水槽の住人の中で、いちばんのちびちゃん、かくれんぼ。
「なんて、冒険家なの~」
と、しばらく見ていたのですが・・・
どうやら、そうではないようです。
はまってしまって、にっちもさっちもいかなくなっていたのです。
もちろん、この後、救出劇。
ぷっくりお腹がきっちりはまっていて、慎重に助け出してあげました。
けがはなかったのですが、わき腹のうろこが1枚、取れてしまいました。
実はこの筒(というか、飾り、というか)、金魚のための物ではなく・・・金魚と同居のドジョウ
のために、夫が置いたもの。
肝心のドジョウは、この下に潜り込むだけで、中には入ってくれません。
代わりに入ってくれちゃったのが、このおちびちゃんでした。
きっと、もう2度と、この中に入ることはないでしょう。
「早く大きくなれよ。鰻になったら、食べてやるから」
夫にそう言われ続け、緊張の毎日を送っている2匹のドジョウ、可愛いものです。
金魚の無事を見届けたところで、久し振りの 信ちゃんで、舌鼓。
最近、家で作っていない、ポテトサラダ。
ぷっくり身厚のアジフライ。
焼き鳥の手羽先。
信ちゃんに教えてもらってから家でも時々作る、鯵のなめろう。
熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに。
そんな心配の必要もなく、どれも、美味しいうちに、お腹の中へ納まります。
いつも、最後の〆に頼むのは、焼きそば。
その焼きそばが、「野菜多めで お願い」 と頼み始めてから、こんなふうになりました。
ひとりで切り盛りしている信ちゃん、何をするにも、手際が良すぎ。
今日も気持ちよく、たくさんいただきました。
5匹の金魚が優雅に泳ぐ、我が家の水槽。
そこに、いやにスマートな新参者が。 なんだか、わかりますかー?
そう、どじょう です。5匹。娘が連れてきました。
「食べられちゃうところだったの~」
えー、それは良かった・・・ でも、5匹だけ? 他は食べちゃったの??
まぁ、深くは考えないことにして・・・
金魚は性格が優しいので、こんな新参者が来ても大丈夫。
カメラにおさまらないくらい元気な どじょう も、温かく迎え入れてくれました。
何を食べさせるのか分からないのですが、金魚のフレーク状の餌を、一緒に食べています。
どじょうのひげ面、まじまじと眺めたのは、初めて。結構大きな口をしています。
なかなか、いいお顔。
みんな なかよく、大きく、なぁれ・・・
昨日の夕方、獣医さんから、病理検査の結果が出たからと、お電話がありました。
「やはり、前と同じ、悪性混合乳腺腫瘍。悪性度の低いものですから、大丈夫。
これからも観察を続けていきましょう。」
ほとんど分かっていたので、驚きはしません。
出たらやっつけ、出たらやっつけ、闘っていきましょうね、葵。
初登場の、我が家の 金魚 たちです
金魚飼育の歴史 (まあ、大げさだこと) は、ちょっと長いのです。
娘が3歳の頃、近所に、娘を可愛がってくれるご夫婦がいました。
大きな水槽が四つもあって、大きな金魚が何匹も泳いでいました。
「○○ちゃん、どの金魚が好き?」 「これ!」
間髪おかずに答えた娘に、なんと、その金魚をくれたのです。
大きな、買うと1万円もする「オランダ獅子頭」 の成魚でした。
頭が大きくでこぼこになった、尻尾の広がった、きれいな赤い子。
娘は、「レオ」 と名づけ、可愛がりました。
あれから、23年。 途切れずにいる、金魚たちです。
それぞれ、名前がついています。
水泡眼 「雪」 水泡眼 「さくら」
水泡眼の眼のところの袋には、リンパ液が入っているそうです。背びれがありません
中国で、たらいなどに入れて、上から鑑賞するためにできた金魚です。
5代目オランダ獅子頭 「レオ」 東錦 「チャッピー」
オランダ獅子頭は、頭の部分が デコボコ としてきます。
5代目は、まだ子供なので、ちょっとだけ。
もう一匹、動きが早くて写真に撮れない 「はな」。「テトラフィン」 という、フレークの餌で、5匹、元気に泳いでいます。