大変なことばかりの1年が、やっと終わります。
来年は明るい、穏やかな1年でありますことを、願ってやみません。
個人的にもいろいろあり、途絶えがちのブログでしたが、皆さまのおかげで、何とか続けてこられました。
感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございました。
来年も、休み休み、喘ぎながらではありますが、こんな調子で続けられたらと思います。
終わりよければ全てよし、としたかったのですが、年末になり、風邪をひいてしまいました。
というか、ほとんど咳だけなのですが。
おかげで、腹筋がうんと鍛えられています。
この咳のおかげで、すっきりしたお腹で、新年が迎えられそうです。
皆さまどうぞ、健やかな良き年をお迎えください。
そして、来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
骨折の治療優先だったので、久しぶりの超音波検査。
乳腺、脾臓、膵臓、肝臓・・・ 転移もなく、特に問題なし。ほっとしました。
今服用の薬が、とても相性がよく、うまくコントロールしてくれているようです。
そして、整形外科も受診。
レントゲンの結果、1か月前と比べると、ずいぶん成長した骨が確認できます。
先生に、「ここまでくれば、あとはもう、順調に行くと思いますよ」 と言っていただきました。
気が軽くなりついでに、今年は、大掃除を、うんと手抜きすることに決めました
ということで、気持ちよく新年を迎えられそうです。
こんな時には、美味しいものを。
おが屑の中に、おとなしく収まっていたのは、屋久島からの車海老が15匹。
ところが、おが屑から引き出して見ると、さぁ大変。
ぴちぴちと、元気のいいこと! 何匹も、箱から飛び出してしまいます。
調理台も床も、飛び散ったおが屑だらけ。
お料理の途中で、掃除機をかける羽目になるなんて!
どうしようと考えて、ボールに張ったお水に入れてみたら、あーら不思議。
おとなしく、しかも、お行儀よく整列してくれました。
あー、かわいそう、なんて言いながら、しっかりと調理された車海老、こんなふうになりました。
新鮮そのものの身は、もちろんお刺身で。
こりっという歯ごたえがあるのに、とろ~んと甘くて。
命に感謝しながら、「おいしいねー」
頭のから揚げは、北海道で買ってきた 「がごめ昆布塩」で。
じっくり揚げたので、殻も全部、カリカリと美味しくいただきました。
年賀状、頑張らなくちゃ、なんて言っておきながら、まだ出来上がりません。
明日には、絶対、投函するぞー! 元旦には・・・無理かなぁ・・・
昨日12月25日は、世界中の人にお祝いされている気分のこの日に生まれた娘の、お誕生日。
今年は、フレンチレストランの「オテル・ドゥ・キタオカ」で、5人揃ってのお祝い。
89歳の祖母(私の母)も、かわいい孫の〇〇歳のお誕生日を祝ってくれました。
この日はクリスマスメニューのみということで、どのテーブルにも、同じ物が運ばれます。
<アミューズ> <人参のムースと雲丹のカクテル、海の幸のソテー> <スズキのグリル>
「お誕生日、おめでとう!!」 って、いくつになっても、嬉しいものですよね。
いくつか、お友達の結婚式にお呼ばれし、「〇〇ちゃんの子ー」 なんて、可愛い写メを私に送ってくる娘。
1月にも、小さい時からのお友達が、結婚します。
<蝦夷鹿ロースのソテー> <シャンパンとワイン>
飲み終わった瓶を、テーブルに並べてくれました。
乾杯のシャンパンは、ロゼを。
お料理に合ったものを選んでいただいた白ワインは、爽やかな香りで、口当たりもよく。
母も、美味しそうに飲んでいました。
大きな災害のあった今年は、個人的にも、大変な年でした。
何とかこうして、家族揃ってお祝いができ、幸せな締めくくりができて、本当に良かった・・・
これからもずっと、祈りと感謝の気持ちを大きく持っていかなくては。心から、そう思います。
娘のデザートは、サンタさんが二人の、、バースデイプレート。
チョコレートで書かれた文字を、フォークでカリカリとはがして、ケーキと一緒に食べていました。
毎年、娘のお誕生日が過ぎて、やっと年末を感じ、ばたばたとし始めます。
でも、今年はいろいろあって、なんだか、まだ、エンジンかかりません。
