アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

【アントニオ】浦和の処分決定

2014年03月14日 | サッカー観戦
浦和に対する処分が決定しました。
まずは、早期に事態に決着がついたことは良かったと思います。
浦和サポーターは、今回の事態を重く受け止めないといけません。

村井チェアマンのコメント、素晴らしかったですね。
「クラブ側には試合後まで撤去できなかったことについて、クラブ側も差別的な行為に加担したということになりますと伝えました」というコメントが報道されています。
本当にその通りですよ。
サポーターもクラブも、この機会に、自分たちのことを見直さないと。

それにしても、無観客試合ですか。
清水の選手やサポーターの皆さんには、本当に申し訳ないです。
なりすましの可能性があるから、完全な無観客試合とするという判断は正しいとは思いますけど。

無観客試合がスカパーで中継されることによって、今回のことが、どれだけの事態なのかということが、浦和サポーターだけではなく、他のクラブのサポーターにも伝わることでしょう。
それを見て、他山の石にしてもらえると良いなと思います。

危惧しているのは、無観客試合の当日に、浦和サポーターが大挙して、スタジアム周辺に集まってくるんじゃないかということです。
私は、それは、無観客試合という制裁に対して、正しい姿だとは思わないんですけど。
無観客試合当日に、クラブとして、どういう対応を取るのか、早めにアナウンスしてほしいです。

(ダンナより)
報道によると、当日、周辺のどの辺りまで入れないようにするかは、検討中ということでした。
まあ、敷地内はすべて立ち入り禁止にして、周辺に迷惑をかけないように、外周にも人が立ち止まらないよう警備をするのが、普通でしょう。

この問題がどれくらい報道されるのか、気になって、昨日の晩は仕事をしながら、NHKをチェックしまいた。
7時のニュースでは、悪天候の話題の後に、ずいぶん長く取り上げられました。
もし、悪天候でなければ、トップだったでしょう。
埼玉スタジアムの209ゲート、浦和の居酒屋(たぶん、浦和サポーターの集まる「力」)まで、取材に行っていました。
9時の方は、トップで取り上げられて、どちらも10分くらいの長さがあったのではないでしょうか。

これまでも、色々なクラブのサポーターが問題を起こして処分されました。
でも、そのことを知っているのは、普段からサッカーを見ている人たちだけだったと思いますが、今回は違いますよ。
ゲームは、地上波では滅多に放送されないのに、NHK総合でこれだけ報道されました。

そもそも、この手の問題、特に人種差別については、サッカーを見ている人たちよりも、そうでない世間の人たちの方が、見る目が厳しいです。
逆に言うと、サッカーを見ている人たちは、それに慣れっこになってしまっているんですよね…。

今回の件、浦和だけの問題ではなくて、Jリーグにとってのダメージも大きいですよ。
他人事では、全くありません。

フーリガンが怖くて海外のサッカーなんて見に行けないよね、というのが、日本の世間一般の印象です。
それが、日本もけっこう怖いんだねって、話になる訳ですよ…。
最悪ですね…。
ダメージの大きさは、計り知れませんよ…。

浦和の印象も、最悪でしょう。
もし、この後、何であんなクラブのスポンサーになっているんだなんて、話に発展しないことを祈るだけです。

昨日の記事で、制裁は、けん責+制裁金+無観客試合と予想しました。
チェアマンは、勝ち点のはく奪よりも、無観客の方がサポーターの心に響くと考えたようです。
制裁が、無観客試合+勝ち点はく奪なら、分からなくもないのですが、どちらかだけなら、私も無観客試合が良いと思います。
勝ち点はく奪なんて、次のゲームから、普通に埼玉スタジアムでゲームが行えることになるんですよ!?
それは、どうかと思います。

制裁金は科されませんでしたが、無観客の損害は大きいです。
1ゲーム分の収入が減るだけでは、済みません。
連休中でしたので、もっと入るかもしれませんが、例えば34,000人入ったとします。
この分が、0になる訳ですから、今季の平均入場者数が2,000人減ることになります。
こんな事態になったら、鹿島だったらつぶれてしまいますよ…。

しかも、上に書いた通り、イメージダウンと平均入場数の減少によって、来季のスポンサー獲得にも影響するでしょう。
浦和のスポンサーは、胸スポンサーのPOLUSを始め、地元の会社も多いですからね…。

今回の件、書こうと思えばいくらでも書けるんですが、この辺りにしておきます。
大切なことは、他のクラブのサポーターも、今回の件を肝に銘ずる必要があることです。
上にも書きましたが我々のような立場だと、浦和とは違うとなりますが世間一般から見れば、同類なんです。

細かい話をすると、例え違うクラブにとっては初犯だったとしても、次に同じことをすれば、浦和に限らずもっと厳しい制裁にせざるを得ません。
制裁が怖いから行わないのではなくて、世間一般で許されないことは、スタジアムの中でも許されません。

Jリーグも、始まってから20年経って、サポーターとクラブの関係を見直す時期が来ているのかもしれません。
浦和のサポーターが起こしたことは、いつもサッカーを見ている我々からすれば、いつ起こっても不思議はないことでした。
そして、鹿島だって同じかもしれません。
クラブが、一部のサポーターを特別扱いをして気を遣わなくても、経営が成り立つようになれば良いですね。
成り立たない訳はないんですけどね…。

さて、鹿島の話題です。
J's GOALの鳥栖戦のプレビューが掲載されました。
いやー、うちの番記者さんじゃないと、記事が早くて良いですね。
助かります。

ただ、このプレビューは、プレビューではなく、前節の両クラブのゲームのレビューになってませんか!?
鹿島と鳥栖、両方とも開幕から同じ先発メンバーで連勝しています。
何事もなければ、明日もお互い同じメンバーでしょう。

今季のトニーニョ・セレーゾの昌子への信頼の大きさを考えると、豊田は、昌子に見させるのではないでしょうか。
浦和戦でも、左からのクロスをあっさり決めていますし、自由にさせる時間をなるべく減らしたいですね。

鳥栖の中盤は、谷口、藤田、キム・ミヌと力のある選手が多いです。
誰からでもゲームが作れる印象ですし、豊川と土居が守備に回る時間が増えるかもしれません。
攻め合うのか、守り合うのか、トニーニョ・セレーゾとユン・ジョンファンの戦術も見所ですね。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへにほんブログ村

にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする