昨日、1ヶ月に1度の検診と、ゾメタの点滴に行ってきました。
お気楽な毎日、忘れているようでも、癌患者であるということが、常に頭のどこかにこびり付いています。
ちょっとでもどこかが痛いと、「あれ、もしかしたら・・・」 なんていう不安がよぎります。
朝の薬を飲み忘れたりすると、それだけで、また再発するのではないかと、心配になります。
そんなこんなで、診察のたびに、血液検査の結果に一喜一憂するわけです。
ところが、このところ、主治医の先生も驚くほど、腫瘍マーカーの数値が良くて、うきうき。
私の調子が良くないと、葵の治療にも元気に立ち向かえないからでしょうか。
神様は、ちゃんとバランスを取っていてくださるようです。
ということで、さらに元気が出るように、久し振りの 『信(のぶ)ちゃん』 へ。
<大アジのタタキ> <ナス焼きと山芋の納豆揚げ>
数え切れないほどのメニューから、いつも同じパターンの注文です。
家では話さないようなことも話し、笑い、気持ちをリフレッシュ。
物静かに微笑む信ちゃん、注文されたものを、あっという間にお客の目の前に。
ほぼ満席の昨日も、同じでした。
その鮮やかさも、私たちがここに通う理由のひとつです。
<新タマネギとトマトのサラダ> <イカのゴロ焼き>
やきとり はもちろん美味しかったし、お酒も美味しかったー。
夫婦でお食事、私は フランス料理 とかでもいいのだけれど、夫はそれが苦手。
結局昨日も、『信ちゃん』 で落ち着きました。
で、お腹いっぱい、2人とも大満足で、お店を出たのです。
夫よ、安上がりの妻で、よかったねー。
私たち夫婦が細く続いているのは、多分、“食の一致” に由るところが大きいような気がします。
好きな食材が一緒だったり、美味しいと思う味の濃さが同じだったり、これって、大事なことですよね。
お利口にお留守番できた 葵 には、味なしで焼いてもらったレバーをお土産に。
ほろ酔い気分で帰りました。
朝のお散歩で、イケメン太郎ちゃんに会いました。
<おはよう んん、いいかおり・・>
ミニチュアダックスの血を引いた、端正なお顔。
頭には・・・ 先日会ったときにはなかった青いリボンが。
さては、サロンに行ってきたのかな? と、ちょっと離れてみると・・・
太郎ちゃんが、ライオンさんに変身していました。
ボサボサの葵とは対照的な、スッキリボディ。 逞しい筋肉の動きさえ、分かります。
こんなに可愛い姿を目にすると、サマーカットもいいかな、なんて思います。
でも、葵の場合、両膝にはプレートが入っているし、気管にはコイルが巻きついているし・・・
葵は、毛を短くしたことはありません。
シャンプーと、整える程度のカットや爪切りをサロンにお願いしたのは、たった2回。
状態をお話してお願いするのですが、トリマーさんに気を使わせてしまいそうで、その後は、
「やっぱり、やめておこう」 と。
まぁ、真夏でも冷房の室内にいるので、ボウボウでも、全く問題はないのですが。
こうして改めて見ると、ゴミがついてくるのも当たり前っていうくらいに、毛を引きずっています。
近いうちに、軽ーく、ボサボサのところだけ、カットしてもらおうかな
午後の4時間ほどを除いてずっと雨だった日曜日。夜の雷には、びっくり
ドガーン!と近くに落ちたような音に、葵の震えがしばらく止まらなくて、可愛そうでした。
