Yokoの空

犬とわたしと、ちょっと気になる出来事たち…

異変

2009-01-30 20:47:25 | 愛犬のこと

仕事をしているとき、「葵の様子が変!」 と、娘からの電話。 昨日のことです。
事務所から駆け上がりました。

眼球が動き、視点が定まりません。手足にも力が入らない様子で、よだれが出ています。
動物病院へ電話したら、なんということ、木曜日で休診。
平成17年に気管虚脱の手術を受けた病院に電話したら、すぐに来るようにと言っていただきました。

取る物も取り敢えず娘の車で向かい、ちょっと混んでいたりで、25分かかって到着。
この25分が、すごく長く感じました。
やっと着いた病院で、久し振りにお会いする先生がにこやかに迎えてくださり、ちょとほっとし・・・

早速の診察で、神経性の疾患や、脳に腫瘍がある場合や、低血糖、肝臓の疾患 などが考えられると。
相当なめまいを感じているであろう眼球の動きを見るだけで、胸が締め付けられます。
この症状を抑えるのに、ステロイド剤が有効とか。
肝臓の機能に異常があるとステロイド剤を投与できないということで、胸部のレントゲンと血液検査。
肝臓は大丈夫。
前に 手術を受けた気管 も、しっかり保たれていました。

すぐに、ステロイド剤と抗生物質と、もうひとつ、計3本の注射。
まだ、眼球がくるくる動いていて、呼吸も荒いままです。

血液検査とあわせると、4回も針を刺されて、それでもじっと、おりこうさんでした。
いままでにも、何度となく注射を打ってきた葵ですが、いつも、ぐっと耐えてきた子です。
今回も同じなのに、見ていて涙が滲んできました。

内服薬の処方は主治医のところで、ということにし、いっぱい褒めていただいて、帰ってきました。
嬉しいことに、帰りの車の中ではすでに、眼球の動きも治まり、手足にも力が入っていました。

そして今日、冷たい雨の中、主治医の先生のところに。
昨日診ていただいた先生から主治医の先生に、検査と診察の内容を連絡してくださっていました。

「メニエール病」 との診断になりましたが、先生の話では、メニエール病というのは便利な名前。
このような症状でこれといった原因の分からない場合は、ほとんどこの病名になるのだそうです。
葵の場合、昨日の注射で症状が治まったことから、脳障害などは考えにくいとのこと。
考えられるのは、内耳の前庭・末梢、あるいは脳の中枢の異常など。
どちらにしても、ステロイド剤は、副作用を考え、慎重に投与する必要があります。

 
        <もうだいじょうぶー>

葵の苦手なちっちゃな錠剤。 基本、シロップ剤の葵ですが。
「錠剤、どうしてもダメかなぁ・・?」 と、先生。
いちばん弱いステロイド剤はシロップがなく、粉状にしてシロップにしても、とっても苦いとか。
以前、先生ご自身が味見をしてみて、これは飲めないと思ったほど、苦くてまずかったそうです。
「もう少し強いタイプだと美味しいシロップがあるんだけど、弱いほうがいいと思う・・・」
「そういうことなら、頑張って飲ませます。」 大見得を切ってしまいました。

お姉ちゃんの膝で、お薬を待っている葵、すっかり元気に見えます。
後ろの棚には、ドッグフードの試供品がいっぱい。
でも、フードに見向きもしないので、食べないものを頂いていくわけにいきません。あぁ~ぁ。

そうひどい状態ではなさそうなので、安心しました。
当分、目が離せませんが、仕事が自宅事務所で、本当に良かったと思います。

まずは、6日間、頑張ってお薬を服用させなくちゃ・・・


牡蠣で

2009-01-28 15:49:02 | 献立

最近、家でゆっくりする時間の少ないお兄ちゃん、久し振りに、のんびりしていました。
するするとそばに寄って行った葵、これまたのんびり・・ いやいや、かなり寝苦しそうな、膝枕・・

         
                       <膝枕>

ジーンズの破れ目の中で、お鼻が曲がっていますよー。葵、息していますかー?

