Yokoの空

犬とわたしと、ちょっと気になる出来事たち…

ありがとうございました

2014-12-31 16:24:50 | 体のこと

今年最後の、主治医の先生の診察。

2014年3月に認可された新薬で、アフィニトール という抗癌剤があります。
7月から飲み始め、夏の入院の間中断、10月に服用を再開しました。

この抗癌剤が、ちょっと悪さを始めました。
主には、口内炎、ひどい疲労感などです。

口内炎は、食い意地が張っている私ですから、美味しいもの食べたさに、何とか克服できています。

が、疲労感・・・
家の中の階段を、3~4段上っては次の足が上がらなくなり、休んでは、また3~4段。
階段が延々と続いているような気がしちゃいます。
先生にお話したら、
「年末年始の楽しい行事を楽しめなければ、治療の意味がない。少しお休みしましょう」 と。

飲んでいた薬を飲まないのは不安があるけれど、今回は、先生の判断におまかせ。
年末年始、病気のことは忘れ、目いっぱい楽しむことにしましょう。

と、その前に、今まで体調のせいにしてのんびりしていた分、やることが山積みです。

大晦日になって、やっとお節作りです。
連子鯛を人数分焼いて、お煮しめを作って、有頭海老を焼いて、菊花蕪に、酢ばす、数の子・・・
黒豆と栗きんとんは、買ってしまいました。

なんだか、この頃、主婦並みに家事をこなしてくれる夫。
この際、お料理以外のことは、頼ってしまいましょう。

今も、メモを持って、お買いものに行ってくれています。
どこに寄っているのか、なかなか帰ってきませんが(笑)

     

唐突に、葵です。セーターを着せられた葵。
毛ぶきが良すぎて、面白い姿になってしまいました。
居なくなってからたーくさん時間が過ぎているのに、あの姿、鮮明に目に浮かびます。


今年は、色々なことがありました。というか、ありすぎました。
が、何とか無事に年を越せそうです。

こんなめちゃくちゃなブログに1年間お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
来年は、もうちょっと頻度を上げて、日常のことなど綴って行けたらと思います。

皆さま、どうぞよい年をお迎えください。


バレエを観た後は、忘年会

2014-12-27 10:59:13 | 鑑賞・観戦

娘がグラン・パ・ド・ドゥを踊るので、友人二人を誘って出かけました。

大人のバレエコンサート。
色々な作品のグラン・パ・ド・ドゥ を、たっぷり楽しみました。

腰椎のヘルニアになってしまったという娘、テーピングと薬で、踊りきりました。
でも、踊る前は、そんなこと、ひとことも言っていなかった・・・


池袋に戻って、華湘という中華のお店で、3人忘年会。
まずは、シャンパンで乾杯。

前菜の盛り合わせから、北京ダックや、海老のマヨネーズ炒めに、チリソース・・・

 
    <ロマネスコの蟹あんかけ>            <青梗菜の干し貝柱煮>

実際は、写真よりずっと鮮やか。
ロマネスコは、最近、お店で売っているので、我が家の食卓にも上ります。

「もう、今年は会えないねー」
「来年も、いろんなこと、しようね」
「新年会、いつにしようか」

   

おしゃべりの尽きない、いつもの3人組、初登場。
真ん中の二重あごが、私です。

おふたりさん、今年もたくさん遊んでくれて、ありがとう。
何事もなく年が明けて、何事もなく時間が過ぎていって、その間に、楽しみをいっぱい作って。
来年も、よろしくねー。


ことしも、クリスマスは誕生祝い

2014-12-25 20:46:29 | 食べ歩き

娘が、ひとつ歳を重ねました。
今年は、家族でお祝いする席に、ひとり、増えました。
新婚のふたりが仲良くやっている様子、何よりです。

レストランのこの日は、クリスマスメニューオンリー。
どのテーブルも、同じお料理が並びます。

アミューズから始まり、ラングスティーヌとタラバガニのグラチネ、舌平目のなんとか。
メインは、フォアグラソテーと和牛ミンチのパイ包み焼き。

  

