Yokoの空

犬とわたしと、ちょっと気になる出来事たち…

ワカシ? イナダ?

2009-10-30 21:31:00 | 献立
1泊で銚子に行ってきた娘が、こんなものを車に積んできました。
朝あがったばかりの、超新鮮な魚。

        

娘は 『ワカシ』 だと言いますが、大きさから、『イナダ』 かな、と思うのですが。
出世魚  ワカシ  イナダ  ワラサ  ブリ の、出世途中。
早速出刃包丁を持って、二人でおろしました。

        

焼き用の切り身、お刺身用、何にでもつかえるように長いままで、と、切り分けて。
それぞれラップで包んで、冷蔵庫へ。
ボールのアラは、このあと、下ごしらえをしっかりして、ぶり大根に。お目々が見つめています。
小皿のお醤油があるのは、切りながらお味見をたっぷりしたから。
こんなお行儀の悪さが、うんと美味しいのです。


葵の注射器がなくなってきたので、病院で受診してきました。
いつも診ていただいている院長先生は不在でした。
で、診て下さったのは、葵とも顔なじみの若い女の先生。

尿糖値のグラフは、相変わらず激しいダンスをしているような上下の動き。
そして、ひとつ気になっていることが・・・
他のポメより毛の多い葵でした。が、最近、お腹や胸の毛が、めっきり薄くなってきています。
糖尿病とかぶる症状の、クッシング症候群ではないか、などと心配し、尋ねました。

改めて院長先生の診察を受けることにはしましたが、ちょっと安心できるおはなしを伺いました。
葵の場合、尿糖値の上下が激しいものの、上がりっぱなしということがありません。
尿糖値で血糖値が予測できますが、クッシングの場合、上がったままのことが多いようです。
毛の抜け方も、クッシングは左右対称に抜けるのだそう。
葵の場合は、どうもそういう抜け方ではなさそうで、歳のせいかもしれません。

                  
                                <待合室で>

とりあえず、安心して、注射器と咳のお薬とを待っている間、こんなに笑顔。
でも、来る前に 「診てもらうだけね~」 と言われながら、パパの車に乗ってきた葵。
その気になっていたのに、爪切りをされて、「ママのうそつきー」 なんて思っているかな?

ハロウィン仕様

2009-10-27 20:00:23 | 愛犬のこと
ハロウィンを前に、おもちゃカボチャで、こんなものを作りました

        

小さいからか、種類が違うからか、食用より皮が硬くないカボチャ。
苦労なく中をくり抜いて、口や目が開けられました。
前歯をつけたら、ちょっと間抜けなお顔です。
このおもちゃカボチャ、「薬を使って栽培したので、食べてはいけません」 って。

葵には、お菓子の入っていた可愛いカボチャ模様の袋で、帽子を作ってみました。
ポーズをつくって、おすましです。

私たちが子供の頃は、馴染みのなかったハロウィン。
今では、日本でも、子供がお菓子をもらって歩くという所もありますね。
仮装して回る子供たちを待ち受ける大人も、ちょっと楽しそう。



雨上がりの今朝、パイナップルセージの葉の上に、ひとりぽっちのバッタが。

    

バッタの名前なんて分からないけれど、ツヤツヤときれい。
そういえば、結構食欲旺盛なバッタに、ミントの葉っぱがきれいに食べられてしまいました。
これから寒くなって、この子たちは、どうなるのでしょう?

病院レストランでおひとりさま

2009-10-20 14:39:43 | 体のこと

また、10日間も間が空いてしまいました。

先週の木曜日、月に1回のゾメタの点滴。
診察・治療が終わったら、やっぱり15時過ぎでした。
家までたどり着けないくらいお腹がすいて、病院の中のレストランへ。
メニューの中で、オムレツライス (ここは、オムライスとは言わないのです) を。

 

4種類ある中から、シーフードと野菜のトマトソースを選びました。
お腹がすき過ぎて胃が縮んじゃったのか、美味しかったのに、ライスだけ残してしまいました。


肝心の診察の結果・・・ 3つの腫瘍マーカーの数値は、先月に引き続き、まぁまぁ。
今のホルモン療法が、とても相性よく、効いています。
ただ、どうやら、左肋骨の1箇所に転移してしまったようです。
「骨への転移は、そう恐れることはない」 と、主治医の先生に言われています。ただ、痛みが・・・
すでに転移している胸骨に対しての治療が、他の骨転移に対しても有効なのだそうです。
で、痛み止めで様子を見ることに。

