったのが、退院時にはお腹が少し大きくなっていて・・・
マタニティードレスに始めて袖を通したのが、退院の時でした。
そのときお腹にいたのが、先日 ドバイ から帰ってきた娘です。
母のそんな苦労を聞かされても、「ふーん」 と聞き流します。
桃を食べるとたまに思い出す、娘との 運命の絆(!?)の話です。
気管支炎は、熱も下がり、だいぶ良くなりました。
あとは、しつこく残る 咳 だけです。
風邪を、軽く考えていました。そしたら・・・ 気管支炎になってしまいました。
初期段階で処方された薬を飲んでいたのに・・・
38度越えの熱が3日続き、そろそろ治まったかな~、では、普通の生活を、
と思ったら咳が出てきて・・・ その咳がハンパじゃない。
夏風邪は○○しか引かないらしいけれど、その風邪を悪化させた私は、大○○?
で、土曜日は午前診療なので、早めに内科を受診。
やはり、気管のあたり、音が変、というので、レントゲンを撮りました。
結果は、気管支炎。 あれだけ咳をすれば、ね~。 お薬3種、処方されました。
ところで、そのレントゲン写真、左肺の下の方が、形が変なのですって。
癌が肺に転移しているとかいうのではなく、下から押し上げられているような・・・
乳腺外科の先生に診てもらってくださいって、お手紙と一緒に、レントゲン写真、渡されました。
確かに、横隔膜まで右だけ上がっていて、変なかたち。何だろう?
まぁ、調べれば、分かることだから。
咳で喉をやられ、ひどい声だったので、自宅にくっついた事務所なのに、5日も休んでしまいました。
優しい社員から、お見舞いにいただいた、大きな桃。
喉が痛くても、するりするりと、食べられます。ありがとう。
5日も休んでのんびりした分、来週は、忙しくなりそうだわ~。
お友達と3人で ドバイ・カイロ に行っていた娘、病気も怪我もなく、無事に帰ってきました。
<おみやげといっしょ>
スーツケースには、この他にも、おばあちゃまやお友達へのお土産が、たくさん詰まっていました。
出かける前に、図書館から本やDVDを借りてきて、歴史から勉強をしていた娘。
その努力が、どう活かされたのかは、わかりませんが、いい経験になったことでしょう。
Tシャツの刺繍と、手描きのパピルス、共に、娘の名前だそうです。
最後に、力強そうな鳥がいます。
ラクダの小物入れには、葵がちょっと興味を示しました。
たくさん撮ってきた写真を見ると、私たちの心配を余所に、どの顔も、キラキラと輝く笑顔です。
ドバイでも、カイロでも、実に楽しそうで、良い旅をしたんだな、と安心しました。
私が若い頃に、旅行から帰った私の写真を見て、ぽつんと言った父の言葉を思い出しました。
「どの写真も笑っている。楽しかったんだな。」
そういえば、若い頃の私が旅行に行くとき、親に反対されたことは一度もなかった・・・
きっと、心の中では心配していたんだろうな、なんて、ちょっと感傷に浸った一瞬でした。
ブルーベリーショックのせいか、高熱で、丸1日寝てしまいました。
いえいえ本当は、夫が無意識に入れた、夜中のクーラーのせいです。
免疫力が普通よりちょっと衰えているので、風邪引かないように注意はしているのですが、
寒さに目覚めるほどの、熟睡時の24度強風には、負けてしまいました。
処方された薬で、だいぶ良くなりましたが、夫は、大反省しています。
大事件が勃発しました!!!
あんなに楽しみにしていたブルーベリー、たった15粒のブルーベリー。
一瞬、何が起こったのか、理解できませんでした。
??・・・??・・・・見事に一粒も、なくなっています。
「えーっ」
そういえば、今朝早く、ギャーギャーと、ヒヨドリの声が聞こえていました。 きっと、あいつらの仕業。
私が熟れるのを楽しみにしていたように、あいつらも、上空から楽しみにしていたのでしょう。
いちばんの採り頃・食べ頃を、しっかり見極めての犯行。しかも、一粒も残さずに盗ってしまうとは!
私の楽しみを 全て 横取りするとは、なんという やつらだ!!!
あー、こんなことなら、早くに摘んでしまうのだったー。
悔やんでも悔やみきれないよーーー。
近頃感じたことがないほど悔しくて、悲しくて、力が抜けてしまいました。
現場写真を撮る気にもなれません。
夕食のデザートに、大好きな佐藤錦
美味しいさくらんぼを口に入れると、また、ブルーベリーの悔しさが蘇ってきました。
当分、立ち直れそうにありません・・・
腫瘍を切除した葵、無事、抜糸しました。
<待合室で>
全身の力を抜いて、上手に処置を受けられました。
軽い絆創膏かぶれになっていたけれど、傷はきれいについていましたよ。
前回は怖い思いをしたけれど、病院を嫌いにならなくて、良かった。
先生大好きの葵が、先生を嫌いにならなくて、良かった。
手術で先送りになっていた5種混合ワクチン の接種もしていただきました。
これからは、家族みんなで、今まで通りに、いえ、今まで以上に葵をなでまわして、
腫瘍が再発していないことを確かめる毎日になりそうです。
3週間前に可愛い青い実をつけていた ブルーベリー、美味しそうに色付いています。
<こんなふうになりました>
ふっくらと、まぁるい、可愛い子達。
青黒くなって、触ってポロッと取れればOKというけれど、もう、食べられるのかなぁ?
数えてみれば、15個。
試しに採って味をみるには、もったいないくらい、少しです。