葵ちゃん、すっかり怠け者になったママのお尻を、思い切り押してちょうだいな。
とりあえず、遅くなっちゃったけれど、年賀状、頑張らなくちゃ。
登別で迎えた朝は、うっすらの雪を眺めながらの、朝風呂から。
8時半ホテル出発、と決めていたので、逆算すると、前日と同じく、5時半起きです。
しっかり朝食を摂り、身支度を整えて、「しゅっぱーつ!」
昨日と同じ運転手さんが、迎えに来てくれていました。
まずは、きれいに晴れた、気温マイナス2度の白老・アイヌ民族博物館へ。
点在する家の一つで、民族楽器の演奏や歌、踊りを見学。
<巨大なコタンコロクル像> <熊の霊送りの踊り(たぶん・・)> <トンコリの演奏>
真ん中の写真の男性が、面白おかしく、アイヌの歴史など、解説してくれました。
客席とのやり取りも面白く、ときに、大きな笑いが。
ところが、私たちが大笑いしている時は、ほかは、しーん。
なんと、この時、日本人は私たち3人だけ。
あとは、シンガポールとか、中国とかからの観光客。説明のひとつひとつに、通訳が入ります。
笑いに、時間差があり、それもまた、面白く・・・
さぁ、次はどこに・・・
タクシーは、列車の発車に間に合うように札幌駅に着けば大丈夫。
ということで、白老から一気に小樽まで行ってもらいました。
高速道路を、雪が舞います
札幌に差し掛かったあたりでは、吹雪のよう。
が、さすが、北海道の車たち。
真っ白な路面を、70~80kmのスピードで走行。
さらに、そのわきをビューッと、トラックとかが追い抜いて行きます。
雪に軟弱な東京の感覚では、とても考えられな~い。
そうこうしているうちに着いた、大人の街という印象の小樽。こんなに、雪が積もっていました。
でも、なんだか片栗粉の上を歩いているような感覚で、少しも怖くありませんでした。
<小樽運河>
「傘をさしているのは、観光客だけ」 そう聞いて、なるほど。
みなさん、傘をさしていないだけでなく、手に持ってもいないのです。
3人が行きたかったのは、 北一硝子。
あちこちに構える店舗から、明治の半ばに作られた倉庫だったという三号館に、連れて行ってもらいました。
館内をあちこち見て回り、素敵なグラスを見つけ、家族分の4つだけ、買いました。
もし割ったりしたら、また、ここまで買いに来なければなりません。大事に使わなくちゃ。
昼食は、運転手さんお勧めの、美味しいお寿司屋さんで、おまかせの握りを。
こんなの食べたことない、というくらい厚みのあるシャコに、びっくり。
どれもこれも、美味しくて、大満足でした。
小樽、違う季節にやってきて、ゆっくり散策したいと、心から思いました。
美味しいお寿司を堪能し、欲しいものも手に入れて、後ろ髪ひかれる思いで、札幌に。
さて、ここからが、今回の私たちの北海道旅行の、一番の目的。
憧れの 寝台特急カシオペア・スイート に乗ること。
今回は、このために計画した旅行でした。
部屋は、暗証番号キー。
発車して間もなく、客室乗務員さんが、ウェルカムドリンクを持ってくれます。
小瓶のウィスキー、ワイン、ミネラルウォーター、氷を、ワイングラスなどとセットで。
ソフトドリンクも、注文を聞いて、持ってきてくれました。
スイートはメゾネットタイプ。
1階が寝室で、ベッドのほか、クローゼットが。
2階のソファ席のリビングルームには、シャワールームと、洗面台付きトイレが。
3人なので、寝るときには、リビングのソファが、3台目のベッドになります。
バスタオル、フェイスタオル、部屋着が揃っていて、まるでホテル。
シャンプーセットや歯磨きなどのアメニティーグッズも、一人分ずつ巾着袋に入って、セットされていました。
期待の夕食を摂っている間に、すっかり夜に。
青函トンネル、いつの間にか通過していました。
カシオペアの絵のラベルのワインで、かんぱーい!
夕食が終わった21時半からは、食堂車のパブタイムです。
寝台車というものに乗ったことのない3人でしたが、振動も心地よく、しっかり眠れました。
朝、希望の時間に、コーヒーと新聞が部屋に届きます。
景色を眺めながらのモーニングコーヒーで、徐々に現実に戻っていくようでした。
食堂車でのんびりと時間をかけた朝食で、この旅の締めくくり。
部屋に戻り、荷造りなどを終えたころには、車窓が、見慣れた東京の風景に変わっていました。