更に痛みが強くなった場合は、放射線治療を考えます。
今の病院は、家から30分ほどですが、途中でメトロを1回乗り換え。
放射線は、短時間なのに、毎日通わなくてはいけません。
「大変だから、その場合は前の病院で対応してもらいましょう」 ということで、安心です。
まぁ、ゾメタの点滴をしているので、受けなくても大丈夫だろうと思っていますが。

治療後に、しっかり食事をとる位ですから、体調はバッチリ。
ただ、ブログが、ちょっと、億劫になっていました。間が空いちゃうと、なおさらですね。

ふと、気がつけば、先週植え替えたばかりのリンドウが、こんな風になってしまいました。

    

水遣りをサボったせいでしょうか?
今から、茶色くなった部分をとって、元気を取り戻してもらいましょう。
垂れ下がった白い花は、「アルテナンテラ・セッシリスアルバ」 という難しい名前。覚えられません。
別名が 「エンジェルレース」 とついていましたが、こちらの方がしっくり合っているような・・・

元気な葵と一緒に、しっかり食べられて、しっかり遊んでいられて、あれやこれやに、感謝です。
流星、見られるといいな。


お風呂に

2009-10-09 10:46:02 | 愛犬のこと

予報通りのすごい台風 (いつの間にか18号) でした。
聞いたことのないような風の音に、驚きました。うなる、なんてものではありませんでしたよー。
葵も何度か、ビクッとして 「ワンワン!」。
我が家の辺りの被害はなかったようですが、あちこちの被害状況がニュースで伝えられています。
皆さんのところは、大丈夫だったでしょうか?

このところの雨続きの上に、大型台風。
台風の通り過ぎた昨日の午後、雨はすっかり上がり、真っ青に澄んだ空。
なのに、木の葉が渦巻くほどの風が収まりませんでした。

お散歩に行かず、家の中で運動不足の葵。
お姉ちゃんに 「葵~」 なんて呼ばれて、喜んでそばに寄って行きましたが・・・
そこで、まさかのお風呂タイム。
なんだか分からないうちに、お風呂場に連れて行かれました。
今回入れてくれたのはお姉ちゃん。 なので、入浴中の写真はNGということで・・・

 

ドライヤーの温かい風に、うっとり。 こんなにゆるんだお顔で、なんとも気持ち良さそう。
突然の入浴を頑張った葵に、ご褒美です。ぶどう2種
ぶどうは、わんちゃんにはあまり食べさせてはいけないのだそうで、ほんのお味見程度。

       

マニキュアフィンガー と ピオーネ。 どっしりと重い、大きな房です。
ラグビーボールみたいなマニキュアフィンガーは、種も、長細い形をしていました。
皮までパリパリと(本当は皮を取りたい私ですが、ピッタリくっついていて、取れない)。
もっとあっさり系かと思いきや、甘い。とっても甘くて、さっぱり感もあるぶどうです。

確かに、マニキュアを塗った指先のようではあるけれど、指を食べるって・・・・ 
もっと可愛い名前にすればいいのに、って思いました。


フルクトサミン検査

2009-10-06 17:46:34 | 愛犬のこと

このところ、葵の毎日の尿糖値の変動が激しく、下は20mg/dl から、上は2000。
軽井沢に出掛ける3日前に、葵を病院に連れて行き、フルクトサミンの検査をしました。
血液中で糖とタンパクが結合してできる物質で、なんと、過去2~3週間の平均値が分かるのだそうです。

その結果が出ました。 320μmol/l 。

         

基準値は、205~285μmol/l 。
糖尿病でも軽ければ、350までに入っていれば許容範囲。
葵の今の状態では、300以下が望ましいとか。
糖尿病のワンちゃんの血糖のコントロールがうまくいかないと、400以上あるようです。
葵の数値は、320μmol/l 。
ちょっと高めだけれど、まぁ大丈夫。今のままの治療を続けましょうということでした。

朝夕の注射、毎回、毛をかき分けると、葵も、神経を尖らせて構えてしまいます。
首の後ろの長い毛がなければ、もっと簡単にできるのに・・・
あなたのためだから、嫌がられながら、頑張るわー。だから、葵も、頑張ろうね。


深い霧の中、そして・・

2009-10-04 17:44:53 | 旅行・おでかけ

『ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー』 をあとにした、美女3人。
同じ東御市の高いところから景色を楽しもうと、車を走らせました(友人が)。

『雲上の楽園・湯の丸高原』。眼下に広がる美しい風景・・・ のはずでした。
ところが、上に行くに従い、どんどん、どんどん、周りが白くなっていき・・・

 

