雨が降って、寒い日だなぁ、と思っていたら雪が舞いだした昨日。
ハラハラ、ぼたぼた、と、「あれ、本格的?」 などと思わせた木の葉のような大きな雪。
たった5時間ほどで、、再び、冷たい雨に変わりました。
お散歩できない不満顔の葵、急遽シャンプータイムと、相成りました。
<極楽~>
ゴシゴシ、ジャバジャバされて迷惑そうだった葵、ドライヤーの温かい風には至福の顔になり・・・
こうして 葵 と触れ合っている時間が、私にも至福の時であり・・・
同じことを繰り返す日常の煩わしさを、面倒に思ったり、幸せなことだと思ったり。
こんなふうに感じる時間があるのも、考えようによっては、幸せなことなのかもしれませんね。
ちょっと疲れている自分がここにいて、窓の外は、まだ、冬の空。
春より早い桜は見てきたけれど、やっぱりあれは、特別の世界。
晴れるはずの今日、お昼近くになってもお日さまは顔を出しません。
明日から3月。 春よ来い、早く来い・・・
伊豆からの珍しいもの2種。
伊豆『旅の駅』で見つけた 紅菜苔(コウサイタイ) 。菜の花のような花が咲いています。
<紅菜苔(コウサイタイ)>
棚に並んでいるのを見たときは つるむらさき かと思ったのですが、違うものでした。
中国野菜らしいのですが、家のほうのスーパーとかでは、見たことがありません。
もしかしたら、もう、ポピュラーな野菜なのでしょうか?
「美味しい食べ方は?」 とお訊きしたら、炒めるのと茹でるのが定番のよう。
2把買ったので、早速、両方試してみました。
<紅菜苔で2品> <葵にも おすそ分け>
ベーコン、しいたけと炒めた方は、少し紫の色が残っています。
おひたしは・・・ 煮立ったお湯に入れたその瞬間に、鮮やかな緑に変身してしまいました。
鰹節の糸削りとお醤油でいただきましたが、マヨネーズも、合いそう。
どちらも、食感がしっかりしていて、葉っぱの先までシャキシャキです。
つるむらさき のようなぬるぬる感は全くありません。
葵にもおすそ分け。ご飯に、刻んで入れましたよ
このお店にしかない、との従姉からの情報で、伊東で買った “いかのくちばし” 。
よくある “いかトンビ” から硬い口を取ったもの。丁寧な作業に、ビックリです。
<いかのくちばしの串刺し> <バター炒め>
こんな風に干しています。串に刺していないのもあり、そちらのほうがちょっとお安い。
もちろん、『お安い方』 を買いましたよ。3パック。
さっと炙ったり、バター炒めにするといいと聞き、バター炒めにしてみました。これで1パック分。
硬くはないのだけれど、しっかり歯を使う。次々と口に運んでしまう珍味です。
いい具合に塩味がついています。
これで、帰ってからの楽しみも、美味しく終わりました。さぁ、これからは、花粉との戦いです。 ファイト!
伊豆2日目の朝。
部屋から、海に上る朝日が見えるので、早起き。 が・・・ うっすらと雲が広がって・・・
明るくなっていくだけの空に、「ワワワー、ヒッチコック!」と思うほどたくさんのカモメが
目の前の海めがけて次々と降りてきて、しばらくすると、また、次々と飛んでいってしまいました。
“朝飯前の湯めぐり” で体はホンワカ、頭がシャキッとなったところで、ゆっくりと朝食。
<主役は尻尾しか写っていないアジの干物?>
朝から10品もの副菜、それにお刺身って、家では絶対に食卓に上りませんよねー。
旅行先では、何でも食べられちゃうのが、不思議です。
アンケートに 「夜桜、ありがとう」 と書いて、ホテルを後にしましたが、これといってあてはありません。
漁船の水揚げ作業の終わった漁港で、イカを干すのを眺めたり、
『ところてん作り体験』という看板につられて入ったものの、2時間後というのでやめにしたり・・・
稲取漁港直売所で、去年大満足だった “特大金目鯛の干物” を、今回も買いました。
そのあとも、寄り道の好きな夫、海沿いを行きながら 『旅の駅』を見るたびに立ち寄りです。
おかげで、採れたての “コウサイタイ(紅菜苔)” という野菜を見つけました。
去年、連休直後で、団体さんに総なめにされてできず、桜と同じくらい悔しかった『いちご狩り』
今回は、存分にできました。
熱川のいちご農園では、いちごがこんな風にぶら下がっていましたよ。
<高設栽培の いちご>
元気な親子連れが、「47個食べたー」 「53個。勝ったー」 なんてやっていましたが・・・
まだ朝食から3時間。その半分も食べられませんでした。
川奈ステンドグラス美術館 では、ちょうどパイプオルガンの演奏が始まる時間。