打って変わって、今日は、スッキリ青空。爽やかな週の始まりです。
朝から雨の昨日日曜日は、外に出ずに過ごしました。何をしたかというと・・・
<刻んで刻んで・・・>
葵用の野菜煮込みを作るために、ひたすら、野菜を切っていました
今回は、にんじん・キャベツ・インゲン・小松菜の4種類。
4種類切っていると、足元の床にも、みじん切りの野菜が飛び散るけれど、お構いなしに続けます。
いちいち拭いていたら大変。全部終わったところで、まとめてきれいに。
刻み終わったら、鰹と昆布のダシでくたくたに煮込み、1回分ずつ小分けにして冷凍庫へ。
食べさせるその都度、カボチャとかさつま芋とか煮崩れすぎるものと、砂肝のスライスなど加えます。
幸い野菜好きの葵、『Pライス・馬肉』 もこれを混ぜると、何とか3分の1から半分くらいは食べられます。
たくさん食べて、の親心、通じているんだか、いないんだか・・・
そして、午後は、お散歩に行けない、暇をもてあましていた 葵 とお風呂に入りました。
<雨の日は、おふろー>
そう、一緒に、です。
一緒に入ってしまえば、どんなにびしょびしょにされても大丈夫。
それに、ひとりさっぱりした葵 に、私だけ汗だく状態のままで、ドライヤーをかけるなんて、地獄・・
一緒にお風呂から出て、バスローブを着たまま膝にバスタオルを乗せ、その上に 葵。
バスローブだから、濡れて当たり前で気にならず、ゆっくりドライヤーをかけられます。
葵も安心して、ブラッシングで引っ張られたりしながらの1時間、ウトウト気持ち良さそうにしていました。
家に閉じこもった雨の日のいい運動になり、きれいになって、一石二鳥。
ちと疲れましたが、いい香りのふわふわな 葵 を見ると、疲れが逃げていきました。
新宿・新大久保の 韓国広場 というところに行ってきた娘が、
「これ、早いうちに食べてね」
と冷蔵庫に入れて出掛けてしまいました。
韓国料理に疎い私、娘に電話で尋ねました。
「食べ方が分からないんだけど・・・」
温かいものなのか、冷たいままでいただくものなのか、それさえも分からないのですから。
「イカの入ったキムチと豚肉は冷たいままで白菜に包んで。
正方形のパックのホルモンみたいのが入ったのは、温めて。」
チヂミだけは、かろうじて知っていたので、温めて表面カリッと。
かくして、無事、美味しくいただくことができました。
韓国料理、辛いけれど、深みがあって、美味しいものですね。
お隣の国なのに、食文化に、こんなに違いがあるなんて、不思議です。
韓流ブームに乗れていない私には、焼肉やキムチがせいぜい。近くて遠い文化です。
黄色いカボチャみたいのは、韓国の チヤメ(チャメ)というゴールドメロン。
メロンとマクワウリの交雑種だそうです。
子供の頃に食べたマクワウリの味。固めの白い果肉がほのかに甘く、懐かしい味わいでした。
韓国広場、知らないものがたくさんあって面白そう。
娘よ、今度、連れて行って~~
朝、ポツリポツリと雨粒が。
慌ててお散歩に出掛けたら、途中からお日様が出てきました。
どうやら、天気予報にあった傘マークは、いつの間にか、消えてしまったようです。
<頭はどっち?>
お散歩から帰ってくると、葵の毛に、なんだか、いろんな物がくっついています。
とっても細かい粒々の黄色い花は、たぶんケヤキかなにかの花?