地蔵峠駐車場に着いた時には、視界はこんなになってしまいました。
どちらを見ても、不気味なくらいな、墨絵の世界。
向こうから登ってくる車、こちらから登ってくるバイク、ライトでやっと分かります。

仕方なく売店で飲んだコーヒー、以外にもちゃんと淹れた、美味しいコーヒーでした。
これは、嬉しい誤算。
他にいた2組の人たちも皆、寒さの中、温かい飲み物で、ほっと息をついていました。

こんなに濃い霧の中、何度も経験できるものではありません。
しっとり濡れながら、結構、面白かったー。

坂道を下りて来ると、次第に霧が晴れ、現れたのは、美しい田園風景。

       

まさしく、黄金色。ふーっと落ち着く、日本の秋、です。

        
 
刈り入れの終わったたんぼも、都会人には、安らぎの風景なのです。


あちこち行ったわけではないのに、なんだか、濃い1日でした。
夕食は四川料理のお店で。 美味しいものを食べて、元気回復です。

 
        <イカと青梗菜の塩炒め>               <白菜のクリーム煮>

四川料理らしい辛さの海老料理のあとに、優しい味の2品。
何を食べても美味しくて、困ります。

別荘に戻ってお風呂に入り、一息ついた後は・・・
アトリエ・ド・フロマージュで買った小さなピザと、モッツァレラチーズとトマトで一杯。
ふた晩めも、何も気にせず、ぐっすり眠りました。        


翌28日、3日目の朝は、雨。

最後の朝食は、美味しいパンと、生ハムと前日に道の駅で買った産直野菜をサラダにして。
新鮮野菜のサラダ、美味しくないわけがない。トマトは、軽く焼きました。
フレッシュミントで淹れたお茶で、目もお腹も覚めて、完食。朝から元気です。

        

ゴミの始末をし、軽くお掃除を終えた頃には、霧に包まれてはいるものの、雨は上がりました。
「日頃の行いよね~♪」

秋になって人の少なくなった 『旧軽銀座』 をぶらぶらし、お昼を食べ、軽井沢駅へ。
レンタカーを返し、それでも、1時間の余裕。
新幹線に乗る前に、ゆっくりお茶を飲む時間もありました。

何にも縛られず、自由気ままに過ごした3日間。
夕方のラッシュになる前に、家に帰り着いたら、パパに連れて帰ってもらった葵が、待っていました。

朝夕の注射をしなくてはいけないので、お医者さんにお泊りした葵。
先生のお話では、食事はなかなかすすまず、ひと口ずつ手で食べさせていただいたようです。
手間のかかる子なのに、いつもよく面倒を見ていただき、安心して預けられます。

さぁ、帰った途端に、家事が待っていました。
主婦なんて、こんなものです。あ~ぁ・・・   しばらく、思い出に浸りましょう。


玉村 豊男 さんのワイナリー

2009-10-02 19:36:28 | 旅行・おでかけ

2日目の朝、葵のことが頭にあったらしく、一度、いつもの時間に目が覚めました。
そして・・・ 至福の二度寝。 思いっきり朝寝坊です。

朝食をとって向かった先は、『ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー』
エッセイスト・画家の 玉村豊男 さんのワイナリーです。
      
駐車場を出ると、いきなり優しい空気が漂っています。
見て歩きたいところですが、やはり、真っ先にお食事を。

     
            <カフェ入り口と、近くにあったヤマボウシの実>

要予約の 3500円のコースを、いただきました。

   

信州豚のシードル煮のシードルは、この農場のりんごを使い、このワイナリーで作ったもの。
野菜もハーブも、農場で栽培しているものばかりとか。
どれもこれも、ひと口食べる度に 「美味しいねー」 の言葉が出てしまうお料理ばかり。
お料理を更に美味しくしているのは、玉村さんの絵の、素敵なお皿です。


食事のあとは、ちょうど時間が合った、ワイナリーの見学ツアーに。
見学ツアーの待合場所は、玉村さんのギャラリー。
作品に囲まれて眺める窓の外には、ずーっと広がるブドウ畑が見渡せます。

 

今年のぶどうは糖度が上がり、とても良い出来だそうです。
真っ黒で重そうなぶどう、あと2日で収穫、ということでした。

玉村さんご夫妻がこちらに移り住み、開拓して作ったというブドウ畑。
最初は、収穫したぶどうを、ワイン屋さんに頼んで、ご自分が飲むワインを造っていたのだとか。

 

