少し間が空いてしまいました。
ずいぶんサボってしまい、そろそろ更新しなくちゃ、と思った矢先、娘の、交通事故。
バイクで走行中、左にカーブする時、運悪く、雨で濡れたマンホールの上で曲がり、滑って転倒。
救急搬送されました。
病院からの電話連絡で、頭蓋骨骨折、外傷性クモ膜下出血と聞いたときは、「何を言っているの?」 状態でした。
葵に 「お姉ちゃんを守って!」 と声を掛け、すぐに夫と病院に向かいました。
CT検査の結果を見せていただいたら、確かに、頭蓋骨に、黒く細い線が入っています。
頭蓋骨の中に、ふわっと、小さく、血液の影が見えます。
「もし出血が広がるようなら開頭手術となりますが、そう心配するほどではないでしょう。様子を見ましょう」
との先生の言葉に、驚いたり、ほっとしたり・・・
症状の説明を受けてから面会すると、左顔面に、いくつか擦過傷があり、左目辺りが青く腫れています。
声を掛けても、「ん、ん」と言う返事だけ。
初めて見る痛々しい姿でした。
入院に際し、必要なものはこれこれ・・・ という説明を受け、その足で、買い物に。
パジャマを3着、歯みがきのセット、スリッパ、柔らかい靴下。
意識が朦朧としているのでと、穿かせるタイプの紙おむつまで。
家に帰り、バスタオルやフェースタオルも用意。
全てに名前を書いて、とのことなので、中学校以来初めて、娘のために名前を書きました。
翌日の、MRIの検査の結果・・・ 「問題はなく、退院してもいいですよ」 と。
頭蓋骨の亀裂は、きれいに塞がっていました。
あんなに脅かされて、拍子抜けするくらい、軽く済んだのです。
たった2日半の入院でした。
あとは、抗生剤、痛み止めの薬を4日間服用。それだけ。
頭部の痛みも、顔面の腫れも、時間が治してくれるでしょう。
あとは、顔の傷が痕に残らないことを願うばかりです。
口が開きにくい娘のために、今夜も、食べやすいものを作りましょう。
顔色を見て判断する病気ではないので、病院に行くのに、ちゃんとお化粧して。
みんな、きれいにして来ています。
診察室に入ったら、先生、真っ先に、「髪の毛切ったんだー」 と言ってくださいました。
なんだか、信じられないことだけれど、信じちゃうけれど、
腫瘍マーカーの数値が、とってもいいのです。
ディズニーシーで、目いっぱい遊んだりしたからかなぁ・・・
まぁ、魔女のように生きることになっている私ですから、当たり前といえば当たり前かぁ。
とはいえ、完治したわけでは、決してないので、これからも、しっかり管理はしていきますが。
血液検査、ゾメタの点滴、診察と、一通り終わり、会計を済ませたら、15時半。
薬局の待ち時間が30分ほどというので、その間に、遅いランチを。
私がいつも行く薬局の近くで、ちょっと良いお店を2軒見つけてあります。
そのうちの1軒で、今日は、タイ風グリーンカレーとレッドカレーの2種盛り。
今日の日替わりランチは『鰹のマリネ』だったらしいけれど、時間が遅かったので、もう終わっていました。
でも、ほかのランチメニューにも、スープ、デザート(プリン・奥の真ん中)がつきます。
共通のお野菜は、オクラとなす。
それぞれに一片入っていた、別々の怪しげな(辛そうな)葉っぱのかけらは、怖いのでそっと避けました。
辛いほうのレッドカレーは、ヒーヒーするほどには辛くなく、それでも、お水を飲みながら・・・
どちらもサラッとしたカレー。
ご飯が多かったので、半分ほど残してしまいました。
ということは、カレーも残って・・・ いいえ・・
具をご飯に乗せて味わい、残りを、スプーンですくって、スープのように頂いたら、美味しかったー。
「一粒で二度美味しい」 みたいなお得感で、うれしいひとりランチでした。
真夏のようなジメジメ感はなくなっても、やっぱり、まだ 「暑さ」 を感じた昼間。
電車の中は、まだ半袖の人も何人もいて、上着を脱いで手に持っている人もいました。
暗くなってから自転車に乗ったら、肌寒さが、やっぱり秋でした。
