Yokoの空

犬とわたしと、ちょっと気になる出来事たち…

海の幸

2013-08-27 21:02:47 | お土産・いただき物

朝、4時を過ぎると始まる、セミの大合唱
その声が、ジージー から、いつの間にか ミーンミーン に変わっています。
夜には、もう、秋を感じさせてくれる虫の声
まだまだ暑い日が続くのでしょうが、季節はしっかり、交代の準備に入っているようです。


先日のこと。青森に帰省中の友人から、嬉しい贈り物がありました。

「お土産は何がいい?」
「じゃぁ、美味しい ねぶた漬けがいいな」

ねぶた漬け というのは、数の子やキュウリも入った、松前漬けの進化版。
とっても美味しいのだけれど、小さな箱に入っています。

なのに、届いたのは、大きな発泡スチロールの箱。
〇〇さんったら、何を送ってくれたのー?

べりべりとテープをはがしてフタを開けてみれば、「!!」

  

そこには、大きな帆立が、お行儀よく並んでいました。
我が家はみんな、貝が大大大好き。
早速、新鮮なうちに、その夜の食卓に乗りましたよ。

 

貝柱2個分をお刺身に。その ヒモ プラス1個を、バターとお醤油で焼きました。
そう、ひとり3個。 なんと贅沢なのでしょう。

もちろん、辛口の美味しい日本酒に決まり。
夫には、ビールと帆立がぴったりだったようです。

美味しいものがあれば、もう他には何にもいらない・・・ は、ちょっと、言い過ぎかしら。


軽井沢 その4

2013-08-20 07:56:38 | 旅行・おでかけ

3泊滞在した友人の別荘。
ゴミを集めて、仕分けし、集積所へ。
そして、全ての雨戸を閉め、水道・ガス・電気の元を止め、出発。

最後の朝は、SHERIDAN という朝食とランチのお店で、ブランチと、決めていました。

 

黒板の字、写真では判りずらいのですが、営業時間が、6:30~14:00。
ワンちゃんと早朝散歩の途中とかでも、寄れますね。

大きな窓で、まるで、外にいるような錯覚に陥ります。

 
         <カブの冷製スープ>                 <ポップオーバー>

コーヒーはポットで。 たっぷり、3杯分くらい入っていましたよ。

マダムがシカゴにお住まいだったことがあるらしく、シカゴ風にこだわったお料理です。

   

真ん中は、パネクッケンという、シカゴスタイルのダッチパンケーキ。
知っているパンケーキと違い、厚みがあって、いろいろな具材が入っています。

左右は、オーブンで焼いたオムレツ。中が、とにかくふわっふわ。驚きの美味しさでした。
左がクリームチーズ入りスモークサーモンのオムレツ。
右は、ソーセージのチーズオムレツ。

緑をいっぱい感じながら、初めて味わうシカゴ風に、満足の3人でした。


今回の軽井沢の最後に、どうしても行きたい所があって、そこに向かって出発です。

軽井沢千住博美美術館

駐車場に入ってすぐの、ちょっと変わった素敵な建物が美術館かと思ったら、ショップ&カフェ。
美術館はそこから緑に囲まれた小道を辿ったところに、ありました。

   

館内は、とにかく、明るい。
自然光を、こんなに取り入れている美術館、ほかにないように思います。
空が、中庭が・・・ 硝子が効果的に使われています。
地形の高低がそのまま生かされたという床は、ゆるく上ったり、下ったり。
建物の中なのに、森の中にいるような、気持ちのいい空間。
その中に、千住博美さんの迫力のある滝の絵が、時を変え、季節を変え、流れて落ちています。

あちこちの滝の絵の前に配されたベンチに座りながら、とってもゆったりしたひと時を過ごしました。
その、爽やかな気持ちのまま、駅に向かいます。


今朝はブランチだったので、3人とも、小腹がすいてきました。
レンタカーを返し、時間を見れば、予定の新幹線までちょっと余裕が。

立ち寄ったのは、軽井沢駅北口にある、大人の雰囲気の「茜珈琲店」。

   

香りのいいコーヒーと、3人で2人前のサンドイッチで、遅い昼食?早い夕食? おやつかな?

「東京と変わらないじゃない」 なんていう暑さもあったけれど、寒さを感じるほどの涼しさも。
経験したことのない豪雨にも出会ったし、広大な農園での初体験もありました。

日常の時間から解放される贅沢を、存分に堪能した4日間でした。


軽井沢 その3

2013-08-15 12:32:36 | 旅行・おでかけ

3日目の朝、車が濡れていたものの、雨は上がっていました。
庭の木々の、雨上がりの何とも言えない柔らかな緑の中、カッコウの声が響きます。

朝食は、前日収獲したミントのお茶を。きれいな色です。

     

右下は、これも前日収獲のバジルと薄くスライスしたパルミジャーノを春巻きの皮に包んで揚げたもの。
黒いお皿のは、前日スーパーで買った、厚さ3㎝の栃尾揚げ。
包丁を入れて袋状にしたところに、作ったネギ味噌をたっぷり入れて、焼きました。

しっかりお腹に収めて、どこにお出かけ?