ワイナリーにも、カフェにも、玉村さんの版画が、さりげなく飾られています。
ほっこり温かい、気持ちの優しくなる作品です。

 
             <瓶詰め機>                 <ラベル貼り器>

瓶詰めも、ラベル貼りも、すべて手作業。
少し前まで瓶詰めの注ぎ口が4本だったそうで、効率よくなるように、6本に増やしたのだそうです。

「売店で 竜眼 が売り切れていたんですが」 「さっき、ラベルを貼って、補充しておきました」
ツアーの途中に、こんなやりとりがあり、笑いが起きていました。

   
             <ウーバ 3種>             <おもちゃカボチャ>

無色透明のウーバ(蒸留酒)。良い香りにつられて、ナイアガラを1本、買ってみました。
大きいくせに、とっても可愛いおもちゃカボチャが、でんと、レジに置いてありました。

説明を面白く聞きながらの見学のあとは、ガーデンに出て、ぐるりと散策。

     

よく手入れがされ、とっても良い具合に配置された花々。
ベンチが置いてあったり、実に気持ちの良いガーデンです。

  

お昼をだいぶ過ぎても咲いていたのは、葉っぱのシンプルな、アサガオ ヘブンリーブルー。
アサガオ、夏の、朝の花だとばかり思っていましたが・・・

  

このほかにも、、数え切れないほどの花たちが、楽しいおしゃべりをしていました。
花の終わったラベンダーの株がたーくさん。満開のときは、良い香りが漂っていたんだろうな。

時計を見たら、ここに着いてから、4時間近く。
あんまり居心地が良くて、ずいぶんゆっくりしてしまいました。

次? 何も決めていません。さぁ、どこに向かいましょうか?
  


軽井沢は、すっかり秋でした

2009-10-01 00:00:40 | 旅行・おでかけ

9月のおわり、26日~28日の3日間を過ごした軽井沢
家を朝9時に出て、10時57分には、もう軽井沢駅に着いていました。

レンタカーの手続きをして、出発。学生時代からの友人3人組です。
運転は、3人のうち、一人しかできません。 3日間、よろしく~。

まず最初は、やっぱり食事。美味しいと評判のイタリアンのお店で、腹ごしらえ。
開店と同時だったので、5~6組目。
並ぶこともなく、美味しいピザとスパゲッティを味わうことができました。

「さぁ、どこに行こうか~」
「コスモス街道がきれいかも」

取り敢えずの行き先から決めるという、相変わらずの行き当たりばったり。
良いお天気に恵まれ、エアコンが必要なくらい暑い道中。
「ここまで晴れてくれなくても、ね~」 なんて贅沢を言いながら、佐久に向かいました。

コスモス街道は、半分ほど咲き終わり、所々茶色くなっているところもありました。
それでも、国道の両側に 9km も続くコスモスのピンクが風にゆれ、とっても美しい。

途中のハチミツやさんで『内山牧場』がきれいと聞き、そのまま足を延ばしました。

  

車を置いて、ゆっくり歩くと、すぐに 『あらふね湖』 で満開のコスモスが、たーくさん。
『内山牧場・コスモス園』 までは、ここから丘を目指し、ずいぶん歩かないと・・・
すでにたっぷりのコスモスを鑑賞できたので、体力を考え、遠くから眺めるだけで、断念しました。

            
                   <内山牧場のコスモス・遠景>

道(?)の 白い3つの点が、人です。3万平方メートルという広大さです。
その中に身を置いたら、きっと、感動ものだったでしょう。

 

暑いと言っても、東京と比べたら、すっかり秋。
紅葉も色付き、りんごも美味しそうに赤くなっています。

山道のルートを選んで軽井沢に戻り、『星野温泉・トンボの湯』 へ。

        
                     <トンボの湯>

美人の湯 にゆっくり浸かり、仕事も家族も家事も忘れ、いい気持ち~。
ぽっぽと火照る頬で出てきたら、辺りはすっかり暗くなっていました。

別荘へ帰ってから食事の支度をするのも・・・ 
ということで、トンボの湯の近く、ハルニレテラスの中のお蕎麦の川上庵で、夕食を。

まずは、お疲れ様の 「乾杯ー」。
地元のお酒 『亀の海・からくち』 が、すっきりといい感じです。
運転の友人、ノンアルコールのビール風で、喉を潤しました。
ごめんね~~。

 
        <とりせんべいの炙り焼き>            <亀の海・からくち>

他のお料理も、〆に食べたお蕎麦も、美味しかったー。
身も心も、そしてお腹も満たされた1日が終わりました。

東京では考えられないほど真っ暗な夜。泊まりは、今年も、友人の別荘に。
ハルニレテラスのお店で買ってきたスパークリングワインとチーズで、「お疲れさまー」。
そして、いつもよりずっと早い時間に床に就き、朝までぐっすりの3人でした。