チャペルで、4大天使のステンドグラスを眺めながら、厳かに4曲を聴き終わって、テラスに出たら・・・
前日より濃い藍の海に、初島が、建物まではっきり見えていました。
今度結婚するときは、こんなところで静かな お式 もいいなぁ、なんて思ったり・・・
伊東で、このお店でしか売っていないという “いかのくちばし” を買って、あとは一直線。
月曜日ということで、帰りの道路は、高速も一般道も、スイスイ。
夕方4時には、葵を迎えに行くことができました。
<動物病院・待合室で>
お散歩もさせてもらって、いいお顔。
「おかえりー」 と大はしゃぎだった 葵、とっても元気です。
昨年見に出掛けた、伊豆の河津桜、三分咲きほどでした。
まだ人出も少なく、のんびりはできたものの、ちょっぴり悔しい思いをしました。
テレビのニュースで、満開の河津桜を見て、あの悔しさが蘇り・・・
「もう一度、今度は満開の桜、見てこようかー。土日だと混んじゃうから、1日ずらして・・」
稲取の去年と同じホテルに電話をしたら、15日の日曜日、ひと部屋だけ空きがありました。
娘も息子も家にいる時間が少ないというので、獣医さんに相談したら、葵の状態なら、お泊りOK。
ということで、11時頃動物病院に葵を預け、いざ、伊豆へ。
河津には翌16日に行くことにして、大室山に立ち寄ったりしながら、ホテルにチェックイン。
すると、フロントで、20時から1時間ほどの 「河津で夜桜見物」 という、嬉しいお知らせ。
バスを仕立ててくれるので、夫も夕食に飲んでしまっても大丈夫。
しかも、無料。これは、行くしかないでしょう、ということで、早速申し込みました。
露天岩風呂、ハーブ湯、木の香りの寝湯に、不気味な洞窟風呂などを巡って、じっくり温まり・・・
海の幸溢れる夕食に舌鼓を打ち、でも、お酒はちょっぴり控えめに。
稲取名物という、金目鯛の煮付け、ふたりでも食べきれないほどの特大サイズ。
お酒は、去年と同じ 「伊豆の里」 を。
満腹になったところで、ちょうど良い時間になりました。
浴衣を服に着替え、ロビーに集合し、小型のマイクロバス2台で、いざ、河津へ。ほろ酔いで気分撮った写真、桜であることは、なんとか分かります。
河津には、翌日チェックアウトした足で向かうつもりでいたので、夜桜なんて思いもしませんでした。
思いがけず、ライトアップされた夜桜を見ることができて、大満足。
これで、今回の “河津桜 リベンジの旅” の目的が、早くも果たせました。
ちなみに、昼間(夕方近く)、ホテルに着く前に見た桜、木肌がとてもきれいだったので、パチリ。
秋田の樺細工の、あの感じ。
ツヤツヤとして、花がより鮮やかに見える “引き立て役” でもあるようでした。
うっとりした気分でホテルに戻り、夜桜の余韻に浸りながら、再び温泉
大浴場は、20時に男女入れ替わったので、食事前とは別の“湯めぐり”が楽しめます。
ジャグジー、寝湯、展望露天風呂、打たせ湯、そして、サウナなど。
たっぷり汗を流し、気持ちよく、眠りにつきました。
月曜日に、主治医の先生の勧めで、初めて、PET-CT を受けました。
今まで、ずいぶん色々な検査をしてきましたが、これは初めてです。
PETとCTを複合したPET-CT (Positron Emission Tomograhy & Computed Tomography)
要するに、最先端の医療機器での、癌スクリーニング検査。
PET単独では何箇所かあるのですが、この複合となると、、都内でも23区内に限ると4箇所。
家から行きやすいホテル・ニューオータニの中のクリニックを選びました。
問診のあと、薬剤と生理食塩水の点滴。
そして、薬剤が全身に回るまでの60分の安静時間のあと、胸部CT、全身CT、全身PET。
ただただ動かずに、30分ほどかけての撮影です。
再び30分の安静時間のあと、腹部CT、腹部PET。
検査そのものは撮影するだけでどうということもありませんが、問題は、安静時間。
安静室というのが、ゆったりした個室で、柔らかい照明に、お相撲さんでも座れる大きな1人掛けソファ。
ところが、30分は兎も角、60分はきつかった~。
水を飲む以外、何にもしてはダメ。
本も、読むと脳が活性してしまい、腕の筋肉を多少でも使ってしまうとかで、ダメ。
眠ろうと思っても、眠れない・・・
憧れの“何もしない時間” は、決して“何もしてはいけない時間”ではないことを学習しました。
結果は主治医の先生のところに送られ、次回の診察の時に聴くことにしてあります。
CTとPETを重ね合わせた自分の画像がどんなものであるのか、楽しみでもあります。