新宿で開催された、小原流の華道展に、知人が出展するというので、見に行ってきました。
広い会場、いくつもに分かれたブース毎に、テーマがあるようです。
どの作品も、秋のお花や実などを素材にした力作ばかり。
私が学んだ 古流 とは、活け方も雰囲気も、ずいぶん違います。
流派によって、特徴がはっきりしているのを、改めて感じました。
それでも、活け方に違いがあるとはいえ、扱うのは、同じお花。
命を美しく活けるという、向いている方向は同じです。
ぐるっと見て回るうちに、いくつもの素敵な作品に出会え、柔らかい気持ちになれました。
葵がいなくなってから、1度も美容院に行っていなくて、「伸びきったおかっぱ」 状態。
気になる分け目辺りだけ、市販の毛染めで染めていました。
気になっていながら、日が過ぎてしまっていましたが、季節は、秋。
髪だけでも美しくならなくては。
ということで、この日、久し振りに予約をし、美容院へ。
首が隠れる長さにカットしてもらい、毛先まできれいに染めてもらい・・・
頭も気持ちも軽くなって、気分も、しっかり 秋 になりました。
窓を開けていると、金木犀の甘~い香りが入り込んできます。
その、金木犀を、味わう機会がありました。
友人と待ち合わせてランチに出かけた、銀兎(ぎんと) というお店。
ずっとご主人の介護をしていて、しばらく会えなかった友人が、久し振りに参加。
学生時代から続く4人組。
彼女がご主人から離れられずに、最近はいつも、3人での行動でした。
スパークリングワインで、4人揃った笑顔に、乾杯!
<ハーブと季節の野菜のサラダ> <人参のムース?・・>
イチジクとベーコンの入った白いフォカッチャが、美味しい。
そのフォカッチャに添えられていたのが、季節にピッタリの、金木犀のジャムでした。
口に入れると、ふーっと、鼻から金木犀の香りが漂い出ます。
まだまだ介護は続きそうだけれど、次第に回復してきている様子。
仕事にも、100%には遠く及ばないながらも復帰したご主人。
何から何まで面倒を見て、1時間のリハビリのマッサージをし、毎日会社まで電車で送り迎えをし・・・
妻として、とにかく頑張っている、というか、頑張りすぎている彼女。
だいぶ良くなったとはいえ、まだまだ、奥様の手が必要な状態が続きそう。
たまに、お嬢さんと息抜きはできているようで、ちょっぴりほっとしています。
友人として、気持ちではこんなに応援しているのに、何もしてあげられないもどかしさ。
電話で、気持ちを聞いてあげるだけでも、少しは手助けになっているでしょうか。
さつま芋の冷たいスープが、ほんのり甘くて、美味しかった。
お昼のコース料理。お料理の供されるのが、比較的ゆっくりのお店です。
合間に、4人揃っての記念撮影のシャッターを押してもらったりで、のんびり、ゆっくり。
<ブルーチーズの何とか> <上州もち豚の炭火焼>
私が選んだ 上州もち豚の炭火焼、添えられた4種類のお薬味で、ひと口毎に味が変わります。
右奥は、お肉がだめなひとりが選んだ、お魚料理。
彼女ったら、実家がお肉やさんなのに、お肉、ダメなんですよー。
運ばれる度に説明されたお料理、ちゃんと聞いたのに、おしゃべりに気がいって、うろ覚えです。
忘れちゃったのは、みんな、「~の何とか」に。
3貫の創作鮨かパスタを選び、満腹になったところで、デザート。
<デザートの3種盛り>
レディの食事には、いつでも、デザートが重要です。
アプリコットのシャーベットと、フィナンシェと、抹茶の何とか。
お料理でいっぱいになったお腹に、すんなり入っちゃうものですねー。
3時間、いっぱい笑って、いっぱいしゃべったのに、まだ足りないくらい。
よく、話題があるものです。
細身の友人、体力のいる介護で、腕が逞しくなりました。
自身がつぶれてしまわないように、たまにはこんな風に力を抜くのも大切なこと。
ご主人が出勤中に、少し、自分の時間が作れるようになったのですもの。
まだ一緒に旅行とかはできないけれど、また、こんな風に楽しい時間を過ごすくらいは、できそうです。
