伊豆へ

母と一緒に、伊豆に行ってきました。
と言っても、もう、2週間も前のこと。 あっという間に、日が経ちます。

「お母さんを連れて、温泉でも行こうか？」と、夫。
「う～ん、どこがいいかなぁ・・・」

3人とも海鮮物が大好き。それなら、と、伊豆に決まり。
以前行って、お料理がとてもよかった、網代の宿に、即、予約。

この時期、伊豆で疲れずにできること・・・
ありました。1年を通してできる、しいたけ狩り。
ということで、網代を通り過ぎて、修善寺まで、山道を走ります
着いたところは、修善寺しいたけの里。

 

秋と夏では、しいたけに違いがあるそうで、夏のしいたけは水分が少なく、冷凍もうまくできるのだそう。
人が少なかったので、奥さんがいろいろお話してくださいました。
しいたけって、ほだ木に打ち込んだ菌の場所に生えてくるのだと、3人とも思っていました。
なんと、大間違い！
菌がほだ木全体に行きわたり、しいたけは、木の皮を破って頭を出すのだそうです。
どうりで、1本のほだ木に、たーくさんのしいたけが生っているはずだわ。

ちょうどお昼を過ぎたくらい。バーベキューができるというので、そこで昼食にすることに。

　　

持ち帰りのとは別に用意してくれた、取れたてのしいたけ。
香りがしっかりして、ふんわりと、とっても美味しかったー。

さて、まだ宿に入るには時間が早い。
と、中伊豆ワイナリーへ。

 

見渡す限り、どこまでも続くぶどう畑。
かんかん照りなのに、渡ってくる風が、何とも爽やかでした。

運転手の夫を尻目に、母と私で、ワインの試飲。
甘口やら辛口やら、試飲用の全種類を飲んでみましたよ。


そろそろいい頃合い。山をどんどん下り、網代へ。

宿に到着したのは、夕方。なのに、まだ真昼間のような空でした。
その日の疲れは、その日のうちに取りましょう。
夕食前に、、ひとまず、お風呂に。

　　　

露天風呂の柵の向こうは、海。気持ちも広くなります。

旅行って、何といっても、夕食が1番の楽しみ。

  

海の物が勢ぞろい。
旅館の名前のお酒、お料理によく合う辛口です。

  

踊り焼きのアワビに 「かわいそー」 なんて言いながら、「やわらかくて美味しいねー」。
どれもこれも美味しくて、お腹いっぱいになっても、まだ食べていました。

翌朝、もちろん、露天風呂で、朝の海を眺めながら、手足を伸ばし、「あ～、いいきもち」。

朝食の後、ひと休みしてチェックアウト。
外に出ると、ここまで晴れなくても、というくらい、お日様が頑張っていました。

疲れないで、楽しめることを・・・道の駅・伊東マリンタウンへ。
マリーナから、半潜水式海中展望船 イルカ号に乗り込みました。



磯の浅瀬のポイントで船を止めると、海中室の窓から、伊豆の魚が見られます。
コバルトブルーなんかもいて、結構楽しめました。


母も、「あらー、こんなに来たわー」なんて、楽しんでくれたようです。

お魚が泳ぐ姿に見入った後は、上の船室に移り、浅瀬を離れて、遊覧船となります。
手水島とか、潮吹き岩とか、ガイドさんの説明を聞きながら、結構な見ごたえの45分でした。
途中、何人かが、トビウオが飛んだのを見たようで、声が上がっていました。
母と私は、残念ながら、波ばかり。なのに、運のいい夫は、「3回も見た」 ですって。

いるか号から下船し、お土産など見ながらぶらぶらした後、網代に戻りました。

この日の最後にと予定していた、海釣り気分。
漁港にある大きないかだの釣り堀まで、漁船に乗って2分ほど。
　　
　　

ひとり、鯛2匹に、鯵10匹までが、料金内。これで、ふたり分です。
釣れた時の鯛の引きは、きゃっきゃと興奮できる手ごたえでした。

氷詰めしてもらって持って帰ったお魚たち。
珍しく夕食時に家にいた娘が、調理担当。
鯵で、たたきとなめろうの2品を作り、鯛は、身をお刺身に、頭は兜煮にしてくれました。
なかなかやるじゃない。

帰ってからも美味しい、伊豆の旅でした。
高齢とはいえ、あれこれと興味を持ち元気な母と、今度はどこに行こうかな。