手足やらお腹やら、お尻やらに、びっしり付いてきて、ブラッシングに、時間がかかりました。
朝のお散歩、幼稚園の前で、ひと休み。
お庭には、みんなを見守る、ちょっと四角いアンパンマンが立っています。
<向こうにアンパンマンが・・・> <わかるかな?>
新しいピンクのリードをつけて、首をかしげてお友達が来るのを待っている葵。
ちょうど送迎バスが、発車していきました。
登園時間には、まだちょっと早かったね。
でもこれからは、園児たちが来る頃には暑くなってしまって、お散歩、できないなぁ。
毎日インスリンの注射を打つために、食の細い葵に、相変わらず苦労しています。
それでも、『Pライスビーフ』(吉岡油糧)は、少量ながら、食べてくれます。
前回購入したのがなくなってきたので、新たに1kg注文しました。
病気対応に配合してもらうと、1kg 2,050円 とちょっと高めです。
でも、食べる量が少ないので、負担は大きくありません。
前回はビーフでしたが、お肉は、6種類の中から選べます。
人気があるという馬肉のフード、高たんぱくで低カロリー、栄養的にも優れていそう。
以前、馬刺しを少し与えたら嫌がらずに食べたことを思い出し、『Pライス馬肉』 にしてみました。
どんなのかな? 開けてみたら、美味しそうな匂いです。
早速、今日の夕食に食べさせてみたら、そのままで、なんとか規定量の半分ほど食べました。
常時あるのが、小松菜・キャベツ・にんじんなど5種類の野菜の煮込み、薄切り砂肝の茹でたもの。
これらを加えて、おやつも足せば、そんなに苦労しなくても、1日245㌔カロリー摂取できそう。
付いてきたおまけも、プロテインとかプロポリスが配合された、高齢犬に向いたおやつです。
「高齢犬」 って、ちょっと抵抗があったのに、今は当たり前に言うことができちゃいます。
葵が元気になって、家族にも、食べる楽しみが戻ってきました。
取り寄せたのは、北海道・函館から、1kgを超える大きなズワイガニ、2杯
山陰の松葉ガニ、北陸の越前ガニのあと、今が、函館(北海道)のズワイの季節なんだそうです。
同じカニなのに、獲れる所で名前が違い、値段も違う・・・面白いですね。
活けズワイを朝釜茹でにし、その日のうちに、送ってもらいました。
荷を解いてそのまま食べられるので、一刻も早く食べたいわが家族には、もってこい。
<クンクン なんじゃこりゃ>
葵、真剣に匂いをかいでいます。
これが、実に美味しい食べ物だとは思えないようで、しばらくクンクンしたら、行ってしまいました。
いったい、どんな匂いに感じてたのかしら?
尿糖値のグラフが 80~2000 と、相変わらず大きく上下している葵ですが、なんとか頑張っています。
本人が病気を意識していないので、お気楽な “闘病生活” です。
ちょっと薄黒くなってきた葵、そろそろシャンプー時だなぁ・・・
状態が安定している葵、適度な運動はいいということなので、お散歩に。
一昨日・昨日の暑さが一転、涼しさを感じられる風の中、ずいぶん歩きました。
といっても、大人の足で5分程の道のりを、たっぷり30分かけて・・・
途中、道端で、こんな風に休憩が入ります。
最近は、アルコール消毒綿で皮膚を拭くと、ほんの一瞬の冷たさで、注射を察知する葵。
嫌がられても、こればっかりはしないわけにいきません。
肩(首の後ろ)がいちばん鈍いところのようで、じっとしていれば、痛みもなくすぐに終わります。
ところが、逃れようと暴れて危ない時は、頭を私の脇の下に入れて押さえ、お尻にチクンと。
終わった瞬間にいっぱいナデナデし、あちこちマッサージをすると、もう忘れます(たぶん)。
毎回、毎回、ゲームのようです。
楽しく、楽しく、そして楽しく。 葵との毎日、これしかありません。
葵のことでいっぱいいっぱいな毎日が過ぎていく間に、植物は、ちゃんと気温の変化を感じていました。
ブルーベリーも、いつの間にか、去年より大分早く、40個余りもの実をつけていました。
そう、去年、鉢植えを買って、15個生った実がきれいな紫に色付いたあのブルーベリー。
さぁ収穫というときに、鳥に一粒残らず食べられてしまったあのブルーベリー。
今年は、全部人間様の口に入るように、対策を考えなくては。
やっぱり、ネットを張るのが、いちばんでしょうか。
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ご心配いただきました皆様、本当にありがとうございました。
本日、葵、元気に、いつもの顔で、退院してきました。
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入院直前、家で測る尿糖値が、朝は極端に下がり、夜になると上がり、やがて下がらなくなりました。