わざわざ破れたジーンズをはく若者が分からなかったけれど、ちょっといいかな、と、最近思います。
皆、自分なりに、結構かっこよくはきこなしていますよね。
若者ファッションをどこかに取り入れようなんて思いはするのですが・・・
自分の体型の若い頃との違いを思い知って、おばさんファッションで、頑張りま~す。


昨晩は、大粒の牡蠣で、手間要らずのふたつの味わいを楽しみました。

        
                   <牡蠣で簡単2種>
生牡蠣を、ライムで、つるりと。
緑色だったライム、冷蔵庫の中で、きれいなレモン色になっていて、びっくり。
それでも、ライムはライム。とってもいい香りで、牡蠣によく合います。
ほんとうは、ウォッカライムにするつもりで買ってあったものなのですけれど・・・

もう1種、さっと茹でて、お醤油にたっぷりのネギと生姜を入れたタレで。
煮すぎず、すぐに火からおろして、ふっくらプリッと。
大好きな牡蠣の香りと旨みが、更に濃厚になります。
さっとでも茹でると、こんなに縮んでしまうので、特別大きい牡蠣の時だけの味わい。

牡蠣が美味しいこの時期、たくさん食べて、健康を維持できるなんて、最高です。


中華

2009-01-24 12:05:00 | 食べ歩き
昨日の春めいた暖かさが嘘のように、寒さが戻ってしまいました。
それでも喜んでお散歩に行ったのに・・・ ワンコ友達に会えなかった・・・ 寂しそうな葵です。

     
                    <ひとり>

公園の小山のてっぺんに、ぽつんと忘れられたサッカーボールに、余計に寒さを感じます。
どこかの坊や(たぶん)、ちゃんと取りに戻ってきたかなぁ。 

このあと、11時18分(ちょうど時計の前にいたので・・・)、ふわりふわりと白いものが。
大粒の雪が舞い始めたのです。
降りながら消えてしまうほどの儚い雪。 たぶん、うっすら積もることもないでしょうけれど。



昨日は、曇り空ながら、雨上がりの午後は暖かく、15度まで上がったようです。
それでも、さすがに、日が落ちたら寒くなりました。

「早めに帰れるから、久し振りに中華、食べに行こうー」
夫からの電話に、えー、寒いのにー と思いながら、中華につられて、夜道を出掛けていきました。
歩いて行ける美味しい中華やさんの 虎坊(ホームページができていました)まで、冷気も楽しまなくちゃ。

       
               <麻婆茄子 と 酸辣湯>

昨日は、風邪気味の後だったので、いつもの 甕入り紹興酒 を、熱燗にしてもらいました。
燗をして飲むのは初めて。 人肌より少し熱めが、いい感じ。
紹興酒でじんわり体が温まったところで、酸辣湯(さんらーたん)で一気に上昇です。

なんとなく、お魚寄りの気分。いしもちのあんかけ が食べたくなりました。

       
              <いしもち のあんかけ>

家では、大き目の中華なべでも、この大きさのお魚を丸揚げするのはちょっと大変。
尻尾もひれも、カリッと美味しくて、一心不乱に食べました。
夫は甘酸っぱい “あん” が苦手なので、中の いしもち の身だけをつつきます。
こんなに美味しいのに、あぁ、もったいない・・

引きかけた風邪も、美味しい中華に、すっかり影を潜めました。
でも、暖かかったり、寒くなったり、これでは、調子を崩してしまいそう。
皆さんも、体調に気をつけましょうねー。

生酒・氷室

2009-01-21 00:01:42 | お酒

飛騨高山の 大吟醸生酒 氷室 を冷酒で。
素敵な友人に頂いた3本のうちの、残りの1本。冷蔵庫で、出番を待っていました。
お料理の味を邪魔しない、スッキリ系。

 

白菜と挽肉の重ね煮、牡蠣のオイスターソース炒め、豚肉の生姜焼きなど。
早く食卓に着きたくて、簡単メニュー。
牡蠣のぷりぷり感と、白菜の甘みが、冷たいお酒によく合いました。

その氷室のビンの足元近く、左下の黒い模様(?)・・・ 夫のタバコの焦げ跡です。
テーブルクロスをかけないでの無言の抗議に、まったく気付かない夫。
トイレにも灰皿があり、床に焦げ跡が。 無頓着すぎ・・・
火がついたままで灰皿に置いた煙草が灰になってきて、ポトリと落ちるのですね。
私はタバコを吸わないので分かりませんが、置いておかないで吸ってしまえばいいのに・・・
その、くゆらしている一筋の煙が、けむいのですけれどね~。

お気の毒なことに、外で吸える所がだんだん狭まってきて、喫煙家さんは肩身が狭いのですって。


母の手

2009-01-13 20:52:55 | 献立
母を呼んで、お刺身パーティ。

夫と、買出しに行き、鮮魚市場 で買ってきました。
広い店内の、大きな魚のあるコーナー、青い箱の中には、生きた平目がいます。

      
         
立派な しまあじ。 「1匹では多いのだけど、半身じゃだめかしら?」 「いいよー!」
( しまあじ が鯵とは全く別物だと知ったのは、40代になってからでした )
ついでに、大振りの金目鯛も、半身をお刺身用におろしてもらっちゃいました。
売れているから、色々融通が利きます。
たまに行くと、安いし、なにより新鮮なのが嬉しくて、たくさん買ってしまいます。