ちょっと、生々しそう・・・
せっかくニューオータニまで出かけたのに、検査は14時から3時間。
検査前6時間は絶食ということなので、ゆったりランチもなし。
終了後、ホテルでステキなディナーをひとりぽっちで、なんて、とてもとても寂しくて・・・
すきっ腹を抱えたまま、さっさと帰ってきてしまいました。
その夜は、ホテルでの優雅なディナーと程遠い、いつもながらの夕食と相成り・・・
たまに食べたくなるこんにゃく、ひと口で食べられる味噌田楽にしてみました。
すりおろした柚子の皮をたっぷり入れて。
甘さを加減して、お茶請けにも良さそう。
お腹の中が、きれいになりますように・・・
葵 は、4分の1錠のステロイド剤を4日飲んだ後、全く症状が出ません。
ふらつく様子も全くなく、食欲も普通にあり、元気に歩き回っています。
本人がしゃべらないので本当のところは分かりませんが、見たところ、問題ないようです。
ご心配いただき、本当にありがとうございました。
どうやら、葵のメニエール病は、三半規管の末梢に起因する、一過性のもののようでした。
自然の状態で、ステロイドは体内で作られているのだそうです。
ステロイド剤を数日服用すると、体内では作らなくなってしまっているのだとか。
急にやめてしまうと危険があるので、今までの半量を、4日だけ飲みましょう、と。
6日間飲んだ小さい錠剤の半分の、更に半分。
これを4回飲んで、徐々に体調を戻し、そのまま症状が出なければ、OKだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/9d/b44f1cff961f30ec8d9399bc2ca100b3.jpg)
<ありがとう、もう大丈夫>
目が、ほんの少し白濁しているのが気になっていたので、ついでに診ていただきました。
白内障が、若干現れているようですが、そう心配するほどには進んでいないと。
更に、緑内障の検査も。
目の間近から風圧をプップッと6回当て、結果は問題なし。
見かけで、ずっと可愛い仔犬のときのままのような気でいますが、10歳半。
今回のことで、当たり前に、歳をとっているのを実感しました。
ほっとして、美味しいお茶を淹れました。お茶請けは、岐阜の 「しぶ栗きんとん」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/33/b5e44ed464e99789a98a22c1a8ce2401.jpg)
渋皮煮の栗のきんとんで、普通の栗のきんとんを包んだ、大人っぽいお菓子。
渋皮煮 そのものが好きなので、とっても美味しくいただきました。
一週間のご無沙汰でしたー。
葵のことに加え、仕事、検査など、なんだか忙しく、ブログを放ったらかしのままの1週間。
その後の様子をお知らせもせず、ご心配をお掛けしてしまいました。
たくさんの方の温かい応援が、とっても嬉しい葵です。本当に、ありがとうございました。
ご覧のとおり、すっかり元気になりました。
後ろで、お兄ちゃんが尻尾にいたずらしています。困った顔の 葵 です。
さて、問題の錠剤です。
チーズなどの軟らかいもので包めると楽なのですが、偏食な葵、それができません。
口の脇から喉のほうに差し入れても、苦労してもがいて、ペッと出してしまいます。
抵抗される私も、痛い思いをして・・・
飲み込んだほうが、ずっと楽だろうと思うのに・・・
そこで、薄くスライスした砂肝や鶏レバーに、さらに切れ目を入れて、仕込みました。
においを感じないように、切れ目を下に向けて、「お願い、噛まないで」
いつもは 「よく噛んでねー」 なんて言っているのですが・・・
小さい錠剤の更に半分、1日1回6日間、何とか飲み終わりました。
今日は、動物病院休診の木曜日、1日様子を見て、金曜日に診察を受けに連れて行きます。
見かけは、もう、何も問題ないように見えますが、どうなのでしょう。
こんな時、同じ言葉で話せないことを、本当に歯痒く思います。
1月31日がお誕生日だった夫、葵の騒ぎやらで、お誕生祝いがうやむやになってしまいました。
月が替わってしまいましたが、やっとお祝いし、めでたく、またひとつ、歳をとりました。
(お祝いをしなくても、ちゃんと歳は増えていくのですけれどね・・)
夫はゴルフのときに、自分でいくつか買ったキャップを被ることがあります。
でも、それが全部、普通サイズ。
人より少々脳みそが多い(?)頭に合う、大きいサイズのキャップをプレゼントしました。
今度のゴルフで、使ってくれるかなぁ・・・