入院直後の血糖値も上がり下がりの差が大きく、安定しなかったようです。
そこで、インスリンを、長時間型の『ランタス』に変えたところ、比較的安定してきたとか。
ということで、家でも、今日から、『ランタス』を1回2単位、1日2回注射することになりました。
入院時のメニエールの症状は、完全になくなったようです。
ステロイド剤1度の投与で治まったので、血糖値を考え、以後の投与はなし。
観察を続けて、以後、その症状は表れていないとのことでした。
「前のノボリンの残りを持ってきてください」 と言われました。
回収するだけなのかと思いましたが、差額で精算してくださるとか。
使ったのは、ほんの少し。ほとんど残っているのですが、引き取ってくださるとは思いませんでした。
『ノボリンN注 1100』は、9,500円、新しい『ランタス』は13,200円。
その差額をお支払いすればいいということで、これは、嬉しいことです。
シラン、葵が帰るまでお花がもつかなぁと心配でしたが、しっかり咲いて、帰りを待っていてくれました。
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さぁ、また今日から、その瞬間だけ嫌われながら、毎日、注射を頑張ることにしましょう。
昨日、尿糖値が下がらないので獣医さんのところに、なんてのんびり支度していたときのこと。
葵が、何かに驚いたようにはじかれて、私のところに跳んで来ました。
間もなく震え始め、頭が左右に揺れだし、眼球が動き、メニエールのときと同じ状態に。
急なことで、夫も娘もいなくて、タクシーを呼んで、病院に連れて行きました。
自分で運転できないので、こんな時、5分とかからず来てくれるタクシーが有難いです。
病院には電話を入れておいたので、すぐに診ていただきました。
(先に待っていた猫ちゃん、ごめんなさい)
休日もやっている病院で、本当に良かったー。
血糖値を測ったら、なんと、600! 強いインスリンで、血糖を下げなければ。
そして、メニエールの症状も強いので、ステロイド剤を使わないと抑えられません。
もともと、ステロイド剤は、投与すると血糖値が上がってしまう薬です。
インスリンとステロイド剤を同時に、うまく使う必要があり、先生も考えておられました。
とても家に連れて帰れる状態ではなく、そのまま入院ということになりました。
家に帰り、ひとりでボーっとしていると、夕方6時半くらいに、先生からのお電話。
症状の説明をされました。
最高600まで上がっていた血糖値が、1度112まで下がり、夕方には389に。
今は、この辺りで落ち着いているようです。
強いめまいも治まり、少しながら、食事もできたようで、一安心です。
尿からは、幸い、ケトン体は検出されませんでした。
完全に落ち着くまで、また、数日の入院になりそうです。
家で注射していたインスリン、始めは効いていて、変化が、グラフに表れていました。
ところが、ここ数日は効果が見られず、尿糖値が2000から落ちなくなりました。
退院後は、薬の量、または種類を変えていかなければならないようです。
前日は箱に入ったり、元気に遊んでいたのに。
数字が体の変調を教えていたのに。
「明日」なんて思わずに、5日に連れて行っていれば、こんなに苦しませなくて済んだのに・・
葵を先生に託して診察室を出ると、葵より8ヶ月お兄さんポメの メロンちゃん がいました。
やはり糖尿病で、目がほとんど見えなくなってしまったそうです。
それでも、手を差し出すと、ペロペロしてくれました。
愛されて、愛されて、みんな、頑張っているんだなぁ。
雨模様のこどもの日。
こんがり・つやつや、大きな鯉のぼりの アップルパイ を買って来ました。
<鯉のぼりのアップルパイ>こどもの日、子供が小さいときは、我が家でも大きなイベントのひとつでした
大人ばかりになった今は、それも遠い昔のこと。
今は、食べたり飲んだりに、何とか お節句らしさ が残っていて・・・
葵がすっぽり入るこの箱に入って届いたのは、娘が買った、小さなサプリメントの瓶が、たった1本。
<箱っ子~>
ダンボールで保護されて、プチプチシートで包まれ、箱詰めされていました。
宅急便で送るからとはいえ、エコが叫ばれている今、この包装は、ていねい過ぎるでしょう。
まぁ、手を加えないリサイクル。葵の別荘になったみたいですが。
相変わらず食べさせるのに苦労の葵ですが、この3日間、尿糖値が2000のままで、下がりません。
でも、こんな調子で、元気に遊んでいます
明日(6日)、休日ですが、病院がやっているので、診てもらってきます。