今日は、テレビや新聞でおなじみの日野原 重明先生の講演会を聞きに行ってきました。
先生は「聖路加国際病院」の理事長で、先日98歳の誕生日を迎えたばかりの現役の内科医で、かくしゃくとした生き方や講演、著書などで、日本のみならず世界に多くのファンを持つ、老人のアイドルと言われています。
今日の講演は、先生が提唱されている「新老人の会」の北東北支部の主催で、会場の青森市文化会館はほぼ満員の2000人の聴衆で、先生のユーモアあふれる楽しい講演に聞き入ってきました。
98歳でも現役で働けるコツは食生活にあり、動物性脂肪をあまりとらず、塩分は控えめに、良質のたんぱく質をとること。常に目標を持って達成感を味わうこと。呼吸法が大切で吐くことから始めること。何事もまず与えることから始めること。など先生ならではの含蓄のある話が続きました。
「いのち」は目に見えないが「自分が持っている時間」であること。その時間をいかに他人のために使ったかを閻魔様が秤で計っていること。すべての「いのち」はめぐり循環すること。などを1時間の講演中歩きまわって力説していました。
最後に、参加者全員で「ふるさと」を先生の指揮で歌い、感動のうちに終わりました。
日野原ファンのうちの家内は、さっそく先生の著書を買いサインをしてもらってご満悦でした。
講演のポスター
熱弁をふるう先生
サインをもらう家内