ほかに、とろっと美味しいぼたん海老、赤貝、ほっき貝、みる貝・・・
焼いた帆立も、甘くて美味しかった~。

       

写っているのは、母の、しわは増えたけれど爪の形の良い、86歳の手。
あぁ、私は、この手で育ててもらったのだなぁ・・・
この写真を見て、そう思いました。

髪を可愛く三つ編みにしてくれた手は、大きな樽に、白菜や干し大根をたくさん漬けてくれました。
部屋中に広げた布団の綿入れも、洗濯板でゴシゴシしていた洗濯も、普通にこなしていた母の手。
今の私たちにはとてもできそうもない、当たり前の日常。
母の手があったから、いつでも安心でした。そして、今も・・・

私の子育てを、「甘やかすから・・」 なんて言う母だけれど、
お母さん、私も結婚するまでは、相当甘く育てていただきましたよ。

振り返ってみれば、ずいぶん勝手をしていた私に、母は、いつでも寛大でした。
思い出せばキリがない、たーくさんのあれやこれや。

これからも、楽しい思い出、一緒にたくさん増やしていきましょうね。


お酒は、9月に 塩原温泉 の帰りに買ってきた、栃木の地酒 『天鷹心』(天鷹酒造)。
7年連続全国新酒鑑評会金賞受賞 なんて記されていました。
好みの辛口。すっきりとして、食べながら飲むのには、とってもいい感じのお酒です。

あ~ぁ、困ったことに、今日も、満腹~。

きりたんぽ

2009-01-09 14:00:51 | お土産・いただき物

秋田に帰省していた従業員からのお土産は、実家の旅館のきりたんぽ のセット。

比内地鶏、牛蒡、セリ、ネギ、舞茸など、すべて揃っています。
きりたんぽ は、なんと、12本。

外出の娘は無視して、夫と息子と、3人でお鍋を囲みました。

 
お鍋とお水があれば、完璧な 『きりたんぽ鍋』 の出来上がり。
きりたんぽは、煮込んでいくうちに、食感が変わってくるので、それも楽しみです。
私は、とろけてしまう寸前の、くたくたに味が染み込んだあたりが好き。

お鍋大好きの夫の食べるスピードに、追いつけません・・・
もうちょっと・・ と待っているうちに、食べごろ寸前のきりたんぽ、取られちゃって・・
その度に、追加して、また煮込んで・・・

「カセットコンロに土鍋を乗せると高くなっちゃう。もうちょっと低くできると良いのに」
とポロッと言った私の言葉に、夫の素早い反応、
「テーブルをくり貫いて、中にコンロが入るように工夫して作ろうか?」
お~、なんということを。結婚してすぐに、吟味して、探して、気に入って買ったテーブルです。
危ない危ない、下手なこと、言えませ~ん。

食べきれないほど入っていたきりたんぽ、お鍋だけではもったいない。
次のお楽しみは、くるみ味噌や柚子味噌をぬって焼いたきりたんぽ。
これまた、美味しいんだなぁ・・・

食欲の秋 なんて言うけれど、美味しいものがあれば、いつでも食欲の季節。
あ~、今日も、満腹、満腹。
美味しいお土産、しっかり堪能しましたよー。ありがとう。


仕事始め

2009-01-06 14:10:16 | 取り寄せ、名産品、
5日に、わが社も仕事始めでした。
うちの小さな会社の社員・従業員たち、お正月に帰省し、親孝行をたくさんして帰ってきました。
嬉しいことに、地元の美味しいものと一緒に。
気遣ってくれてのお土産が、とても嬉しい。

まずは、北陸から。
お酒にピッタリ、ご飯もいくらでもいけちゃう 『ほたるいか』 2種。

       
                <沖漬 と 黒作り>

はじめに、炊きたてのご飯にと、沖漬を開けました。
醤油・みりんと、富山湾海洋深層水を使って漬け込んである沖漬。
塩辛とは違う、とろっとした甘さ。ん~、おいしっ。

いか墨で漬けた黒作りは、美味しいお酒と一緒に、次回のお楽しみに。



5日は、病院も、今年の診察初め。
その最初の日から、予約していた診察とゾメタの点滴に、行ってきました。

主治医の先生、楽しい人。
私のカルテに、悪性混合乳腺腫瘍で昨年2度の手術をした葵の症状が、書かれています。
ちょっとお話ししたら、詳しく訊かれて、ちょいちょいと記入なさって・・・。
昨日の診察のときにも、「葵ちゃんの調子はいかがですかー?」 ですって。
先生、それ、私のカルテ・・・ とても嬉しいけれど ・・・ フ・ク・ザ・ツ。

      

思わぬところで話題になった 葵、寝正月も、おしまいですよ~。