自分が大変なのに、私の体のことまで気遣ってくれなくても、いいよー。
来年は、4人揃って軽井沢に行けるようになったらいいね、なんて思いながら、お開きに。
彼女は、その足で、ご主人を、会社まで迎えに行きました。
おばさんふたり、お出掛けの先は、東京ディズニーシー。
ディズニーランドには何度も行っているのに、シーは、甥の結婚式のついでに1度行ったきり。
その時は、家族で、娘の案内にまかせ、しかも、夕方から夜の園内。
どこに何が、なんて、全く覚えていません。
なので、ほとんど初めて状態で、とーっても楽しみでした。
人気アトラクションのファストパスを取ってから、港でこんなショーを楽しみました。
お昼は、客船コロンビア号のレストランで、しっかり、コース料理。
ハロウィンの色付けが、あちこちになされています。
お腹が満たされたところで時間を見たら、ファストパスを取った時間に、まだ間がありました。
で、別のアトラクションへ。待ち時間は思ったほどでなく、わりとすんなり乗れました。
園内の移動は、列車を使ったり、舟に乗ったり。
事前に調べたり、係りの人に尋ねたりで、歳のわりには、けっこう効率よく動けましたよ。
ほかにも、アトラクションを、いくつも回ることができました。
そして、だいぶ歩いて、疲れてきたところで、ハロウィンのスケルトンのパレードを見て一休み。
賑やかな音楽が、お祭り気分を高めてくれます。
午後は雨、という予報だったのに、夕方になってもきれいに晴れた空。
私たち、まだまだ体力は残っています。
この後、2つのアトラクションをこなして、夕食に。
お昼をしっかり食べたので、夕食は、ショーを見ながら、ハンバーガーをかじりました。
チケットを取ってくれた、この日はお仕事の友人にメールを送るのに、携帯で写真を。
ところが、いつもデジカメばかりで、携帯では滅多に撮らないので、ズームがうまくいきません。
隣の青年に訊いたら、一瞬で、きれいなズーム写真が撮れるようになりました。
う~ん、若者、すごい!
ミッキーちゃんたちの歌と踊りを楽しんだ後は、テクテクと歩いて、移動です。
港の夜の、水と炎のショーを見て、大感動。本当にきれいでした(写真はなし)。
丸々1日をディズニーシーで過ごし、気がつけば、真っ暗な夜。
現実に戻って帰りの電車に乗っても、周りが、ディズニーのお土産を手にした人たちで、いっぱいでした。
先日、埼玉県所沢の、通称 「いも街道」 を通りました。
大きなケヤキで覆われたその道筋には、あちこちに、さつまいも直売、とか、いもほり、とかののぼりが。
富の川越芋有名なんだそうです。
その中の1軒の、大きな敷地に車を入れました。
驚いたことに、奥の方が、ずーっと、広い芋畑。
いもほりをしていた親子さんもいましたよ。あれ、楽しいんですよね
子供が幼稚園の時、芋ほり遠足に一緒に行きました。遠い昔です。
この日は、ほりたてのさつま芋を、買いました。
<さつまいも、いろいろ>
ちっちゃいのは、袋に詰め放題で、100円。
頑張ったけれど、詰め放題の達人さんには叱られそうなくらいの詰め具合。
それでも、「これで100円!?」 というくらい、詰めました。
大きな紫芋を1本おまけに頂いて、気持ちはホクホク。
七福人参はオレンジ色、小金千貫は白・・・
見掛けが同じように白っぽいので、土が乾いたら、区別がつかなくなってしまいました。
わずかにオレンジっぽく見える方を切ったら、きれいなオレンジ色の、七福人参でした。
同じオレンジ色でも、安納芋とはちょっと違います。
蒸かして、ポテトマッシャーでわしゃわしゃと潰したら、一本で、この量。
多すぎて、裏ごしする元気がなくなりました。
で、裏ごしせずに出来上がった、繊維がいっぱいの、ワイルドなスィートポテト。
みりんと合わせて塗った卵は、ちょっと贅沢に、烏骨鶏の卵。
(味が変わるわけではないけれど・・・)
こんなにたくさん、できました。
ちっちゃいのは、葵用。秋の味覚、いっぱい食べてねー。