Yokoの空

犬とわたしと、ちょっと気になる出来事たち…

手術記念日

2011-05-18 22:30:00 | 体のこと

乳癌の手術を受けたのが、1999年5月18日
術後、ちょうど、ナースのたまごちゃんたちが臨床の実習に来ていました
一生懸命、面倒を見てくれたのを思い出します。
彼女たちも、今では、立派なベテラン看護士さんになっているんだろうな・・・

もう大丈夫と思った頃に再発して、転移して、治療して・・・ 色々あったけれど、あれからもう12年。
他人事のような気もしますが、確かに、この身のこと。
たまに頭をもたげて悪さはするけれど、その都度たしなめて、言い聞かせて、おとなしくさせて。
闘うというより、共に生きる路を探りながら、今日まで仲良く歩んできました。

何かあれば、すぐに対応してくださる主治医の先生がいます。
2度の転移・再発のときも、即日検査をし、私の希望を取り入れた治療方針を決めてくださって・・
今は、私の状態にとても合う薬に行き当たり、安定しています。
異常がある度に連絡し、腎盂腎炎、帯状疱疹・・・ みな、この先生に診断していただきました。
頼り切って、安心した日々を送っています。

4週に1度の点滴、毎日の飲み薬、定期的な検査・・・
1年分の医療費を計算すると、毎年ちょっとした旅行に行けるほど。
それでも、こうして元気に過ごしていられることに、感謝の毎日です。
早期に発見さえすれば、治るのが、乳癌。
私はちょっと見つけるのが遅かったけれど、それでも、こうして、毎日お気楽に過ごしています。

若い人たちにこそ、乳癌検診を受けて欲しい・・・
万が一見つかっても、早いうちなら、日帰り入院での手術も可能なほど。
もしまだ検診を受けていない人がいたら、どうぞ、乳癌検診、受けてください。
病気の発見というより、安心のために。自分の命のために。ぜひ。


季節を

2011-05-17 12:41:49 | 献立

季節を、いただきました。
千葉県の知人が毎年送ってくださる たけのこ が、今年も届きました。

                 

「今年は出来があまりよくなくて・・・」と。
なんのなんの、真っ白で、やわらかくて、香りが高くて。
穂先はお刺身風に、太いところは煮物に、と、とっても美味しくお腹に納まりました。

葵ちゃん、今年も喜んでくれたかしら?

    
                      <2007年4月の葵>

そして・・・
鮮やかな緑は、昨日、お向いさんからいただいた しどけ です。

 

いちばん美味しいという定番の おひたし に。
茹で汁が、メロンソーダのような、きれいな緑になりました。

鰹節とお醤油で、醤油マヨネーズで、と、それぞれのお好みで味わった しどけ。
初夏の香りいっぱいのほろ苦いおひたしが、鰹のお刺身と一緒に、この夜の食卓の主役でした。

旬のものをしっかりいただき、う~んと長生きですねー。


母の日に

2011-05-10 20:48:18 | 家族のこと

母の日のことです。

その数日前に、「今なにが食べたい?」 との問いに、「そうねぇ、かにかなぁ・・・」 と答えた母。
というわけで、母の日のお昼に、新宿の かに道楽 に出かけて行きました。

  
        <ずわいかに茹で>                        <霜降り刺身>

母と私は、運転のため烏龍茶の夫に、ちょっぴり気兼ねの、スパークリングワイン。

  
    <かにみそ茶碗蒸し・かにグラタン>                    <炭火焼>

退院から2ヶ月ほど経った母ですが、膝の痛みが完全になくなったわけではないようです。
予約したのが、掘りごたつ式の席。
ちょっぴり不安ありで、中座で立ち上がるのに一苦労。
夫が後ろに廻って引き起こしたら一瞬で立てちゃって「わぁ、力持ち~」なんて喜んでいました。

  
    <活かにすき紙鍋>       <かにバッテラ・天ぷら・赤だし>

何から何まで、かに。お寿司の“ばらん”まで、かにさんに切り抜いてありました。

母は相変わらず歳を感じさせない食欲で、コースをデザートまで。
「美味しい、美味しい」 と、楽しく食べてくれて、本当に嬉しい。
来年の母の日も、お母さんの好きな美味しいものを、いっぱいいっぱい食べましょうね。


満腹で表に出ると、そこは花園神社。
「骨董市」 の のぼり がひらひらと・・・ でも、ほとんどが店じまいした後でした。
本殿で3人でお参り。
思いがけずの参拝に、長いこと手を合わせていた母は、何を願ったのでしょう?

     
                <娘からのカーネーションのケーキ>


そういえば、葵の納骨をしたのが、昨年の母の日でした。
時間は、どんどん過ぎていきます。

       
                  <2007年4月、桜の花びらの中で>