11時半にランチを予約した、あそこです。
ひと滞在中、1度は訪れないと気が済まない、ヴィラディスト ガーデンファーム アンド ワイナリー

ここのカフェレストラン、営業時間が、10:00から、日没まで。
東京では絶対にない、時間設定です。

途中雨が降り出し、着いた時にはザーザー降り。 なので、車を降りて、まっすぐにレストランへ。
席に着くと、窓から、傘をさして散策している人が見えました。

  

前菜は、地元野菜と、ガーデンで採れた野菜たち。 
「お野菜が美味しいねー。」 
毎回、同じことを言ってしまうほど、歯ごたえや香りが、東京で食べる野菜と違います。

お料理はもちろんのこと、使われる玉村豊男さんの器が、いつも楽しみ。
ランチョンマットも、玉村さんの絵です。

 
      <チキンのヨーグルト焼きと自家製ソーセージ>             <鮮魚のポワレと信州サーモンの赤ピーマン詰め>

メインのお料理のころは、まだ雨が、軒先を伝って、滝のように流れていました。

          

デザートを食べ終わる頃には雨が止んで、諦めていた散策が楽しめました。
3人の日ごろの行いが良いことが、こういう所でわかりますねー。

ガーデンから見るレストランは、こんな感じ。

   

雨が上がったばかりのガーデンは、何もかもが鮮やかで、気持ちいいとしか、言いようがありません。

 

友人も、私と違ってしなやかな手で、お花にカメラを向けます。

 

お腹も満たされ、心も満たされ、車で走る帰り道は、ブドウ園の間の道。
まだ青くてかわいい実のぶどうたち、しっかり育って、美味しいワインになる準備中です。


小諸に、ちょっと寄り道。
美味しいお味噌を買うためです。

 

出していただいたお茶を飲みながら、お味噌を吟味。
2種類のお味噌を選び、500グラムのを8個、宅配をお願いしました。
ほかのふたりも、それぞれ宅配の伝票を書いていました。

別荘に着いて、ふたりが温泉へ行っている間、私は、前日に引き続き、お留守番。
実は、前日、元気なのに体調が万全でないらしく、帯状疱疹になってしまったのです。
と言っても、覚えのある痛みに、すぐに受診。
なので、疱疹も帯状に広がらず、ちっちゃなひと塊。
免疫ができ、1度っきりのはずの帯状疱疹、まさかの3度目。
診療所の先生いわく 「なる人は何度でもなりますよ」 ・・・・
早期治療が功を奏し、あの激痛を感じることもありませんでした。

この夜は、友人が温泉帰りに買ってきてくれたお寿司と、冷蔵庫整理。
翌日には引き上げるので、お野菜やハムなど、使い切ってのお料理です。
3人でワイワイやっていると、あっという間ににぎやかな食卓に。


あれ? 朝から、食べるお話ばかり。
なんだか、ずーっと食べてばかりいるように思われちゃうなぁ・・・


軽井沢 その2

2013-08-12 10:50:26 | 旅行・おでかけ

2日目の朝、朝ごはんを食べているうちに、雨が上がり、お出かけ日和。

出掛けた先は、北軽井沢の 「石田観光農園」。
ちょっと有名らしいのですが、初めてです。

受付を済ませたご家族と一緒に、農園のイケメンお兄さんが、畑に案内してくれます。
ハサミとお塩が入ったカゴを渡されて、ワクワクとついて行きます。

お陽様が出てきて、なんだか、晴れ過ぎな感じ。

畑の手前に、リンゴ園。

  

秋にはリンゴ狩りが楽しめるということですが、今はまだ硬く、色づいていません。
ブルーベリーも、まだでした。

いよいよ畑に。思っていたより、ずっと広い。
あそこには何が、こちらには何が、と教えられ、畑の土に、足を踏み入れます。

まずは、最初に目に入ったトウモロコシのエリアに。

  

生で食べられるトウモロコシ、ひょうたんと間違えたゆうがお。
ハーブの所には、ミントやバジルなどが、勢いよく茂っていました。
他にも、モロッコいんげん、キュウリ、ルッコラ、アイスプラントなどなど・・・

  

ズッキーニに、トマト。イタリアントマトというのもありました。
プラムは、食べごろの実の生っている木の下には、脚立が置いてあります。
「あっちが赤い、それはまだ」 などと言いながら、わいわいと収穫の楽しみを味わいました。

このプラムの木があるあたりに、キャンプ場のような水道の設備があり、自由に洗って食べられるように。
ここでかぶりついた、3人とも初めて食べた生のトウモロコシ、甘くて、瑞々しくて、びっくりでした。
トマト、キュウリには、お塩をつけて。
お野菜を主食に、甘酸っぱいプラムが、デザートです。
炎天下、野菜で水分を十分に補給し、熱中症対策バッチリ。