どれも美味しくて、楽しくて、素敵なお誕生会になりました。
(私、前日熱を出してしまい、体調がいまいち。お料理、少しずつ残してしまいました)

ソムリエさんが選んでくれたシャンパンと白ワイン、母も、皆と同じだけ飲んでいましたよ。

デザートのプレイトに、いつものように、名前と文字を入れてくださいました。

    

今年嫁いだ娘、こうしてお祝いするのは、いつまでかなぁ・・・


味噌ラーメン

2014-12-13 20:35:18 | 食べ歩き

「たまには、ラーメンなんか、いいねー」
夫と、昼食の話です。
「味噌ラーメン、食べに行こう」
「えー!?」

夫が味噌ラーメンという時は、車で30分以上の所にあるお店を、さすのです。
確かに、美味しい味噌ラーメン。
普通に醤油も塩もあるのです。
こんなに美味しい味噌ラーメンのお店、醤油も食べてみたいな・・・

でも、ここに来ると、夫の世界。
「何にする?」と言いながら、私には、チャーシューとコーンをトッピングの味噌ラーメン。
夫自身のは、味噌ラーメンにもやしとコーンをトッピング。
そう、私の返事を待たずに、注文しちゃうのです。

トッピングなしでも、大きいチャーシューも、コーンももやしも、たっぷりなのに、。

   

もちろん、こんな山盛り、私には食べきれません。
なので、たっぷりのチャーシューのほとんどが夫の器に移ります。

ん~、確かに美味しい。大好きです。
車で遠出してくるだけの価値のある、コクのある美味しさ。

やっぱり、ここに来たら、味噌ラーメンかなぁ。


冬の京都へ

2014-12-10 20:58:05 | 旅行・おでかけ

「今年は、京都の空気を吸っていない」
と私が騒ぐので、夫が、付き合ってくれました。
7日8日と、たった1泊。でも、文句は言えません。

京都駅からレンタカーで、2日間、あちこち回ってくれました。
いつもは門を閉ざしている 「霊鑑寺」 というお寺の、特別公開最終日。

 

尼門跡なので、しっとりと、優しいたたずまいのお寺。
6歳とかで入寺した皇女たちが遊んだであろう御所人形なども展示されていました。
すっかり紅葉は終わってしまっていましたが、地面に掃き集められた紅葉の葉が、美しかったー。
椿の頃に、また1週間だけ、公開するとか。



近くで、もう1か所、特別公開の 「光雲寺」。
こちらは、運慶作の聖観音像の厨子の金箔修復後、初の公開。
厨子の周りをぐるっと見られるように展示され、裏まで、じっくり鑑賞できました。

 

池泉式庭園も美しく、池の鯉が2カ所に集まっていました。
鯉も、くっつきあって寒さを凌いでいるのでしょうか?


ちょっと足を延ばして、迷いの窓 と 悟りの窓 の、「源光庵」 へ。
前に来た時とは違った、新しい門。木の香りがしそうです。

 

大きな石碑を、亀が 「んん!」 と、支えています。


源光庵の隣にある、「常照寺」。
幾百人の学僧が学んだ学寮だったのだそう。

 


   

16時を過ぎたら、灯篭に灯が入り、味わいが深まりました。
帯に感謝し、祈りをささげる 帯塚。
6トンもある塚石の手前の隅っこに、優しいひらがなの、小さな碑がありました。


夜は、京都の ヒデッチさん ご夫妻と、会食です。
おふたりは、とても楽しく、素敵なご夫妻です。

 

食べかけのお刺身は、左が盛り合わせ、右は貝尽し。
さばずしの写真は、新しいカメラに手こずる私に代わって、ヒデッチさんのご主人が撮ってくださいました。
あれこれと頼んでたくさん食べて、たくさん飲んで、たくさんお話して。