シートを敷いて準備万端なご家族、なんと、マヨネーズの小さなチューブを持参していました。
なるほど、次回に来るときには、忘れないようにしようね、なんて。

持ち帰り用は、別料金。それぞれ、ビニール袋満杯でいくらとか、1本いくらとか。
明日の朝食用にと思ったハーブなんて、100グラム100円。
ミントとバジルを袋にいっぱい入れたつもりが、たったの50グラム、50円でした。
友人の一人は、色々な種類をカゴに収穫し、新鮮野菜を、家に送ってもらっていましたよ。

「初めての体験、楽しかったねー」 「うん、面白かったー」


帰り道、大きく「みるく村」と書かれた看板発見。
「せっかくだから、どんなところか、寄ってみようか?」

入り口右手に、大きなJAの牛乳工場があり、「あ、見学できるんじゃない?」

正面の、小高い丘の上の赤い屋根につられて階段を上ると・・・
その中には、淋しい売店が。できた当初は、さぞ、にぎやかだったことでしょう。
以前は工場見学とかもできたらしく、それなりに、ミニ動物園とかもあったらしいのです。
売店の奥にそれらしい柵も見えましたが、草ぼうぼう。

看板を見つけた時のワクワク感は、見事に裏切られました。
ただひとつ救いは、その売店のソフトクリームが、とても濃厚で美味しかったこと。
食いしん坊の3人なので、美味しいことで、他は許せちゃう。
でも、期待を持たせるあの看板は、ないなー。

この後、ワイパー最速でもフロントガラスを滝が流れる、初体験の豪雨。
運転していた友人が、「怖くて運転できない~」 というほどで、浅間茶屋の駐車場に避難しました。

雨が上がって、スーパーに寄り、別荘に着くころには、すっかり晴れていました。
さぁ、温泉に、ということになったものの、咳が出てきてしまった私、残念ながら、別荘でお留守番。
何種類もの鳥のさえずりを、ひとり、楽しみました。

いろいろあった1日、あれやこれや思い出して、話が弾み、ワインがすすみます。
翌日は、3人が大好きなあそこへ・・・


行ってきました。軽井沢

2013-08-08 18:39:30 | 旅行・おでかけ

風邪が治っていないのに、押して出掛けた、3泊4日の軽井沢。
この歳になっても、無謀なことをするものだと、自分で感心してしまいます。

軽井沢駅に着いたのが、お昼ちょっと前。
レンタカーを借りて、まずは、腹ごしらえ。

「何食べるー?」 「やっぱり、イタリアンかなぁ」

3泊お世話になる友人の別荘のほど近くに、塩沢グルメ通りと呼ばれるところがあります。
その通りにある、「BOUN DARE」という、南イタリア料理のお店。
テラスもあり、すっきりした、気持ちのいい、大人色のお店です。

メニューから3人それぞれ別の物を選び、シェアすることにしましたよ。
ランチには、前菜が次々と3種類も!

3人とも 「食べたい」 と選んだ、ビアディーナ(変わりピッツア)。
クレープのようなピッツアに、生ハムやチーズやお野菜を包んで、パクリ。

  

生ハムとチーズの塩分がちょうどよく、お野菜も、余るほどたっぷりでした。

オリーブオイルと並んでいるのは、アンチョビバター。
これが、3人とも気に入ってしまい、パンにつけて 「美味しいねー」。
次に、パスタが2種類
生パスタなので、歯ごたえもちもちと、美味しい!

         

お皿が深いので、見た目より量があり、3人で分けて、お腹いっぱいに。

新幹線で軽井沢に着いて、レンタカーに乗り換え、ランチはイタリアン。
気がつけば、このところ、毎年同じパターン。

東京からたった1時間ほどなのに、まったく違う所にいる感覚を味わいながら、4日間の始まりです。


この後、旧軽井沢銀座に買い物に寄ったら、いきなりの豪雨。
チャーチストリートに飛び込み、お店を見ながら雨宿り。
雨が上がってそとに出たら、今まで見たことのないほど閑散とした旧軽銀座。
ゆっくり3人並んで歩き、夜のためのワインなどを買いました。

夜は、毎年楽しみにしている 「星野温泉・トンボの湯」 へ。
美肌の湯にゆっくり浸かると、日常からどんどん遠ざかっていきました。

別荘に帰って、昼間に買ったワインを開けたのは、言うまでもありません。
外は、いつの間にか、大雨になっていていました。
この日は、7月27日。テレビで、東京の隅田川花火大会の中止を伝えていました。
後で聞いたら、その花火大会に、一緒いた友人の娘さん、そして、わが息子も行っていたのですって。
滅多にない花火の中止、貴重な、びしょ濡れ体験だったようです。


我が体調は・・・ まぁ、肺炎あがりとは思えないくらい、好調でした。