夜が更け、場所を移して、さらに、おしゃべり。
さすが、京都人。素敵なお店をご存じです。
とっても楽しい夜を、ありがとうございました。


翌朝、ホテルの朝ごはんを平らげ、ゆっくりのチェックアウト。

          


真っ先に行ったのは、必ず訪れる「青蓮院」。
青蓮院の門前から、青蓮殿まで運んでくれるシャトルバスが出てたので、乗って行ってみました。

  

今年10月にできた青蓮殿で、3年間の修理が終わった 「国宝・青不動明王」 の開帳。
大舞台からは、大文字や京都の街並みを見渡せて、寒ささえ気持ちよく感じました。

シャトルバスで 「青蓮院」 に戻り、大好きな華頂殿からの眺めを楽しんだのは、言うまでもありません。


次に向かったのは、「曼殊院門跡」。

 

 

枯山水のお庭の奥に、まだ頑張っている紅葉がありました。
そのお庭に、蝉 が施された手水鉢。何とも可愛らしい。


訪れたところはどこも、人が少なく、とっても静かで、落ち着いて拝観のできるところばかり。
夫とふたりの京都は、いつもと違う顔も見られた、とっても楽しい時間でした。


元気です

2014-12-02 12:16:36 | 鑑賞・観戦

ずいぶん、さぼったものです。
気がつけば、すでに師走。
雪の便りも、あちこちから聞こえてきます。



ちょっと気になることがあって
血液検査、骨シンチグラフィー、腹部CTなど、いろいろと検査をしました。

結果、腫瘍マーカーの数値は上がっているものの、新たな転移は見つからず。
現状維持ということで、ほっとしたところです。


10月、11月の予定表には、病院マークがいっぱい。
それでも、その合間に、あんなこと、こんなこと、いろいろありました。


真夏の沖縄で挙式した娘の、東京で改めての披露宴。
たくさんのお友達に囲まれ、とーっても楽しい宴でした。


小学校の同期会。
同じだけ時間を経た同期生たち、外見はずいぶん変わっちゃったけれど、中身は同じ。
昔の名前の名札をつけ、昔のまんまの楽しいおしゃべり。
美味しいお酒を飲み、3次会まで楽しんでしまいました。


冷蔵庫の故障。気がついたら、冷凍室の物が融けてしまっていて、すべて処分。
夫と、即、買いに行きました。
新しい冷蔵庫、とっても気持ちよく、中身がまだスカスカです。


娘とそのお友達と、女子会をしました。


そして、一昨日、友人と3人で、東京国際フォーラムでの 「徹子の部屋コンサート」。
夏、私の入院中に、友人がチケットを取っていてくれたのです。

開演前、ちょっと早めの、16時半に待ち合わせ、明るいうちから夕食を。
何故かって・・・
「終電までには終わらせましょうね」 が合言葉の、終演時間の見えないコンサートなのですから。
東京国際フォーラムのレストランは、こんな時間なのに、どこも満席です。
なんとか、カフェレストランに入ることができ、しっかりと腹ごしらえ。
開演10分前には、席に着くことができました。

6人のゲスト、どなたも、実力のある歌手ばかり。
  (出演順に、由紀さおり、ジュディ・オング、南こうせつ、加山雄三、渡辺徹、都はるみ さん)
それぞれが、ディナーショーのようにトークを交え3~4曲歌った後、「徹子の部屋」のセットに移動。

徹子さんとゲストの盛り上がるおしゃべりが、止まりません。
進行役のテレ朝アナウンサーさんの、申し訳なさそうな、それでいて強引な 「ストップ」 が、笑えます。
客席中が笑い、しんみりとし、また大笑い・・・

18時に始まったコンサート、終演は、22時15分。
徹子さんが、「気を付けて帰ってねー」 と舞台から手を振って、席を立つ観客を見送ってくれました。


京国際フォーラムには、こんなに可愛いクリスマスツリーが、いくつも並んでいましたよ。

  

近づくと、たくさんのひつじさんが、押しくらまんじゅう。
ところどころに、ぴょこぴょこ動く子がいて、優しい気持ちになれるツリーです。